●第13回 プロキオンステークス(G3)● 7月13日阪神10R ダート1400m、国際、別定、指定 7月8日更新 変更点 11R→10R
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 この阪神開催はメインレースが昨年までの11Rから10Rに変更されたが、それぞれのメインレースの結果を見ておきたい。
11Rから10Rに変わっただけのレースは2.4.6日目のオープンクラスのレースのみ。 この3レースを見ると、2着が2枠で固められているうえに、重賞は1着が6枠。 また、オープンクラスの3レースの1着枠には前走勝ち馬が入っている。
オープン1着なら現物起用しているようだが、出走馬13頭ではビッグカポネ(名古屋城S)、マイネルレーニア(ストークS)、ラインドライブ(鎌倉S)、リミットレスビッド(さきたま盃)と4頭おり、OP勝ちはリミットレスビッドのみ。 で、表を見ると、単勝、枠連がともに万馬券決着となったマーメイドS以外で気になる点がある。 宝塚記念は同じ「国際、古馬58K定量戦」となっている春秋天皇賞で連対枠入りした馬をまとめて起用、米子Sは同じ「国際、ハンデ」となっている都大路Sの勝ち馬をそのまま持ってきた。 07年天皇賞秋 1着 メイショウサムソン 同枠 エイシンデピュティ 08年天皇賞春 2着 メイショウサムソン 同枠 ドリームパスポート いずれも宝塚記念連対枠入り。 プロキオンSは「国際、グレード別定戦」。 前走でそういったレースを走ったのはサンライズバッカス(東海S11着)だが、別定規定が微妙に違う。 (東海Sは基礎重量57KでGT1着馬2K増、プロキオンSは基礎重量56KでGT1着馬は3K増。裏返せば古馬56K出走馬が東海Sにはありえない。) では、そういったレースを走ってきた前科を持った馬は?となると、8枠2頭しか見当たらない。 宝塚記念で44回金鯱賞勝ちのエイシンデピュティを勝たせ、米子Sでは前走単勝万馬券戦となった都大路S勝ち馬を勝たせた。 ならば、このプロキオンSで「第22回、積雪代替競馬」根岸S勝ちを直前加算に持つワイルドワンダーに出番があっていいだろう。 相手は同じ「国際、グレード別定」戦での賞金加算歴を持つ同枠のリミットレスビッドが筆頭。 オープンの3レースで2枠を2着に持ってきているので、2枠に入った3歳馬シルクビッグタイム。 あとは3連勝したレースが全て当日に何らかの変更を起こしているゼンノパルテノンを押さえたい。 6枠の2頭を狙い打とうかと思ったが、ちょっと脈無しなので今回は無印。 馬券的には、ワイルドワンダーの勝った根岸Sが前走ではないこと、そして、このレースには3歳馬が出走しているので8枠が2着という考え方もできるだろう。 やや変則的な買い方になるが、8枠からの枠連とシルクからの馬単を買ってみたい。 【 買い目 】 枠連 8-2.3.8、馬単 2→3.12.13 計6点 【 結果 】 1着 -- 11 ヴァンクルタテヤマ 2着 ◎ 12 ワイルドワンダー 3着 -- 07 サンライズバッカス ----- 5着 ▲ 02 シルクビッグタイム 6着 ○ 13 リミットレスビッド 【 再考 】 |