●第22回 セントウルステークス(G2)● 9月14日阪神10R 芝1200m、国際、別定、指定 9月13日更新 変更点 2日11R→1日10R
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 まずは、これまでのサマースプリントシリーズの結果を。
出目を見ただけならば「3枠鉄板」というイメージがあるのだが、それまでの4レースとは致命的な違いがある。 それが、セントウルSだけが「G」で残りは「Jpn」戦であること。 また、全レースフルゲート戦になっているのだが、16頭ならば3枠が1着、18頭なら2着と考えることも出来る。 セントウルSのフルゲートは16頭なので、狙うなら頭かもしれないが、3枠が勝ったレースは欠けている世代がある。 セントウルSにはそういったことがないので、その点を見ると2着枠なのかもしれない。 さらには、06年から始まったサマーシリーズ。 06年、07年のセントウルS1着馬にはともにサマーシリーズでの連対歴がある牝馬がなった。 06年 シーイズトウショウ 函館SS2着、キーンランドC2着 07年 サンアディユ アイビスSD そうなると、カノヤザクラ、シンボリグランのアイビスSD連対馬、タニノマティーニ、マルカフェニックスの4頭がサマーシリーズ連対歴保有馬だが、唯一の牝馬でもあるカノヤザクラが制する、と考えることも出来るだろう。 前年の2着馬だが、前年のセントウルSは唯一の「阪神G2、11R施行」、今年は開幕日に変更されたが、エルムSと同様に「カレンダーの都合による一過性のもの」で組まれた「1日目施行」のセントウルSと2年続けて一過性のレースとなり得るセントウルSをまとめる資質はある、と考えたい。 そこで、今回はそのカノヤザクラから入りたい。 相手は、サマーシリーズで連対の続く3枠から「第44回」CBC賞2着歴のあるスピニングノアール、「8日目」高松宮記念1着歴のあるスズカフェニックス、取消戦バーデンバーデンC勝ちのあるアポロドルチェ、「43回」北九州記念2着のマルカフェニックスを押さえたい。 【 買い目 】 複勝4、馬連 4-6.8.10.14 計5点 【 結果 】 1着 ◎ 04 カノヤザクラ 2着 -- 16 シンボリグラン 3着 -- 12 スプリングソング ----- 8着 ▲ 08 スズカフェニックス 10着 ○ 06 スピニングノアール ( 複勝 320円 ) 【 再考 】 サマーシリーズ連対歴のある牝馬ということで◎としたカノヤザクラが勝ち、ここまでは正解。 ただ、問題はその後。 ゾロ目開催、取消戦、最終戦勝ち馬を押さえるのなら、もう1つやっておくべきことがあった。 それが「コピー決着」(1.2着が同じ馬)。 終わってみればアイビスSDのコピー決着。 6点までと決めている予想印に空きもあったし、前走単勝万馬券勝ちのタニノマティーニを入れてしまったかもしれないが、もう1点押さえておいてもよかった。 ちなみに、サマーシリーズ連対歴に拘って3枠を入れたが、やはり唯一のG戦ということで違いを見せたうえに、「2着までならいらない」ということなのだろう。 だから、スピニングノアールやマルカフェニックスは失速したと考えたい。 |