●第42回 共同通信杯(トキノミノル記念)(Jpn3)● 
    2月10日東京11R 芝1800m、3歳、混合、別定、特指
    2月7日更新
    変更点 賞金減額(4200→4000)
15 サブジェクト 57 ペリエ 10 サダムイダテン 56 安藤勝
01 タケミカヅチ 56 柴田善 08 イイデケンシン 57 藤田

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
36回 02年 2東4芝18、3歳、混、別、特     チアズシュタルク
37回 03年 2中4芝18、3歳、混、別、特 代替中山、馬単・3連複発売、馬齢重量変更   ラントゥザフリーズ
38回 04年 1東4芝18、3歳、混、別、特 代替戻り 枠連ゾロ目 マイネルデュプレ
39回 05年 1東4芝18、3歳、混、別、特 3連単発売   ストーミーカフェ
40回 06年 1東4芝18、3歳、混、別、特 別定規定変更   アドマイヤムーン
41回 07年 1東4芝18、3歳、混、別、特 G3→Jpn3   フサイチホウオー
42回 07年 1東4芝18、3歳、混、別、特 賞金減額(4200→4000)    

【 考察 】
 共同通信杯、きさらぎ賞、毎日杯……この3レースの1着賞金が減額されたことで、3歳牡馬芝路線の1着賞金が固定化された。

 しかし、先月の「シンザン記念⇔京成杯」と同様の流れを「共同通信杯⇔きさらぎ賞」で組むのではないか?と考えるのはこれまでと同じ。

 賞金の平坦化はこの3レースがクラシック(3歳Jpn1)からのスペシャル路線を外れたもの(=この3レースをステップにしなくてもダービー馬になれる)ことの表れとして考えたい。

 さて、本題。

 来週のきさらぎ賞に対して「1週間早い」施行となる共同通信杯。
 「1週間早い」というのが何を意味するか?
 これは、「2歳番組に近い(=クラシックから遠い)」ことを意味するものとして受け取りたい。

 つまりは「2歳の力関係を重視する」ということ。

 それをはっきりとあらわしているのがある。
 手元に資料の残っている02年以降の共同通信杯の資格賞金1位馬の成績をまとめてみた。
馬名 着順 賞金 直前加算
02年 サンヴァレー 2着 2150 ジュニアC
03年 タイガーモーション 2着同枠 1450 東スポ2歳S 2着
04年 マイネルゼスト 着外 1750 ジュニアC
05年 ストーミーカフェ 1着 3200 朝日杯FS 2着
06年 フサイチリシャール 2着 5800 朝日杯FS
07年 フサイチホウオー 1着 3600 ラジオNIKKEI
08年 イイデケンシン ? 2650 全日本2歳優駿
  サブジェクト ? 2650 ラジオNIKKEI

 04年のマイネルゼスト以外は連対枠に入っているのだが、04年までの3年間は重賞勝ち馬の出走がなかった。
 一方で重賞勝ち馬が出走した05年以降は確実に連対している。

 さて、今年だが賞金1位の馬が2頭いる。
 どっちかが回避するかと思ったが両方とも揃ってきた。

 これをどう扱うかだが、ここ3年間は新馬戦を連対し、芝重賞での勝ち歴を持つ馬が共同通信杯でも連対していることから考えても、芝重賞ラジオNIKKEI杯を制したサブジェクトを上位としたい。

 今回はこの馬から入る。

 相手はサブジェクトと同じく2歳重賞で結果を出したサダムイダテンとタケミカヅチ、イイデケンシンを。
   
【 買い目 】  ◎の単複と馬連流し 計6点
 

【 結果 】
降雪代替競馬にて施行
1着 -- 11 ショウナンアルバ
2着 ▲ 01 タケミカヅチ
3着 -- 05 マイネルスターリー
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5着 ○ 10 サダムイダテン
9着 ◎ 15 サブジェクト

【 再考 】
 結果から見たら惨敗。
 代替競馬になった時点で今年になってから賞金加算に成功した馬が同居した6枠は気になった。
 といっても、勝ったショウナンアルバではなくて、枠連ゾロ目でジュニアCを制したスマートファルコンのほうでしたけどね。

 そして、アポロドルチェの回避に伴い唯一のJpn2連対馬となったタケミカヅチが2着。
 この馬のデイリー杯2歳Sは2度とないだろう「4日目開催」。

 こういったところはきちんと見ておきたい。
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