●第43回 農林水産省賞典 京都大賞典(G2)● 
    10月12日京都11R 芝2400m、国際、別定、指定

    10月10日更新
    変更点 なし
06 アドマイヤジュピタ  59 岩田 01 ポップロック 57 内田
05 トーホウアラン 57 鮫島 04 アルナスライン 57 和田
× 03 アイポッパー 57 上村 × 10 マンハッタンスカイ 57 四位

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
37回 02年 4京2芝24、混、別、指 馬単・3連複発売 8頭 ナリタトップロード
38回 03年 4京2芝24、国、別、指 国際化 取消、枠連ゾロ目 タップダンスシチー
39回 04年 4京2芝24、国、別、指 3連単発売、別定規定変更   ナリタセンチュリー
40回 05年 4京2芝24、国、別、指 賞金増額(6400→6500)   リンカーン
41回 06年 5京2芝24、国、別、指 別定規定変更 枠連ゾロ目 スイープトウショウ
42回 07年 4京2芝24、国、別、指     インティライミ
43回 08年 4京2芝24、国、別、指      

【 考察 】
 関西のGTホースが例年、秋の出発点とする京都大賞典。
 古馬GTを1年以内に勝っている馬は2K増で牡馬(セン馬)なら59Kを背負うことになるが、今年は天皇賞(春)を制したアドマイヤジュピタが59Kで出走予定。

 ということで、そこから見てみたい。

 実は現行馬齢表記になった01年以降、2K増で京都大賞典に出走した馬はわずか5頭。
年、馬名、着順 直前1年内G1勝ち
01年 テイエムオペラオー 1着 天皇賞秋、ジャパンC、有馬記念、天皇賞春
01年 ナリタトップロード 中止 (旧規定)
02年 ナリタトップロード 1着 (旧規定)
03年 ヒシミラクル 2着 菊花賞、天皇賞春、宝塚記念
07年 デルタブルース 5着 メルボルンC
08年 アドマイヤジュピタ ? 天皇賞春

 片方は消えてしまったが、もう片方が連対した01年と、まるで明後日に終わった07年以外は連対あり。
 で、1頭だけしかいないのでこの表現はどうかとも思うが、59K馬が消えた昨年の出走馬を見ると、「3歳馬」アルナスラインが出走していたことと、59Kで出走したデルタブルースの加算起因となったレースが海外戦(メルボルンT1着(豪))のもの。

 ならば、3歳馬が出走していないし、日本国内での加算歴となるアドマイヤジュピタがいる今年は昨年とは違うと考えられるだろう。

 一方、1K増となる馬が今年は2頭いるので、同じように1K増で出走した馬たちの結果をみてみたい。
 ただし、こちらは1年以上前のG1勝ち馬が1K増に抑えられた04年以降とする。

年、馬名、着順 前走 加算対象レース
04年 チャクラ 着外 宝塚記念 9着 目黒記念、ステイヤーズS
05年 サクラセンチュリー 着外 朝日CC 6着 日経新春杯
05年 マイソールサウンド 着外 天皇賞春 8着 阪神大賞典
06年 スイープトウショウ 1着 エリザベス 1着 エリザベス女王杯
07年 ポップロック 2着 天皇賞春 3着 目黒記念

 こちらは「前走馬券対象」となったレース以外では全滅している。
 今年出走する2頭の前走はいずれも着外。

 こうなると、こちらはちょっと厳しいのではないだろうか?

 ということで、安直だが「59K」を背負ってまで出走するアドマイヤジュピタから入りたい。
 この馬の直前加算が「祝日」天皇賞春1着。

 ならば、相手もそういったキャリアを持つ馬を狙う。
 そこで相手筆頭には当日番組変更のあったJC2着のポップロック。
 前年は58Kだが、今年は57K。
 同じように前年から1K減で消えたデルタブルースの意義を問うことも含めたい。

 その後は、前走で賞金を加算したトーホウアラン、唯一の「7日目」菊花賞2着、122回とゾロ目開催を打った目黒記念2着のアルナスライン、44回金鯱賞2着のマンハッタンスカイ、阪神大賞典のコピーとなるアイポッパーまで押さえたい。

 馬券は一応馬連とするが、配当的な妙味はゼロ。2頭軸3連複も視野に入れたい。

【 買い目 】 馬連 6-1.3.4.5.10、3連複 1.6-3.4.5.10 計9点


【 結果 】
1着 ▲ 05 トーホウアラン
2着 -- 09 アドマイヤモナーク
3着 × 03 アイポッパー
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7着 ○ 01 ポップロック
9着 ◎ 06 アドマイヤジュピタ

【 再考 】
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