●第13回 プロキオンステークス(G3)● 
    7月13日阪神10R ダート1400m、国際、別定、指定

    7月8日更新
    変更点 11R→10R
12 ワイルドワンダー  57 岩田 13 リミットレスビッド 58 内田
02 シルクビッグタイム 53 福永 03 ゼンノパルテノン 56 武豊

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 3阪2ダ14、混、別、指 夏季番組移行 9R⇔10R スターリングローズ
8回 03年 3阪2ダ14、混、別、指 馬単・3連複発売   スターリングローズ
9回 04年 3阪2ダ14、混、別、指   9R⇔10R ニホンピロサート
10回 05年 3阪2ダ14、国、別、指 国際化、3連単発売   ブルーコンコルド
11回 06年 4京8ダ14、国、別、指 代替京都、2日→8日、別定規定変更 9R⇔10R メイショウバトラー
12回 07年 3阪8ダ14、国、別、指 代替戻り、別定規定変更   ワイルドワンダー
13回 08年 3阪8ダ14、国、別、指 11R施行→10R施行    

【 考察 】
 この阪神開催はメインレースが昨年までの11Rから10Rに変更されたが、それぞれのメインレースの結果を見ておきたい。
日、レース名 対前年変更点 1着馬名、年齢 頭数、出馬構成 枠連 馬連
1日目 ストークS 7日目11R→1日目10R、定量→ハンデ、特指→なし マイネルレーニア 4歳 18頭、7歳無 5→3 9→5
2日目 マーメイドS 11R→10R トーホウシャイン 牝5歳 12頭、3歳、7歳上無 6→2 8→2
3日目 安芸S 1日目11R→3日目10R ルミナスポイント 牝5歳 16頭、3歳、4歳無 6→7 12→14
4日目 宝塚記念 11R→10R エイシンデピュティ 6歳 14頭、3歳、牝無 6→2 9→2
5日目 ジュライS (新設競走) サンダルフォン 5歳 16頭 5→1 10→1
6日目 米子S 11R→10R フサイチアウステル 6歳 10頭、3歳、7歳無 1→2 1→2
7日目 灘S 5日目11R→7日目10R、角指定→非指定   16頭、3歳無    
8日目 プロキオンS 11R→10R   13頭、7.8歳、牝無    

 11Rから10Rに変わっただけのレースは2.4.6日目のオープンクラスのレースのみ。
 この3レースを見ると、2着が2枠で固められているうえに、重賞は1着が6枠。

 また、オープンクラスの3レースの1着枠には前走勝ち馬が入っている。
レース名 連対枠入り 前走賞金加算 備考
マーメイドS 1着 トーホウシャイン    
同枠 ホウショウループ 1000万1着  
2着 ピースオブラヴ   福島牝馬S1着同枠
宝塚記念 1着 エイシンデピュティ 金鯱賞1着(44回) 天皇賞秋1着同枠
同枠 ドリームパスポート   天皇賞春2着同枠
2着 メイショウサムソン 天皇賞春2着(祝日) 天皇賞秋1着
米子S 1着 フサイチアウステル 都大路S1着(単勝万馬券)  
2着 マチカネオーラ   前年金鯱賞1着同枠(43回)

 オープン1着なら現物起用しているようだが、出走馬13頭ではビッグカポネ(名古屋城S)、マイネルレーニア(ストークS)、ラインドライブ(鎌倉S)、リミットレスビッド(さきたま盃)と4頭おり、OP勝ちはリミットレスビッドのみ。

 で、表を見ると、単勝、枠連がともに万馬券決着となったマーメイドS以外で気になる点がある。

 宝塚記念は同じ「国際、古馬58K定量戦」となっている春秋天皇賞で連対枠入りした馬をまとめて起用、米子Sは同じ「国際、ハンデ」となっている都大路Sの勝ち馬をそのまま持ってきた。

 07年天皇賞秋
 1着 メイショウサムソン 同枠 エイシンデピュティ
 08年天皇賞春
 2着 メイショウサムソン 同枠 ドリームパスポート  いずれも宝塚記念連対枠入り。

 プロキオンSは「国際、グレード別定戦」。
 前走でそういったレースを走ったのはサンライズバッカス(東海S11着)だが、別定規定が微妙に違う。
 (東海Sは基礎重量57KでGT1着馬2K増、プロキオンSは基礎重量56KでGT1着馬は3K増。裏返せば古馬56K出走馬が東海Sにはありえない。)

 では、そういったレースを走ってきた前科を持った馬は?となると、8枠2頭しか見当たらない。

 宝塚記念で44回金鯱賞勝ちのエイシンデピュティを勝たせ、米子Sでは前走単勝万馬券戦となった都大路S勝ち馬を勝たせた。
 ならば、このプロキオンSで「第22回、積雪代替競馬」根岸S勝ちを直前加算に持つワイルドワンダーに出番があっていいだろう。

 相手は同じ「国際、グレード別定」戦での賞金加算歴を持つ同枠のリミットレスビッドが筆頭。
 オープンの3レースで2枠を2着に持ってきているので、2枠に入った3歳馬シルクビッグタイム。
 あとは3連勝したレースが全て当日に何らかの変更を起こしているゼンノパルテノンを押さえたい。

 6枠の2頭を狙い打とうかと思ったが、ちょっと脈無しなので今回は無印。

 馬券的には、ワイルドワンダーの勝った根岸Sが前走ではないこと、そして、このレースには3歳馬が出走しているので8枠が2着という考え方もできるだろう。

 やや変則的な買い方になるが、8枠からの枠連とシルクからの馬単を買ってみたい。
 
【 買い目 】 枠連 8-2.3.8、馬単 2→3.12.13 計6点


【 結果 】
1着 -- 11 ヴァンクルタテヤマ
2着 ◎ 12 ワイルドワンダー
3着 -- 07 サンライズバッカス
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5着 ▲ 02 シルクビッグタイム
6着 ○ 13 リミットレスビッド

【 再考 】
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