●第13回 東京中日スポーツ杯武蔵野ステークス(G3)●

    11月8日東京11R ダート1600m、国際、別定、指定

    11月7日更新
    変更点 4回8日→5回1日、別定規定変更、当日9R⇔12R
11 ユビキタス 56 安藤勝 13 サンライズバッカス 58 佐藤哲
03 タケミカヅチ 55 柴田善 01 カネヒキリ 58 武豊
× 02 トーセンブライト 56 藤岡佑 × 08 アグネスジェダイ 57 田中勝

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 4中7ダ18、国、別、指 代替中山ダ18、馬単・3連複発売、国際認定   ダブルハピネス
8回 03年 3東7ダ16、国、別、指 代替戻り、別定規定変更   サイレントディール
9回 04年 4東7ダ16、国、別、指 3連単発売、別定規定変更   ピットファイター
10回 05年 4東7ダ16、国、別、指 賞金減額(4200→3900)   サンライズバッカス
11回 06年 4東7ダ16、国、別、指     シーキングザベスト
12回

07年 4東8ダ16、国、別、指

7日→8日、別定規定変更   エイシンロンバート
13回

08年 5東1ダ16、国、別、指

4回8日→5回1日、別定規定変更 9R⇔12R  

【 考察 】
 JCダートの1週繰り下げに伴ってこちらも繰り下げられたが、当日の9Rと12Rを当初の予定から入れ替えたことで、正規のサンプルとなるのが1年先送りされたと考えたい。

 そして今年は11月施行ということで、3歳馬の基礎重量が例年の54Kから55Kになっている。
 先週のスワンSで同じように3歳馬ファリダットを狙って撃沈したが、スワンSでもあった日程変更と別定規定変更に加え、今回は当日の施行順変更もあり、先週とは違う結末を見せるのではないだろうか?

 となると、再度3歳馬を狙ってみる手はあるだろう。
 そこで今回、人気となるが3歳増量馬ユビキタスから入りたい。

 ユニコーンSを制して1K増量された56K。
 3歳春の馬齢重量と同斤量になるが、同重量での重賞連対歴を持つ3歳馬が出てきたときは強い。

 01年 1着 クロフネ(増量2K、57K) NHKマイルC
 03年 1着 サイレントディール(増量1K、56K、11月施行) シンザン記念
 
 過去に2頭しかいないが、いずれも勝っており、この点を評価したい。

 相手には01年、03年を見ると、過去1年間の成績とは無関係(1年以上前)の実績で増やされた馬が2着に入っている。

 01年 2着 イーグルカフェ (増量3K、59K) 過去1年重賞勝ちなし
 03年 2着 ハギノハイグレイド(増量2K、58K) 過去1年重賞勝ちなし

 そこで同じような形の増量を受けるカネヒキリ、サンライズバッカス、アグネスジェダイ(いずれも過去1年内賞金加算歴なし)。
 3歳になってからは当日に何らかの変更があったレースでしか連対していないタケミカヅチ(共同通信杯2着(積雪代替競馬)、皐月賞2着(当日9R⇔10R))。

 さらには直前加算がダート重賞2着のトーセンブライトまで押さえたい。

【 買い目 】 馬連 11-1.2.3.8.13 計5点


【 結果 】
1着 -- 07 キクノサリーレ
2着 ○ 13 サンライズバッカス
3着 ◎ 11 ユビキタス
-----
6着 ▲ 03 タケミカヅチ

【 再考 】
 「3歳馬を狙ってみる手はある」と文中で書き、その通り3歳馬キクノサリーレが制したが、◎としたユビキタスは3着。
 クロフネ、サイレントディールにあった「芝重賞での勝ちクラ」がなかったのがやはり大きなマイナス要素だったのだろう。

 同じように、代替競馬の共同通信杯2着に加えて施行順を変更した皐月賞でも2着となり、今回が初ダートという▲タケミカヅチも「勝っていない」ことがマイナスだったか。

 馬単が発売されてからは昨年のユノナゲット以外に出ていない「前走1600万下勝ち」。
 1回限りとなった8日目施行の昨年、ユノナゲットが初めてそのキャリアで出走していたがあっさりと8着に敗退したので、当日の施行順を変更したここでの起用ももちろんない、と思っていた。

 1600万下から一気に突き抜けるにはこういったところでしか出番がないのだろうか?

 一方、2着に入った○サンライズバッカス。
 直前1年間の賞金加算歴がないが、3着続きで馬券対象になっていた。この点が出走すらせずに同じ58Kを背負って出てきた△カネヒキリとの違いなのだろう。

 1年以上加算歴を持っていないが、昨年の7日間開催平安S2着→フェブラリーS1着という実質再現不能のキャリアを考えるとここでの出番があってもいい、ということだったのだろう。
 
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