●サマー2000シリーズ 第44回 農林水産省賞典新潟記念(G3)● 
    8月31日新潟11R 芝2000m、国際、ハンデ、特指

    8月30日更新
    変更点 なし
11 アルコセニョーラ 52 武士沢 03 ダイシングロウ 56 川田
09 ミヤビランベリ 55 吉田豊 17 トウショウヴォイス 54 田中勝
× 04 ミストラルクルーズ 54 柴田善 × 10 コスモプラチナ 52 石橋脩

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
38回 02年 3新6芝20、混、H、特 馬単・3連複発売   トーワトレジャー
39回 03年 3新6芝20、混、H、特   取消 ダービーレグノ
40回 04年 3新6芝20、混、H、特 50周年記念   スーパージーン
41回 05年 3新6芝20、混、H、特 3連単発売   ヤマニンアラバスタ
42回 06年 3新6芝20、国、H、特 国際化 除外 トップガンジョー
43回 07年 3新6芝20、国、H、特     ユメノシルシ
44回 08年 3新6芝20、国、H、特      

【 考察 】
 サマー2000シリーズも最終戦。
 そこで、今年のサマー2000シリーズを振り返りたい。

レース 当日変更点 備考 頭数、枠連、馬連 1着馬 直前加算
七夕賞   3、7歳なし 16頭、5→6、9→11 ミヤビランベリ 鴨川特別10
農林 函館記念 8R→12R→11R→10R 3歳なし、牝馬なし 14頭、3→7、4→11 トーセンキャプテン 過去1年なし
農林 小倉記念   7歳なし 15頭、2→6、3→10 ドリームジャーニー 神戸新聞杯
札幌記念 8R→12R→11R 7歳なし、牝馬なし 11頭、5→4、5→4 タスカータソルテ 中京記念
農林 新潟記念     18頭    
 (開催回数は全て第44回、レース名の緑文字はJ3、赤字はJ2)

 「農林水産省賞典」のサブタイトルが入った函館記念、小倉記念は「3歳Jpn勝ち歴のある4歳馬」トーセンキャプテン(アーリントンC)、ドリームジャーニー(神戸新聞杯)が制した。

 では、新潟記念は?ということで今年の出走馬を見ると、「3歳限定」Jpn戦勝ち馬はいないのだが、取捨選択を迷わせる馬が1頭いる。
 3歳時に福島記念(JpnV)を制したアルコセニョーラ。
 「3歳Jpn勝ち」と書いたが、「3歳時にJpn戦を勝った」と考えることも可能。

 そして、こういったことを考えることも出来るだろう。

 トーセンキャプテン 当日変更なしのアーリントンC勝ち → 当日変更のある函館記念勝ち
 ドリームジャーニー 当日変更のある神戸新聞杯勝ち → 当日変更なしの小倉記念勝ち

 ならば、と考えるとアルコセニョーラで合点がいく。

 アルコセニョーラ 当日変更はないものの7日目最終年43回福島記念勝ち→当日変更なしの新潟記念では・・・・・・?。
 
 そして、当日に変更がないレースでは6枠が2着に入っている。
 アルコセニョーラが6枠に配置されたことも踏まえて、この馬から入ってみたい。

 一方、このレースはG3戦。そう考えると七夕賞も見ておきたい。

 七夕賞で連対枠入りした4頭にはいずれも、過去1年以内に同距離戦連対歴を持っていた。  

 1着 ミヤビランベリ 鴨川特別1着/同枠 グラスボンバー 福島民報杯2着
 2着 ミストラルクルーズ 駒ケ岳特別2着/同枠 キャプテンベガ 関ヶ原S1着

 今回該当するのは2枠と5枠。
 03 ダイシングロウ 京橋特別1着、小倉記念2着
 04 ミストラルクルーズ 七夕賞2着

 09 ミヤビランベリ 鴨川特別1着、七夕賞1着
 10 コスモプラチナ 天の川S1着

 その2枠、5枠を消せないので、この4頭と前年の2着馬トウショウヴォイスをあげたい。
 馬券は枠連を軸に。

【 買い目 】  枠連 2.5.6ボックス、2-8、馬連 11-3.4.9.10.17 計9点


【 結果 】
1着 ◎ 11 アルコセニョーラ
2着 -- 07 マイネルキッツ
3着 -- 05 トウショウシロッコ
-----
9着 ▲ 09 ミヤビランベリ
18着 ○ 03 ダイシングロウ
( 参考:単勝 4910円、複勝 1100円 )

【 再考 】
 あまりにも見事すぎる2着抜けで買い目で出した馬券はハズレに終わったのだが、◎アルコセニョーラ(16番人気)の読みは本文記載の通り。

 「農林水産省賞典」のサマー2000シリーズではJpn化したレースを制した馬が持っていく。
 当日に取り消しや施行順変更のないレースでは6枠が指定枠。

 6枠に入った福島記念勝ち馬アルコセニョーラがキーになった。

 しかも最終戦だからこそこれまでの「2着枠」から「1着枠」へとひっくり返す結末までもが見事。
 出目の様式美とでもいうのだろうか?

 とはいえ、2着のマイネルキッツは読めず。
 直前の賞金加算が「降雪代替競馬」となった早春賞(1600万)だったから、この馬を入れてもよかったですし、もう1点増やすのならこの馬でしたが、一応、印は6つまでと決めてますし、予想段階では前走勝ちでOP入りしたコスモプラチナを斬る材料がなかったんですよね……。
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