●第49回 アメリカJCC(Jpn2)● 
    1月27日中山11R 芝2200m、国際、別定

    1月26日更新
    変更点 7日→8日、別定規定変更
10 ドリームパスポート 57 松岡 05 エアシェイディ 57 後藤
06 メイショウレガーロ 57 柴山 01 トウカイトリック 57 蛯名

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
43回 02年 1東8芝22、混、別 代替東京   フサイチランハート
44回 03年 1中8芝22、混、別 馬単・3連複発売、代替戻り   マグナーテン
45回 04年 1中8芝22、混、別     ダンツジャッジ
46回 05年 1中8芝22、混、別 3連単発売、賞金減額(6400→6000)   クラフトワーク
47回 06年 1中8芝22、国、別 国際化   シルクフェイマス
48回

07年 1中7芝22、国、別

8日→7日、別定規定変更、G2→Jpn2   マツリダゴッホ
49回

08年 1中7芝22、国、別

7日→8日、別定規定変更    
 
【 考察 】
 今年から8日目に復帰した上に、別定重量規定が変更され、G1へのステップ戦とされるレースと同じ形態になった。

 これまでの「5000万円ごと1K増」から勝ったレースの格に応じて増量される形に別定規定を変更したわけだが、その理由は「年間を通じて有力馬の出走機会を確保する観点から」とJRAは説明している。

 さて、その「有力馬」とは何を意味するのだろうか?

 おそらくG1(Jpn1)に出走し、しかも人気となる顔ぶれの馬たちのことだろう。

 その観点から見ると、5枠2頭が浮かんでくる。

 ともに直前の賞金加算は「指定」G2の2着であり、昨年までなら58Kを背負うはずだったが、今年からは規定変更で57K。

 規定変更で「出走しやすくする」という恩恵を直接に受ける馬たちとなるうえに、「指定」戦連対歴を過去1年以内に持つのはこの2頭のみ。

 こうなると、この5枠は消しづらくなってくる。

 一方で開催全体を通した流れを見ておくために、今年の古馬重賞4戦をまとめてみた。
レース名 変更点 1着馬 直前馬券対象 2着馬 直前馬券対象
京都金杯 JRAプレミアム エイシンデピュティ 鳴尾記念2着 アドマイヤオーラ 鳴尾記念3着
中山金杯 JRAプレミアム アドマイヤフジ 鳴尾記念3着 エアシェイディ キャピタルS2着
ガーネットS 3日→4日 タイセイアトム 貴船S準1着 スリーアベニュー ガーネットS1着
日経新春杯 5日→6日、賞金減額 アドマイヤモナーク 万葉S3着 ダークメッセージ 万葉S2着
AJCC 7日→8日、別定規定変更        

 芝のレースでは前走で馬券対象となった馬の組み合わせで決まっているうえに、連対馬は過去1年以内にG1に出走したことがある。
 
 今年の出走馬で「前走馬券対象、かつ、直前1年内にG1出走歴あり」に該当するのは、エアシェイディ、トウカイトリック、メイショウレガーロの3頭。

 トウカイトリックが前走で馬券対象となった万葉Sは日経新春杯で既に使っていると考えると、やはり中山金杯組ということになるだろう。

 どちらとも考えられ、結論が出しづらいレースとなった。
 4頭にまで絞り込んだので、馬券はこの4頭のボックスとしたい。

 別定規定を変更したことを上位と評価し、過去1年以内で勝っていないことは気になるが◎はドリームパスポートとする。

【 買い目 】  馬連 1.5.6.10 ボックス 計6点
 

【 結果 】
1着 ○ 05 エアシェイディ
2着 -- 11 トウショウナイト
3着 -- 16 ブラックアルタイル
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5着 ◎ 10 ドリームパスポート
15着 ▲ 06 メイショウレガーロ

【 再考 】
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