●サマー2000シリーズ 第44回 札幌記念(Jpn2)● 
    8月24日札幌09R 芝2000m、混合、定量、特指

    8月23日更新
    変更点 当日8R→12R→11R
04 マツリダゴッホ 57 蛯名 11 マンハッタンスカイ 57 四位
05 タスカータソルテ 57 横山典 01 マイネルチャールズ 54 松岡
× 02 コンゴウリキシオー 57 藤田 × 03 フィールドベアー 57 秋山

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
38回 02年 1札4芝20、混、別、特 6日→4日、馬単・3連複発売   テイエムオーシャン
39回 03年 1札4芝20、混、別、特     サクラプレジデント
40回 04年 1札4芝20、混、別、特 11R設計→9R設計、50周年記念、3連単発売   ファインモーション
41回 05年 1札4芝20、混、別、特 賞金増額(6400→6500)   ヘヴンリーロマンス
42回 06年 1札4芝20、混、定、特 別定→定量、賞金増額(6500→7000)
サマーシリーズ組込
取消 アドマイヤムーン
43回 07年 1札8芝20、混、定、特 表記G2→Jpn2、開設100周年記念
馬インフルエンザで開催不能→8日目に代替
  フサイチパンドラ
44回

08年 1札4芝20、混、定、特

  8R→12R→11R  

【 考察 】
 当日の番組が当初から変更されていることにまずはご注意をしていただきたい。

 そうなると、44回のゾロ目開催ということもあるが、9R化してからは毎年行われている番組変更やレース当日の変更が今年も続くということで、「それまでの傾向が変わらない」と考えたい。

 9R化後の札幌記念1着馬
年 1着馬 直前加算 備考 その他加算 備考
04年 ファインモーション 函館記念 2着 50周年記念 マイルCS 2着 祝日
05年 ヘヴンリーロマンス クイーンS 2着 (賞金減額)、翌年別定規定変更 阪神牝馬S 1着 9R⇔10R
06年 アドマイヤムーン 弥生賞 1着 43回 Rたんぱ2歳S 2着 22回、取消、翌年名称変更
07年 フサイチパンドラ エンプレス 2着 取消 エリザベス 1着 取消、8R⇔9R、降着あり

 過去1年間で何らかの変更があった重賞(GU以上)での連対が条件となるのだろうか?

 そうなると、該当する馬は、祝日施行でかつ9R最終年となった昨年の有馬記念を制した04マツリダゴッホ、第44回金鯱賞2着の11マンハッタンスカイの2頭。

 上表にはないが、ファインモーションに阪神牝馬S勝ちがあることを考えると、「重賞1着歴」を求めていると考えられるので、素直にマツリダゴッホから入りたい。

 ちなみに、今年は「牝馬不在で3歳馬がいる」ということで流れが変わるかもしれませんが、3歳馬の出走した年の勝ち馬は9R化後では以下の2頭。

 05年 ヘヴンリーロマンス クイーンS 2着
 06年 アドマイヤムーン 弥生賞 1着

 ともに札幌重賞の連対歴をもっているが、これに該当するのはオリエンタルロック(札幌2歳S1着)のみだが、札幌で勝ったあとが酷く、狙いは立てづらい。

 一方の2着馬だが、こちらは不思議な如く、前走3着馬の揃い踏み。

 04年 バランスオブゲーム 安田記念 3着
 05年 ファストタテヤマ みなみ北海道S 3着
 06年 レクレドール クイーンS 3着
 07年 アグネスアーク 漁火S準 3着

 顔ぶれを見ると、今回はマンハッタンスカイ(函館記念3着)しかいないので、素直にこの馬を○。
 しかし、過去4年の2着馬はすべて人気以上の着順だったが、マンハッタンスカイの函館記念は2番人気でのものであり、これは若干気にはなる。

 あとは、連勝歴を持つ馬の枠が来ていることもあり、該当するマイネルチャールズ。
 他には、巴賞1着同着勝ちに44回函館記念2着歴のあるフィールドベアー、施行順変更日中京記念勝ちを持つタスカータソルテ、祝日のかきつばた記念を制したコンゴウリキシオーまで押さえたい。
 
【 買い目 】  馬連 4-1.2.3.5.11 計5点


【 結果 】
1着 ▲ 05 タスカータソルテ
2着 ◎ 04 マツリダゴッホ
3着 × 03 フィールドベアー
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8着 ○ 11 マンハッタンスカイ
( 馬連 1520円 )( 参考 馬単 4350円、3連複 2110円、3連単 18640円 ) 

【 再考 】
 完勝とはいえないものの、マツリダゴッホの軸を読み、きっちりとタスカータソルテまで押さえたことを評価したい。

 「牝馬不在で3歳馬がいる、ということで流れが変わるかもしれませんが」と書き、○としたマンハッタンスカイも前走が「人気以下」の3着だったことで危惧していたが、ともにアタリ。
 
 GU以上の連対歴を持っている「再現不可能戦」1着馬マツリダゴッホ。
 例年なら勝っていただろうが、牝馬不在ということで2着止まりとなった。

 そして、勝ったのが当日の施行順変更を受けた中京記念1着馬タスカータソルテ。
 昨年の京都新聞杯勝ちも「祝日施行」。

 こういったレースを回収する立場の馬なのかもしれない。
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