●第50回 宝塚記念(G1)● 
    6月28日阪神10R 芝2200m、国際、定量、指定

    6月27日更新
    変更点 なし
11 ディープスカイ 58 四位 08 サクラメガワンダー 58 福永
09 ドリームジャーニー 58 池添 10 スクリーンヒーロー 58 横山典
× 14 カンパニー 58 岩田      

【 過去7年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
43回 02年 3阪4芝22、国、定、指 夏季番組移行   ダンツフレーム
44回 03年 3阪4芝22、国、定、指 馬単・3連複発売 枠連ゾロ目万馬券 ヒシミラクル
45回 04年 3阪4芝22、国、定、指 50周年記念   タップダンスシチー
46回 05年 3阪4芝22、国、定、指 3連単発売   スイープトウショウ
47回 06年 4京4芝22、国、定、指 代替京都   ディープインパクト
48回 07年 3阪4芝22、国、定、指     アドマイヤムーン
49回 08年 3阪4芝22、国、定、指 11R→10R   エイシンデピュティ
50回 09年 3阪4芝22、国、定、指      

【 考察 】
 安田記念と同じく、ダービー馬2頭での決着もありか?と思わせた宝塚記念だったが、ウオッカが登録だけで回避した。
 しかし、もう1頭のダービー馬ディープスカイが出走を予定している以上、ここから考えたい。

 ダービー馬と宝塚記念(02年以降)
年、回数 着順、馬名、年齢、年(※1) 前走 宝塚記念変更点 宝塚記念備考(※2)
03年、44回 着外 ネオユニヴァース 3歳(03年) 東京優駿 1着 馬単、3連複発売 空白世代あり(7歳)
06年、47回 1着 ディープインパクト 4歳(05年) 天皇賞春 1着 代替京都施行 空白世代あり(3歳)
07年、48回 2着 メイショウサムソン 4歳(06年)
着外 ウオッカ 3歳(07年)
天皇賞春 1着
東京優駿 1着
  空白世代あり(7歳)
08年、49回 2着 メイショウサムソン 5歳(06年) 天皇賞春 2着 11R施行→10R施行 空白世代あり(3.8.9歳)
09年、50回 ? ディープスカイ 4歳(08年)     空白世代あり(3歳)
 ※1. ダービーを勝った年。
 ※2. 3歳馬〜7歳馬の5世代が全て出ていれば記載なし

 ダービー馬が宝塚記念で連対するには天皇賞連対の古馬となっていることが必要とされているようだ。
 となると、ディープスカイは消えるが、「58KでG1連対」と見方を少しずらせば安田記念2着で条件は満たしている。

 そして、ディープインパクトが勝ったダービーは「1日11R施行最終年」のダービー、メイショウサムソンが勝ったダービーは「1日12R施行初年」だったが「旧G1表記最終年」のダービーでいずれも再現不能なものであった。

 ディープスカイが勝ったダービーといえば、「JRAプレミアム」としてのダービーだった。
 再現不能なダービー勝ちを求めてくるのならば、ここでも出番はあるだろう。

 (以上、6/23更新)

 ブログに先に書いたので、そちらを読まれた方は再掲という形になるが、天皇賞春を勝ったマイネルキッツが出走する。

 天皇賞春1着馬が出走した宝塚記念(夏季番組以降後)
年、天皇賞春1着馬 天皇賞備考 宝塚成績 宝塚記念備考 クラシック 地方馬
03年 ヒシミラクル   1着 枠ゾ万 菊花賞 なし
06年 ディープインパクト 133回、9R⇔10R 1着 代替京都 東京優駿、皐月賞、菊花賞 2着同枠 コスモバルク
07年 メイショウサムソン 祝日 2着 11R施行最終年 東京優駿、皐月賞 2着同枠 コスモバルク
09年 マイネルキッツ JRAプレミアム、祝日     (連対歴なし)  

