●第62回 ラジオ日本賞セントライト記念(Jpn2)(菊花賞TR)● ( 3着まで菊花賞優先権 ) 9月21日中山11R 芝2200m、3歳、混合、馬齢、指定 9月20日更新 変更点 なし
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 レースの歴史をよく見ると、毎年何らかの変更があり、何もないのは06年以来。 その06年はトーセンシャナオーが勝って大波乱となったのだが、その年は牝馬キストゥヘヴンが出走していたこともあり、そこまでにはならないと考えたい。 さて、ブログに週中考察を書いたので、その分をここで引用しておきます。
ダービーからの直行組としてクリスタルウイング、タケミカヅチがおり、ともにダービーへ優先権を持って参戦したことは同じではないか?といわれるだろう。 それは正論であり、否定しませんが、「人気どおりの着順にならなかった」ことを意図して書いたということだけは補足しておきます。 とはいえ、今年は8枠にどうしても目が行ってしまう。 というのは、8枠の3頭が全て「トライアルで優先権獲得→東京優駿出走歴」を持つ馬で固められた。 似たようなことが過去に2回あり、いずれも1着枠となっている。 02年 1着 バランスオブゲーム 新潟2歳S 1着 同枠 ヤマノブリザード 札幌2歳S 1着 夏季番組2歳Sの勝ち馬どうしで同枠構成 05年 1着 キングストレイル 京王杯2歳S 1着 同枠 スムースバリトン 東スポ杯2歳S 1着 秋番組の2歳Sの勝ち馬どうしで同枠構成 08年 8枠 マイネルチャールズ 皐月賞3着→東京優駿4着 タケミカヅチ 皐月賞2着→東京優駿11着 クリスタルウイング 青葉賞2着→東京優駿6着 優先権を獲得して東京優駿に出走した馬で枠構成 そこで今回だが、その8枠から人気のマイネルチャールズを狙いたい。 というのは、当日に施行順変更のあった皐月賞で3着、祝日施行の青葉賞を避けて東京優駿へ直行。 この点が皐月賞、青葉賞で連対して東京優駿に挑んだタケミカヅチ、クリスタルウイングとは違う。 皐月賞と同様に当日の施行順変更があった札幌記念は出番なし、とばかりに馬場を一周してきただけ。 走ってきたレースの構成を見ると、当日変更のないセントライト記念こそがこの馬の持ち場なのだろう。 ちなみに枠のゾロ目決着もあるとみて、同枠2頭は押さえる。 相手馬は例年の傾向どおり、前走で連対したキングオブカルト、ネオスピリッツ。 そして、3歳JpnU勝ち馬が出てきた年は重賞連対馬同士での決着ということもあり、東スポ杯勝ちのフサイチアソートをあげる。 3歳JpnU(06年まではGU)勝ち馬が出てきた年のセントライト記念 (手元に資料がある02年以降) 02年 1着 バランスオブゲーム 弥生賞/2着 アドマイヤマックス 東スポ杯 04年 1着 コスモバルク 弥生賞/2着 ホオキパウェーブ 青葉賞2着 ただし、02年、04年ともに変則開催。 それ以来の弥生賞馬出走というのも気にはなる。 前走ラジオNIKKEI賞2着のノットアローンは無印。 JpnTトライアルとなる「指定」重賞1着馬が出てきたら道を譲っているので、弥生賞1着のマイネルチャールズ、東スポ杯1着馬フサイチアソートが出てきた今回は不要とみたい。 【 買い目 】 枠連 8-2.6.8 計3点 【 結果 】 1着 -- 06 ダイワワイルドボア 2着 ◎ 16 マイネルチャールズ 3着 -- 15 ノットアローン ----- 8着 ○ 12 フサイチアソート 9着 ▲ 18 タケミカヅチ 【 再考 】 ◎マイネルチャールズは2着を確保したが、収穫はこれだけ。 02年、05年とは違って、負けた馬が集った枠だったからこそ、ここでも負けて2着というのがお約束だったのだろう。 しかし、勝ち馬のダイワワイルドボアは完全な無印。 前走が阿賀野川特別(1000万下)3着(3人気)と人気どおりの着順になり、「人気以上の着順で馬券対象になった馬」が来るということで狙えないでもなかったのだが、負けたこともあり評価を大きく下げた。 5年前の2着馬ニシノシンフォニーと同じく前走1000万特別3着負け。 「定量、条件戦負け」でもよかったのかな?とも考えてしまいますが、最も近いのかな?と思わせるのが、一昨年の2着馬トウショウシロッコの流れ。 「JpnTトライアル負け→古馬条件定量戦負け」 この流れを汲んでいるのがこの馬だけだったことを見てもよかったのだが、連を外した時点で評価を下げてしまいましたので……。 |