●第56回 阪神大賞典(G2)●
     3月23日阪神11R 芝3000m、国際、別定、指定

     3月22日更新
     変更点 なし
03 ポップロック 58 武豊 11 アドマイヤフジ 57 川田
02 アイポッパー 58 藤田 01 アドマイヤジュピタ 58 岩田

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
50回 02年 1阪8芝30、国、別、指 国際化 7R⇔8R ナリタトップロード
51回 03年 1阪8芝30、国、別、指 馬単・3連複発売   ダイタクバートラム
52回 04年 1阪8芝30、国、別、指 別定規定変更   リンカーン
53回 05年 1阪8芝30、国、別、指 3連単発売、祝日施行、賞金増額   マイソールサウンド
54回 06年 1阪8芝30、国、別、指 別定規定変更 9R⇔10R ディープインパクト
55回 07年 1阪8芝30、国、別、指     アイポッパー
56回 08年 1阪8芝30、国、別、指      

【 考察 】
 過去10年間で1番人気が7勝2着3回と連対率100%。馬連500円以下の決着が7回あり、完全に本命向けのレースとなっている。

 その阪神大賞典だが、今年の出走馬を見ると、直近1年間のG1勝ち馬が不在で「2K増の馬」がいない。

 そういった阪神大賞典は増量馬マイソールサウンドが制した05年があったが、この年は祝日施行だったため、そのときと今回とは違う決着を見せると考えたい。

 05年の阪神大賞典を制したマイソールサウンド。
 マイラーズCを基礎重量で制したあとは全く出番なし。G1も3回出走してすべて2桁着順に終わっていた。

 その裏となると何か。
   
 考えられるのは「非増量馬」「G1連対馬」といったところだろう。
 このレースの1着賞金が「6500万」と他のグレード別定G2に比べて高くなっている点を考えると、条件上がりの馬が来るとは考えづらいので、それは割愛する。

 では、それぞれを考えたい。
 国際化されてから、非増量馬で連対できたのは以下の5頭。

 03年1着 ダイタクバートラム、2着 コイントス
 04年1着 リンカーン
 05年2着 アイポッパー
 06年2着 トウカイトリック

 4歳馬のリンカーン以外は、「過去1年以内の古馬条件戦勝ち&オープン賞金加算歴あり」を求めている。

 しかし、そういった馬は今年の出走馬にはいない。

 そうなると、G1連対馬となり、唯一該当するJC2着馬ポップロックしか残らない。

 そのため、この馬から入る。

 相手には、同じグレード別定の重賞で連対歴を持つアドマイヤフジ、アイポッパーに加え、直前加算が増量の元となるAR共和国杯勝ちを持つアドマイヤジュピタをあげる。

【 買い目 】 馬連 3-1.2.11 3点
 

【 結果 】
1着 △ 01 アドマイヤジュピタ
2着 ▲ 02 アイポッパー
3着 ◎ 03 ポップロック
-----
6着 ○ 11 アドマイヤフジ
( 参考:馬連 4540円、馬単 9170円、3連複 2380円、3連単 19570円 )

【 再考 】
 失敗どころか大失敗の予想。
 直前にアイポッパーからの馬連が想像以上についていたため買い増し、惨敗は免れたが(こういうときは予想はハズレ扱い)、見えてなかったことと、自分の軸の甘さを実感。

 今回、増量馬が3頭いたが、G1勝ちによる2K増量馬が不在。

 それは本文にも書いたようにマイソールサウンドが制した05年以来だが、そのマイソールサウンドはマイラーズC勝ちでの増量。
 マイラーズCといえば、グレード別定のG2。

 今回の増量馬3頭では、昨年の阪神大賞典勝ちのアイポッパーだけがグレード別定戦勝ち馬。
 アドマイヤジュピタ、ポップロックはともにハンデ戦勝ち(AR共和国杯、目黒記念)での増量。

 賞金面のことも触れたが、AR共和国杯、目黒記念はハンデJpn2ということで賞金は古馬芝ではG2(Jpn2)最低クラス、一方、阪神大賞典はグレード別定G2では最高賞金。

 その点からいけば、アイポッパーを◎とすることはできたはず。

 JC2着というG1連対歴を評価したが、やはり2着ではダメということだろう。

 ちなみに、ブログのコメントで知ったのですが、G1勝ち馬不在の阪神大賞典は1枠が鉄板のようですね……。
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