●第47回 アルゼンチン共和国杯(G2)● 11月8日東京11R 芝2500m、国際、ハンデ、特指 11月7日更新 変更点 J2→G2
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 一昨年の勝ち馬アドマイヤジュピタが天皇賞を、昨年の勝ち馬スクリーンヒーローがジャパンCを制し、出世レースになったと思わせるが、あくまでもそれは「Jpn2」としての一過性のものとして受け取っている。 名前が出たアドマイヤジュピタ、スクリーンヒーローはともに1600万下在籍で格上挑戦の立場だったが、今年は出走全馬がオープン在籍馬という顔ぶれのうえに、Jpn2時代の2年間にはなかった3歳馬の出走がある。 これを見る限り、今年から再び元に戻って「単なるハンデ戦」になったと考えたい。 今年から同様にG2となったハンデ戦というと目黒記念だが、その目黒記念は前年の勝ち馬ホクトスルタンが2着同枠馬に入った。 ここでは前年勝ち馬は出ていないが、2着馬ジャガーメイルが出走する。 さらには国際化され、3歳馬が出ていた05、06年の2着馬はともにハンデG2で2着歴を持つ馬。 これらから勘案すると、前年2着馬ジャガーメイルから行かざるを得ないのでは?と思えてくる。 相手だが、前述した05年、06年の1着馬は春の天皇賞に向けたステップ戦を4着と力走するも本番に出ていなかった。 今年も日経賞4着→春の天皇賞不出走というアーネストリーという馬がいる。 同枠に京都大賞典負けのハンデ頭がいるのもプラスだろう。 あとは目黒記念の裏となるミヤビランベリ自身と同枠のモンテクリスエス、ハンデ重賞2着歴しかないブレーヴハートと同枠のスマートギアを押さえたい。 【 買い目 】 馬連流し 計4点 【 結果 】 1着 △ 06 ミヤビランベリ 2着 ○ 08 アーネストリー 3着 -- 13 ヒカルカザブエ ----- 5着 ◎ 17 ジャガーメイル 7着 ▲ 05 モンテクリスエス ( 参考 馬連 13520円、馬単 34080円 ) 【 再考 】 スマートギアを押さえまで下げ、トウショウウェイヴなどの人気馬を無印としたことは収穫だが、詰めが甘かった。 詳細を割愛した形で書いたのだが、古馬G2のハンデ戦というと年間でわずか3レース。 そのハンデG2連対歴を持つ馬がいなかった日経新春杯でAR共和国杯1着同枠のテイエムプリキュアが勝ち、目黒記念で前年1着のホクトスルタンが2着同枠となった過去がある。 そして、目黒記念を勝ったミヤビランベリがここを制した。 となると、前年2着、目黒記念でも2着と2着枠にしか来れないジャガーメイルに出番が来ることは無く、ハンデG2での1着枠入り歴を求めてきたということなのだろう。 今年からG2に表記を変えたレースでの勝ち馬自身が出てきた以上、目黒記念1着同枠のダンスアジョイや2着のジャガーメイルが馬群に沈むのも無理はない。 2着が揃ったことでジャガーメイルを狙ったのだが、サンプルで出した05年は日経新春杯のコピー決着だったことから見ると、ハンデG2最先着馬となるミヤビランベリがジャガーメイルよりも前でゴールする、ということで見るべきだったか。 3歳馬ヴィーヴァヴォドカの出走でタテ(このレースの歴史)にばかり目が向いてしまい、ヨコ(今年全体の傾向)をしっかりと見ていなかったことが失敗の原因だったのだろう。 ちなみに、2着のアーネストリーに関しては本文に書いたとおり、「日経賞4着→天皇賞春不出走」のキャリアがモノをいったのではないか?と考えている。 |