●第17回 アーリントンカップ(Jpn3)●
     3月1日阪神11R 芝1600m、3歳、混合、別定、特指

     2月29日更新
     変更点 なし
13 ポルトフィーノ 54 武豊 06 アポロドルチェ 57 後藤
12 ダンツキッスイ 56 藤田 01 ミッキーチアフル 56 四位
× 05 エイシンフォワード 56 福永 × 08 ドリームガードナー 56 安藤勝

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
11回 02年 1阪1芝16、3歳、混、別、特   9R⇔10R タニノギムレット
12回 03年 1阪1芝16、3歳、混、別、特 馬単・3連複発売 9R⇔10R ウインクリューガー
13回 04年 1阪1芝16、3歳、混、別、特   取消 シーキングザダイヤ
14回 05年 1阪1芝16、3歳、混、別、特 3連単発売 枠連ゾロ目 ビッグプラネット
15回 06年 1阪1芝16、3歳、混、別、特 別定規定変更   ステキシンスケクン
16回 07年 1阪1芝16、3歳、混、別、特 外回り使用、G3→J3   トーセンキャプテン
17回 08年 1阪1芝16、3歳、混、別、特      

【 考察 】
 まずは今年になってから行われた3歳重賞の勝ち馬を見直すことから始めたい。

レース名 変更点等 1着馬名 2歳OP加算歴
シンザン記念 3日→4日 ドリームパートナー 京王杯2歳S 2着
京成杯 5日→6日 マイネルチャールズ ホープフルS 1着
共同通信杯 積雪代替、賞金減 ショウナンアルバ (未勝利勝ちまで)
きさらぎ賞 賞金減 レインボーペガサス (500万勝ちまで)
クイーンC(牝) 43回、当日番組変更あり リトルアマポーラ (500万勝ちまで)
アーリントンC      

 今年から共同通信杯、きさらぎ賞、毎日杯の賞金が削減され、牡馬が出走できる3歳芝Jpn3の1着賞金は統一された。
 そうなると、施行時期の組み合わせから見ると、3歳牡馬出走可の特指Jpn3は6レースとなり、「シンザン記念⇔京成杯」「共同通信杯⇔きさらぎ賞」「アーリントンC⇔毎日杯」という組み合わせになることが考えられる。

 変更はあったといえど、シンザン記念、共同通信杯の勝ち馬には「夏番組での賞金加算歴あり」という共通点がある。

 アーリントンCの出走馬13頭で「夏番組勝ち歴あり」というのは、一本被りの人気となりそうなポルトフィーノのみ。

 秋番組パスというのが共同通信杯のショウナンアルバに似ていることが気にはなるが、この馬から入りたい。

 このレースの過去10年間を見ると、8枠ゾロ目で決まった00年以外の9年は前走がOPなら連対、500万以下なら勝った馬が制している点もポルトフィーノにはプラスに働くだろう。

 シンザン記念、共同通信杯の2着馬はともに、2歳指定戦出走歴がある。

 シンザン記念2着 ドリームガードナー 朝日杯FS12着
 共同通信杯2着 タケミカヅチ デイリー杯2着、東スポ杯5着

 それにならい、今回も2歳指定戦歴のある馬を狙いたい。(ともに馬齢54K勝ちあり)

 筆頭は指定戦と馬齢54K勝ちのあるアポロドルチェとし、01.05.12の3頭はどんぐりの背比べ。
 シンザン記念で使ってしまった08ドリームガードナーが来ることは考えづらいが一応押さえたい。

【 買い目 】 馬連 13-1.5.6.8.12は元返し程度で、馬単 13→1.5.6.8.12 計10点
 

【 結果 】
1着 ▲ 12 ダンツキッスイ
2着 × 05 エイシンフォワード
3着 -- 03 ディープスカイ
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8着 ◎ 13 ポルトフィーノ
9着 ○ 06 アポロドルチェ
( -- 04 フェイムロバリー 出走取消 ) 
( 参考 枠連 2230円、馬連 21660円、馬単 43520円 )

【 再考 】
 フェイムロバリーの出走取消を知り、新馬8頭立(枠連非発売)勝ち、続行競馬エルフィンS勝ちの◎ポルトフィーノに何の疑いも持たず頭から買い、惨敗。

 とはいえ、この8枠が異様な戦歴を持つ馬で作られた枠でもあった。
 ◎ポルトフィーノは前述のとおり、再現しろといわれてもほぼ不可能なキャリア。
 同枠の勝ち馬▲ダンツキッスイも降雪でダート変更されたレースを勝って、ここに臨んだ。

 出走取消が発生しているうえに、そういった馬が同居した時点で枠連という考え方もあっただろう。

 2着に「2歳指定戦出走歴」を持つエイシンフォワードが入ったのでまだ納得いくのですが……。
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