●第56回 北海道新聞杯クイーンステークス(Jpn3)● 8月17日札幌09R 芝1800m、牝、混合、別定、特指 8月16日更新 変更点 なし(出走取消 01ザレマ)
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 顔ぶれだけを見ると3歳の実力馬がこぞって出走してきたという印象を受ける。 しかし、取消戦桜花賞の連対馬に阪神JpnTの侵略を受けた優駿牝馬の連対馬(1着馬は2日目最終年の阪神JFを勝ったトールポピー、2着馬は取消戦桜花賞2着のエフティマイアに同枠のムードインディゴ)が56回というゾロ目開催明けのここを制するのならば「空洞化」という結末を迎えるためのものだろう。 今年になってからの「古馬、混合、JpnV」で非ゾロ目開催となったものは小倉大賞典と函館スプリントSの2レースあった。
ともに何かを前年から変更し、変更のあったレースで賞金を加算した馬を起用している。 そうなると、何も前年から変更がないこのレースでは、直前の賞金加算が据置戦となった馬を起用してくることが考えられる。 前年から据え置かれたレースで直前加算をした馬は、アドマイヤスペース(HBC杯)、エフティマイア(優駿牝馬2着)、ベストオブミー(フィリーズ2着)、ムードインディゴ(忘れな草賞)、ユキチャン(関東オークス)の5頭。 この5頭なら3歳馬で条件戦の加算歴もないムードインディゴを狙ってみたい。 ---------- などど木曜日に書いたが、金曜夜に枠順を確認してみると01ザレマが出走取消。 これですべてやり直しとなった。 ということで、まずはこんなことから見てみたい。 過去1年間でレース当日に取消等、何らかの突発的な変更を受けた古馬牝馬重賞は4レース。
さて、上2つと下2つはレースの構成に大きな違いがある。 京都牝馬Sの別定規定は「1200万ごと1K増」、中山牝馬Sは「弱者救済」の側面を持つハンデ戦。 「2000万ごと1K増」の別定規定を持ち、女王杯へつながるローテーションの一端を担うクイーンS。 このレースがそういった面を見せるとは考えづらい。 こうなると、取消戦となった今年の桜花賞連対馬でそのまま終了ということも考えられる。 さらには、過去1年間で出走取消のあった古馬JpnV戦は3レースあるが、 キーンランドC(1着 クーヴェルチュール) エルムS(2着 マコトスパルビエロ)、 中日新聞杯(1着 サンライズマックス/2着 ダイレクトキャッチ) といずれも3歳馬が連対している。 こうなったら3歳馬に追い風が吹いた、と考えてもいいだろう。 そこで結論だが、人気馬で決まり波乱はないと見たい。 資格賞金1位馬の連対は一昨年2着のヤマニンシュクルのみ。 その年のように7歳馬の出走はないので、エフティマイアの評価をさげ、◎には取消戦桜花賞勝ちのレジネッタ。 3歳馬どうしでの決着もあるとみて、相手筆頭は古馬相手の賞金加算に成功しているメイショウベルーガ。 前走の「非枠連発売、11R設計→10R施行」となったかもめ島特別勝ちの意義を持ち込む可能性は大とみたい。 その後は古馬では唯一の重賞勝ち馬となっているヤマニンメルベイユ。 施行順変更日中山牝馬S勝ちのキャリアは通じるだろう。 その後は前述したエフティマイア。 この4頭でまとめたい。 人気の一角となるだろうユキチャン。競馬界の活性化という面で走ってもらいたいという気はあるが、前走のダート戦を嫌って今回は無印とした。 【 買い目 】 馬連 2.4.8.14 ボックス 計6点 【 結果 】 1着 ▲ 04 ヤマニンメルベイユ 2着 ◎ 08 レジネッタ 3着 -- 06 フミノサチヒメ ----- 7着 ○ 14 メイショウベルーガ ( 馬連 730円 )( 参考 馬単 1580円 ) 【 再考 】 |