●第102回 農林水産省賞典 京都記念(G2)●

     2月21日京都11R 芝2200m、国際、別定

     2月20日更新
     変更点 なし
11 サクラメガワンダー 57 福永 07 カワカミプリンセス 55 横山典
06 アドマイヤオーラ 58 安藤勝 08 タスカータソルテ 58 デムーロ
× 09 アサクサキングス 58 四位      

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
95回 02年 2京7芝22、混、別   取消 ナリタトップロード
96回 03年 2京7芝22、混、別 馬単・3連複発売   マイソールサウンド
97回 04年 2京7芝22、混、別     シルクフェイマス
98回 05年 2京7芝22、国、別 国際化、3連単発売   ナリタセンチュリー
99回 06年 2京7芝22、国、別     シックスセンス
100回 07年 2京7芝22、国、別 別定規定変更   アドマイヤムーン
101回 08年 2京7芝22、国、別 別定規定変更 番組変更あり アドマイヤオーラ
102回 09年 2京7芝22、国、別      

【 考察 】

 切り口がありそうでなく、どこからでも解釈できるレースに思える。

 同じ「古馬G2」といえど、賞金額は5500万〜7000万とまちまち。
 そこで、このレースと同じ「6400万」の1着賞金を持つG2別定戦でサンプルを取ってみたが、意外なことに気づく。

レース名 変更点等 1着馬(馬名後は増量) 直前加算(赤:前走) 2着馬(馬名後は増量) 直前加算(赤:前走)
京都記念 当日番組変更 アドマイヤオーラ +1 京都金杯2着 アドマイヤフジ 中山金杯
中山記念 当日番組変更 カンパニー 関屋記念 エイシンドーバー +1 京王杯SC
日経賞   マツリダゴッホ +2 有馬記念 トウショウナイト AJCC2着
大阪杯 枠連ゾロ目 ダイワスカーレット +1 有馬記念2着 エイシンデピュティ 京都金杯
金鯱賞 44回 エイシンデピュティ 大阪杯2着 マンハッタンスカイ 新潟大賞典2着
オールカマー 54回 マツリダゴッホ +2 札幌記念2着 キングストレイル (過去1年間なし)
 (注、Jpn2施行のステイヤーズSは割愛するが、2着は前走菊花賞2着のフローテーション)

 当日に番組変更のなかった日経賞以降の4レースの勝ち馬は、過去1年以内にG1に出走し、前走の重賞で賞金を加算している。

 ならば、今回該当する唯一の馬となったサクラメガワンダーをとんでもなく単純だが狙ってみたい。

 ちなみに、サクラメガワンダーが勝ったのは全て土曜日(奇数開催日)ということも付記しておく。

 サンプルとした6戦で出ていない前走G3加算歴の馬を軸とする以上、相手も出てきていないキャリアを狙ってみる。

 となると、G1の2着を直前加算歴とするカワカミプリンセスが筆頭となるだろう。

 他にはこれまでの6戦全てで出ている「増量馬」の、アドマイヤオーラ、タスカータソルテ、アサクサキングスを。
 
【 買い目 】 馬連 11-6.7.8.9 4点
 

【 結果 】
1着 × 09 アサクサキングス
2着 ◎ 11 サクラメガワンダー
3着 -- 12 ヴィクトリー
-----
4着 ○ 07 カワカミプリンセス
除外 ▲ 06 アドマイヤオーラ
( 馬連 850円 )( 参考 馬単 2380円 )

【 再考 】
 終わってみれば「結果オーライ」。

 というのは、発走直前に▲アドマイヤオーラが除外となり、それを想定していなかったため。
 きっちり読みきれていれば、除外によりハズレとなるはずだったが、除外でアタリということは運がよかっただけだろう。

 除外前の予想だったが、土曜日(奇数開催日)しか連対できない前走連対馬サクラメガワンダーの軸が読めたことが一応の収穫。

 そして、結果論だが「7日目施行」菊花賞馬アサクサキングスが勝つためにはこういった「1回限り」のレースしかない。
 58K(1K増)で出てきた馬が3頭いたが、唯一の「過去のG1勝ち」での1K増というところも見ておくべきなのだろう。

 アドマイヤオーラ、タスカータソルテは「G2(Jpn2)勝ちでの1K増」、しかも、両馬とも当日番組変更のあったレースでの加算が直前加算となっている。

 さらには、前年1着馬、増量馬として出てきているアドマイヤオーラ。
 今年からG2化したAJCC2着馬エアシェイディと被ったこともまずかったんでしょうね。
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