●第43回 報知杯フィリーズレビュー(Jpn2)(桜花賞トライアル)● 3月15日阪神11R 芝1400m、3歳、牝、混合、馬齢、指定 3月14日更新 変更点 なし
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 まず、登録段階で気になっていたのだが、2歳重賞の勝ち馬が1頭も出走してこなかった。 連対馬ではファンタジーS2着のワンカラット、小倉2歳S2着のコウエイハートと2頭いるが、ともに2着までで勝ちきっていない。 そういった顔ぶれとなったフィリーズレビューは馬齢重量になった03年以降では昨年のみ。 その昨年をサンプルとして考えたい。 勝ったマイネレーツェルの戦歴を見ると気になることがある。 というのは「阪神JFの前週までに2勝しているが、JFに出走していない」こと。 今年の登録馬で似た馬が1頭いる。 2歳500万のベゴニア賞を勝ってOP入りしたがJFに出走していないパールシャドウ。 この馬を狙ってみたい。 本番と同距離戦のトライアルとなったチューリップ賞、弥生賞ではOP在籍馬のみの枠が勝った。 このレースは別距離である以上、違った結末を見せるのではないか?と考えたい。 2頭しかでなかった賞金400万の馬の1頭と組んだことも評価して、ここから入りたい。 前年をサンプルとするのなら、相手は前走で500万を勝った馬、500万をダートで勝った馬となり、これだけで素直に5頭となるのだが、あまりにも安直。 そこで、調べると、昨年の連対枠に入った馬に「同距離戦連勝歴」を持っている馬がいる。 08年フィリーズレビュー 1着同枠 ペプチドルビー 新馬→すずらん賞 1200m戦連勝 2着同枠 マチカネハヤテ 未勝利→かささぎ賞 1200m戦連勝 今回の出走馬で該当するのは6頭。 02 パールシャドウ 新馬→ベゴニア賞 1600m戦連勝 05 スイリンカ 新馬→こぶし賞 1600m戦連勝 09 ショウナンカッサイ 牝新馬→ききょうS 1400m戦連勝 10 アイレンベルク 牝未勝利→500万 1400m戦連勝 14 コウエイハート 九州未勝利→ひまわり賞 1200m戦連勝 16 ラヴェリータ 未勝利→ポインセチア賞 ダ1400m戦連勝 そこで、相手筆頭には前走500万勝ちの連勝馬スイリンカをあげ、その後はダートでの連勝は同枠馬までと見てラヴェリータの同枠に入ったチャームポット、スイリンカの同枠に入った500万ダート勝ちのアイアムカミノマゴに加え、ショウナンカッサイ、コウエイハートのOP勝ち歴を持つ馬をあげる。 【 買い目 】 複勝2、馬連 2-5.6.9.14.15 計5点 【 結果 】 1着 -- 07 ワンカラット 2着 △ 06 アイアムカミノマゴ 3着 -- 13 レディルージュ ----- 8着 ▲ 15 チャームポット 9着 ○ 05 スイリンカ 11着 ◎ 02 パールシャドウ 【 再考 】 縦(そのレースの歴史)と横(その年の全体の流れ)の両方を見なければいけなかったというレース。 横としては今年のチューリップ賞、弥生賞の勝ち馬がともに2歳同距離重賞勝ち歴を持っていた。 2歳重賞勝ち馬がいない顔ぶれになったのなら2着歴まででOKということだったのだろう。 一方、連勝馬スイリンカの同枠馬アイアムカミノマゴが2着に突っ込んできたところを見ると、縦としての見方はあっていた。 昨年の2着馬ベストオブミーも500万勝ちはダート戦だったので、その点もよかったのではないだろうか。 |