●第13回 マーメイドステークス(G3)● 
    6月22日阪神10R 芝2000m、牝、国際、ハンデ、特指

    6月21日更新
    変更点 11R施行→10R施行
06 ブリトマルティス 53 武豊 05 ベッラレイア 56 秋山
03 サンレイジャスパー 56 難波 12 レインダンス 55 武幸
× 11 ザレマ 54 和田      

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 3阪8芝20、牝、混、別、特 特指化、夏季番組移行   ヤマカツスズラン
8回 03年 3阪8芝20、牝、混、別、特 馬単・3連複発売   ローズバド
9回 04年 3阪8芝20、牝、混、別、特   9R⇔10R アドマイヤグルーヴ
10回 05年 3阪8芝20、牝、国、別、特 国際化、3連単発売、賞金減額(4200→3900) 取消 ダイワエルシエーロ
11回 06年 4京2芝20、牝、国、H、特 代替京都、8日→2日、別定→ハンデ   ソリッドプラチナム
12回 07年 3阪2芝20、牝、国、H、特 代替戻り   ディアチャンス
13回 08年 3阪2芝20、牝、国、H、特 11R→10R    

【 考察 】
 今年から11Rではなくて、10Rで施行されることになった。

 そこでまず考えたいのは「非11R」で行われるメインレースということになるだろう。
 だが、11Rからそれ以外へ移設されたメインレース扱いとなる古馬重賞初年の結果を見ると、意外な事実に気づく。

 それは、翌年、全レース変更されていること。
 (北海道シリーズは賞金増減あり、小倉シリーズは開催日程等変更)

年、レース名 変更点 1着馬 OP直前加算 2着馬 OP直前加算
04年 農林 函館記念 9R、50周年記念 クラフトワーク 東京新聞杯2着 ファインモーション 阪神牝馬S1着
04年 クイーンC 9R、3連単発売 オースミハルカ クイーンS1着 エルノヴァ  
04年 札幌記念 9R、50周年記念、3連単発売 ファインモーション 函館記念2着 バランスオブゲーム 毎日王冠1着
04年 エルムS 9R、3連単発売 パーソナルラッシュ 昇竜S1着 ウインデュエル マリーンS1着
05年 農林 小倉記念 10R、混合化、3連単発売 メイショウカイドウ 北九州記念1着 ワンモアチャッター  
05年 北九州記念 10R、3連単発売 メイショウカイドウ 小倉大賞典1着 ツルマルヨカニセ  

 記念競走となった函館記念、札幌記念は直前加算を重賞2着でクリアしている。
 そのケースなら、ザレマやベッラレイアといったところが出てくるが、残念ながら今回はそういったケースはなさそう。

 据置で施行されると考えるなら、これまでにない新しいキャリアを求めてくるのではないだろうか。

 これまでの11Rから離脱した競走群の中で見られないのが「オープン賞金加算歴なし」。
 この代表的な馬が前走を勝ってOP入りした(再度降級し、1600万下にも出れる)古馬OP出走歴なしのブリトマルティス。

 前走1600万下勝ちとなると、昨年1回限りの「阪神11Rハンデ戦」マーメイドSの勝ち馬ディアチャンスとかぶる。
 そのディアチャンスは「エメラルドS」を勝ってOP入りしたのだが、今年の番組表を見ると、ディアチャンスが勝ったエメラルドSは存在しない。

 「2回中京2日10R1600万下芝1800」と昨年と同じ場所にあるものの、牝馬限定化し、名をパールSと変えている。

 1回限りとなったマーメイドSを成立させるためにもエメラルドSも1回限りとなったのではないだろうか?

 それならば、ブリトマルティスを狙うこともできるだろう。


 さて、今年の結論を出したい。
 出馬構成を見ると05年以来の3歳馬不在となった。

 毎年何らかの条件変更があり狙いを絞るのが難しいが、唯一の1600万勝ち、OP未経験のブリトマルティスから入りたい。

 相手は、オープンでの加算歴を持つ馬を狙いたい。
 筆頭は同枠のベッラレイア。
 その後は人気馬ばかりとなるが、1回限りとなった5日目秋華賞2着のレインダンス、障害中止日の京都牝馬S2着歴のあるザレマ、43回小倉記念勝ちのサンレイジャスパーを狙いたい。

【 買い目 】 馬連 6-3.511.12 計4点


【 結果 】
1着 -- 08 トーホウシャイン
2着 -- 02 ピースオブラヴ
3着 -- 04 ソリッドプラチナム
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4着 ◎ 06 ブリトマルティス
5着 ○ 05 ベッラレイア
12着 ▲ 03 サンレイジャスパー

【 再考 】
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