●第46回 アルゼンチン共和国杯(Jpn2)● 11月9日東京11R 芝2500m、国際、ハンデ、特指 11月8日更新 変更点 なし
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 3連単が発売されてからはなぜかほぼワンパターンの結果となっている。
国際化元年の05年は日経新春杯のコピー決着となったのだが、それ以外は直前加算が「非東京」の馬が1着、東京加算が2着となっているうえに、ここ3年間はハンデ戦でしか見れない「0.5」のついた馬が連対中。 単純に考えるなら、57.5と「コンマ5」がついたネヴァブションを軸にして、相手は東京加算馬ということになるだろうが、もう少し掘り下げたい。 過去を振り返ると、当日の施行順変更があったのは04年と07年。 04年は「3連単」発売初年だったが、3連単を条件戦で経験したテンジンムサシを2着起用。 07年はJpn制施行初年だったが、AR共和国杯と同じように「Jpn化」したダイヤモンドS(夏からという見解を述べる方も見えます)を制したトウカイトリックを2着起用。 とはいえ、そのときの連対馬でいた前走1000万勝ち馬が今回の出走馬にはいない。 そして44回のゾロ目開催となった06年は直前加算がOP特別のトウショウナイトに、ステップ戦→天皇賞→宝塚、秋も京都大賞典出走と王道路線を通ってきたアイポッパーを起用した。 今年は施行順変更やゾロ目開催といったことがないこともあるのだろうが、そういった馬が登録すらしてこなかった。 また、もう1つ気になるのがこのレースの格付(JpnU)。 「混合」のためJpnUが至極当然の札幌記念を除くと、「国際」のJpnUは年5レース。 その連対馬を振り返りたい。
国際グレードの導入に伴って作られたJpn格付。 これを昨年の夏番組から導入するか、春にさかのぼるかは論が分かれるが、番組表に記載された「夏以降」とするならば、見事なことがわかる。 日程などが変更された本年のAJCC以外の連対馬は「直前加算が1着加算」「2着馬の直前加算は同一競馬場のOPか重賞」ということが。 ちなみに過去1年間で「直前加算が東京」という馬はアルナスライン(目黒記念2着)、ジャガーメイル(オクトーバーS)と2頭いる。 ------ さて、こういったことを週中考察で書いたが(一部修正あり)、考察と結論に入りたい。 登録した16頭全てが出走する珍しいケースとなったが、全馬に国際グレード(G)戦1着歴というものがない。 そして、今年の出走馬には昨年と同じく3歳馬がいない。 3歳馬不在のアルゼンチン共和国杯は現行馬齢表記となって以降は02年と昨年の2回。 いずれも当日に何らかの変更があり、1000万条件を勝った馬が制したうえに、2着枠には今年になってからOP特別を勝った馬。
今年、これを書いている時点では取消等は起きていないが、1R以外の平場戦にもサブタイトルが付与される再現不能な開催日でもある。 そして、02年の2着同枠馬フサイチランハート、昨年の2着馬トウカイトリックにあった宝塚記念出走歴。 OP特別を勝ったあとに別のレースで賞金加算、さらには宝塚記念出走というキャリアを持つアルナスラインにとっては揺るがないものではないだろうか。 そのため、この馬から入りたい。 相手には、条件戦勝ちからここへ臨むジャガーメイル、キングアーサーに加え、「コンマ5」で出走するネヴァブション、春に天皇賞路線を歩んだトウカイトリックを押さえたい。 【 買い目 】 馬連 10-7.14.15.16 計4点 【 結果 】 1着 -- 04 スクリーンヒーロー 2着 ○ 14 ジャガーメイル 3着 ◎ 10 アルナスライン ----- 9着 ▲ 15 トウカイトリック 【 再考 】 |