●第42回 スプリンターズステークス(G1)● 10月5日中山11R 芝1200m、国際、定量、指定 10月4日更新 変更点 なし
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 この秋のG1も始まります。暮れの有馬記念までの長丁場ですがお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。 さて、顔ぶれを見て気になったのが「黒船不在」ということ。 現行日程になってから外国馬が不在の年は、01〜03年と昨年の計4回あるが、この検討からから入りたい。
この4年間は2着馬を前走「指定戦」連対で揃えていることがわかる。 今年の出走馬ではカノヤザクラ、シンボリグランのセントウルS連対馬とキーンランドC2着のビービーガルダンとなるが、連対馬に牝馬が必ず入っていることと、直前加算が「1着加算」ということから考えるとカノヤザクラが有利に見えてくる。 おまけに、3歳馬が出走している01.02.07年は1着枠が4枠なのだが、その4枠にカノヤザクラが入った。 馬鹿正直な見方ともなるが、素直にここから入りたい。 相手には3歳馬の出走した01.02.07年はいずれも「指定」戦1着を直前加算に持っていることから、カノヤザクラ以外で該当する02ファイングレイン(高松宮記念)、04プレミアムボックス(オーシャンS)、12タニノマティーニ(キーンランドC)の3頭を上位としたかったのだが、ステップ戦1着馬同士での決着歴がないこともあって、プレミアム、タニノの評価は下げたい。 そのステップ戦となっているキーンランドC勝ちのタニノマティーニだが、このレースは単勝&枠連万馬券決着だった。 ということから、現物ではなくて同枠馬までの起用もあるだろうとみて、タニノの同枠に入ったスズカフェニックスに2着馬のビービーガルダンを押さえたい。 あと、指定戦連対としたが、G1(Jpn1)連対歴とも解釈できるので、高松宮記念2着のキンシャサノキセキをあげるとともに、カノヤ以外で重賞を連勝(44回CBC賞、43回北九州記念)したスリープレスナイトもゾロ目開催絡みでの勝ち歴があるので、今回出番があってもおかしくないだろう。 【 買い目 】 単複07、馬連 7-2.11.13.14.15 計7点 【 結果 】 1着 × 14 スリープレスナイト 2着 × 15 キンシャサノキセキ 3着 △ 13 ビービーガルダン ----- 4着 ▲ 11 スズカフェニックス 7着 ◎ 07 カノヤザクラ 10着 ○ 02 ファイングレイン ( 参考 馬連 790円、馬単 1300円、3連複 1680円、3連単 5530円 ) 【 再考 】 ×スリープレスナイトがあっさりと5連勝を果たした。 44回CBC賞、43回北九州記念勝ちをここに持ち込んでのものだろうが、同枠にいて、レースでも3着と力走したキーンランドC2着馬△ビービーガルダンの存在も大きかったのではないだろうか。 2着には×キンシャサノキセキ。 10日目に移った高松宮記念2着馬で、別定規定を変えた函館SSの勝ち馬。 同枠には同じように外国馬がいなかった前年のスプリンターズS2着同枠馬タマモホットプレイがいたが、こちらもこの存在なしには語れないだろう。 一方、◎カノヤザクラは7着。 「外国馬不在→指定戦1着加算歴4枠連対中」から狙ったが、やはり一過性のレースとなるであろう「1日目施行22回セントウルS」のキャリアが邪魔をしたのだろうか……。 そんなことを考えてしまいます。 |