 安田記念連対馬と宝塚記念
年、安田記念連対馬 安田記念備考 宝塚記念成績 地方馬
02年 2着 ダンツフレーム 枠連ゾロ目 1着 なし
03年 1着 アグネスデジタル 馬単発売 着外  
04年 1着 ツルマルボーイ   着外 2着同枠 コスモバルク
05年 2着 スイープトウショウ 3連単発売、55回、8R⇔9R 1着  
07年 1着 ダイワメジャー 使用芝コース変更 着外  

 天皇賞組はクラシックホースしか出番はない。
 となると、マイネルキッツは危険な人気馬となる一方で「安田記念を2着で通過した古馬重賞未勝利の4歳馬」が勝っているのが宝塚記念。
 それと全く同じディープスカイには最高の舞台となるのだろうか?

 また、夏季番組に以降した02年以降で宝塚記念が阪神施行で、何かの変更があった年。
 不思議と金鯱賞組の枠に出番がやってくる。
宝塚変更点 金鯱賞1着馬、宝塚着順 金鯱賞2着馬、宝塚着順 金鯱賞変更点
02年 夏季番組移行 ツルマルボーイ 2着 エアシャカール 4着  
03年 馬単・3連複発売、44回 タップダンスシチー 3着 ツルマルボーイ 2着 馬単発売
04年 50周年記念 タップダンスシチー 1着   (不出走) 50周年記念、別定規定変更
05年 3連単発売 タップダンスシチー 着外 ヴィータローザ 1着同枠 3連単発売
06年 代替京都   (不出走)   (不出走) 別定規定変更
07年     (不出走) スウィフトカレント 着外  
08年 11R→10R エイシンデピュティ 1着   (不出走) 44回
09年   サクラメガワンダー ?   (不出走) 11R→10R

 となると、今年は梅雨空に「桜」満開?となるのだろうか?

 さて、そろそろ結論を。
 今回は「3歳馬がいないが、ダービー馬がいる」という視点で見たい。

 ならば、狙うのは06年、08年の巻きなおし。
 06年、08年は前述したようにディープインパクト、メイショウサムソンと春の2冠馬がやってきた。

 それに加えて安田記念2着から顔を出してきたこともあわせてディープスカイから入りたい。
 
 相手筆頭は58K連対歴のないG1、G2勝ち馬としてサクラメガワンダー、ドリームジャーニー、スクリーンヒーローを上位とし、その後にコスモバルクと同枠になったことでカンパニーを押さえたい。

【 買い目 】 馬連 11-8.9.10.14 計4点


【 結果 】
1着 ▲ 09 ドリームジャーニー
2着 ○ 08 サクラメガワンダー
3着 ◎ 11 ディープスカイ
( 参考 馬連 2630円、馬単 5310円、3連複 720円、3連単 10630円 )

【 再考 】
 印を入れた5頭が1着から5着を独占したものの、肝心な◎ディープスカイが3着。
 
 「安田記念2着」「対古馬未勝利」「4歳馬」ということで、02年、05年の再来と読んだのだが、これは間違いだったようです。

 02年は夏季番組移設初年、05年は3連単発売初年ということで、本体設計にも目に見える変更があった。

 今年も「全レース3連単発売」という変更点はあったが、宝塚記念本体だけを見るならば変更はなし。

 その点の違いと大阪杯→安田記念というローテーションが3着までという結末だったと受け取りたい。

 宝塚記念と金鯱賞で、片側だけが変更した年は金鯱賞組が来るという傾向から見た○サクラメガワンダーだけが収穫。

 しかし、勝ったドリームジャーニー。
 古馬になってからは最後の「Jpn3」としての小倉記念勝ちに、1回限りの「2日目」朝日CC勝ち。
 このキャリアから古馬戦線をスタートさせた馬に出番が来たことを一度見ておく必要があるだろう。

 そして、1着同枠に取消戦ジャパンC勝ちのスクリーンヒーロー、2着同枠にプレミアムレース天皇賞春2着のアルナスラインとG1連対馬をきっちりと配置している所を見ると、ディープスカイにとっては同枠を組んだモンテクリスエスでは役不足だったということなのだろうか?。

 ちっとも「再考」になってませんが、そんなことを改めて思いましたので記載してみました。
 
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