●第44回 農林水産省賞典 京都大賞典(G2)● 10月11日京都11R 芝2400m、国際、別定、指定 10月10日更新 変更点 なし(フリーパスの日)
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 菊花賞馬オウケンブルースリ、天皇賞馬マイネルキッツが59Kを背負ってここから始動する。 そこで、国際化された03年以降で「2K増馬の出走」があった年を見ることにしたい。
連対したのが03年2着のヒシミラクルのみ。 4歳馬だからか、それとも古馬、3歳両方を過去1年以内に勝っているからかはまだ判別できないが、これを見る限りはオウケンが有利に見えてくる。 そして、この日の京都は入場料無料の「フリーパスの日」。 この日取りの設定はイマイチつかめず、中途半端さを感じる。 「リアルなファンサービス」というのなら、ブエナビスタの牝馬3冠がかかる来週の秋華賞や再来週の菊花賞のほうが来場者数も多いはず。 一方、「集客」がメインというのなら、日曜のG2などよりもOP特別や来場者数が落ちる土曜日にやればいい。 AR共和国杯よりも毎日王冠でやったほうが東京の来場者も増えるのではないだろうか。 この日程設計には何らかの作為的なものがあると思われるが、今年のフリーパスの日に行われたメインレースの結果をまとめてみた。 本年の「フリーパスの日」メインレース結果
出目論となってしまうが、枠を見る限り、1.4.7枠は出番なし。 そして、今回もサブタイトルで「農林水産省賞典」がついているが、同様の函館、小倉の両記念を見ると2着が5枠。 京都大賞典と同じ「G2グレード別定戦」で行われた金鯱賞も2着が5枠。 となると、5枠が連対することになる。 一方、ここと同じグレード別定戦となるとアンタレスS、金鯱賞があるが、同じ増量規定を持つ金鯱賞は連対枠に忘れられた増量馬がいたことも見ておきたい。 金鯱賞(59K出走馬なし) 1着 サクラメガワンダー 京都記念2着(同枠 ヴィクトリー 皐月賞馬 58K出走) 2着 シャドウゲイト 過去1年加算歴なしの58K馬 金鯱賞は1K増となる58K出走馬が2頭いる以外は基本重量で出走していたが、その増量馬の枠で決まった。 京都大賞典は現時点では2K増が2頭、1K増も2頭が登録しているが、金鯱賞と同様に過去の栄光(1年以上前G1勝ち)で増量された馬はいない。 いずれにしても増量馬の入る枠に注目する必要がありそうです。 (ここまで10月7日更新、一部10月10日加筆修正) 注目していたその5枠にはダイヤモンドS勝ちのモンテクリスエス、AR共和国杯と目黒記念でともに2着のジャガーメイルが入った。 ならば重賞2着歴までしかないが、目黒記念で同斤量57K歴をクリアしたジャガーメイルから入ってみる。 相手は対古馬未連対が気になるものの、クラシックホースが59Kで出走することからオウケンブルースリ、唯一の58K出走馬となる前年1着馬のトーホウアランを上位とする。 その後は、枠のゾロ目となるモンテクリスエス、今年になってから出走したG2ではともに連対枠入りしているトーセンキャプテンを押さえる。 プレミアムレースとなった天皇賞春を勝ったマイネルキッツは、そのほかに重賞勝ち歴を持っていないこともあり、今回は切りたい。 【 買い目 】 馬連 8-1.2.7.14 4点 【 結果 】 1着 ○ 02 オウケンブルースリ 2着 -- 03 スマートギア 3着 × 01 トーセンキャプテン ----- 4着 ◎ 08 ジャガーメイル 8着 ▲ 14 トーホウアラン 【 再考 】 |