| ●第57回 フジテレビ賞スプリングステークス（皐月賞トライアル）（Jpn2）● （3着まで皐月賞優先権） 3月23日中山11R 芝1800m、3歳、牡牝、混合、馬齢、指定 3月22日更新 変更点 なし
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 皐月賞への最終トライアルだが、解釈は難しい。 まずタテに見ると、混合化後では05年、07年以外の勝ち馬にすべて3歳重賞での連対歴があった。 02年 1着 タニノギムレット シンザン記念 03年 1着 ネオユニヴァース きさらぎ賞 04年 1着 ブラックタイド きさらぎ賞2着 06年 1着 メイショウサムソン きさらぎ賞2着 外れた2年だが、05年は「祝日施行」で例外と扱えるが、昨年をどう扱うか？ フルゲート割れの「11頭立」だったことが大きいのではないだろうか。 そうなると、フルゲートで据置戦の今年は「3歳重賞連対馬を起用してくる年ではないか」と考えられる。 それに該当する馬は5頭。 03 スマイルジャック きさらぎ賞2着 08 レインボーペガサス きさらぎ賞 10 ショウナンアルバ 共同通信杯 12 ドリームシグナル シンザン記念 15 ベンチャーナイン 京成杯2着 きさらぎ賞、共同通信杯組を重視する必要があるだろうが、勝ち馬が両方とも出てきたこともあり、この5頭からなら唯一1800での賞金加算歴を持っていないドリームシグナルを狙いたい。 気になるのは、桜花賞トライアル路線でチューリップ賞が「新馬戦2着、500万負け」の馬、フィリーズレビューが「新馬戦勝ち、500万勝ち」の馬で綺麗にまとめられていること。 格付けの違いがあり一概に扱えないが、チューリップ賞⇔フィリーズレビューのように、このレースと弥生賞とが「コインの裏表」となる可能性はあるだろう。 弥生賞は「新馬戦負け、500万連対」組での決着を見せた。 その裏となると「新馬戦勝ち、500万連対歴なし」が考えられる。 該当する馬が7頭いるが、この中からは唯一2歳オープン連対歴を持たないオーロマイスターをあげたい。 他には、3歳での賞金加算歴を持たない馬が同居した1枠からサダムイダテン、500万勝ち→オープン連対歴のないアイティトップ、アサクサダンディを押さえたい。 桜花賞TR路線ではチューリップ賞以外は同距離加算歴を持たない馬が勝った。 これを書いている今日の若葉Sがどうなるか注目していたが、8頭立となり、非枠連発売戦となると同時にメインレースの地位を剥奪される形となり、同距離戦あすなろ賞勝ちのノットアローンが勝った。 このレースが据え置かれている以上、1800mでの500万、OPの賞金加算歴を持つ馬は厳しいと見て、今回はアサクサダンディの評価を下げる。 ただ、軸が見えないこともあり、馬券は上位4頭のボックスを主軸としたい。 【 買い目 】 馬連 2.4.9.12 ボックス、馬連 12-13 計7点 【 結果 】 1着 -- 03 スマイルジャック 2着 -- 11 フローテーション 3着 -- 10 ショウナンアルバ ----- 6着 ◎ 12 ドリームシグナル 12着 ▲ 02 サダムイダテン 16着 ○ 09 オーロマイスター 【 再考 】 枠連でもいい配当（2860円）ついていたんですね……。 距離が違うので弥生賞の裏かと思ったら、表でした。 同じクラシックトライアルのフィリーズSが当日の1Rと2Rの施行順を入れ替えて実施し、同距離歴がなく、500万勝ちを持つ馬が連対。 当日変更のなかったスプリングSなら、その逆。 直前加算が同距離戦で、500万加算歴なし。 こうなると連対馬2頭しか残らない。 そしてもう1つ。 祝日施行ではなく、当日の変更がなかった年のスプリングSは「資格賞金1位馬の枠が連対している」。 混合化された02年以降のスプリングSで、資格賞金1位馬の成績をみたい。 02年 （混合化） タニノギムレット 1着 03年 サクラプレジデント 2着 04年 （6R⇔7R） コスモサンビーム 着外 05年 （祝日） ペールギュント 着外 06年 フサイチリシャール 2着 07年 フリオーソ 2着同枠 08年 ドリームシグナル 2着同枠 |