●第42回 スプリンターズステークス(G1)●
     10月5日中山11R 芝1200m、国際、定量、指定

     10月4日更新
     変更点 なし
07 カノヤザクラ 55 小牧 02 ファイングレイン 57 幸
11 スズカフェニックス 57 横山典 13 ビービーガルダン 57 安藤勝
× 14 スリープレスナイト 55 上村 × 15 キンシャサノキセキ 57 岩田

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
36回 02年 4新8芝12、国、定、指 代替新潟、馬単・3連複発売   ビリーヴ
37回 03年 5中8芝12、国、定、指 代替戻り 9R⇔10R デュランダル
38回 04年 4中8芝12、国、定、指 50周年記念、3連単発売   カルストンライトオ
39回 05年 4中8芝12、国、定、指     サイレントウィットネス
40回 06年 4中8芝12、国、定、指 賞金増額(9400→9500)
国際G1認定
(TRアイビスSD→キーンランドC)
(TRセントウルS G2昇格)
(グローバルスプリントチャレンジ第6戦)
  テイクオーバーターゲット
41回 07年 4中8芝12、国、定、指   当日番組変更あり アストンマーチャン
42回 08年 4中8芝12、国、定、指      

【 考察 】

 この秋のG1も始まります。暮れの有馬記念までの長丁場ですがお付き合いのほど、よろしくお願いいたします。

 さて、顔ぶれを見て気になったのが「黒船不在」ということ。
 現行日程になってから外国馬が不在の年は、01〜03年と昨年の計4回あるが、この検討からから入りたい。

年、1着馬、性齢、頭数 備考 枠連 直前加算 2着馬 前走
01年 トロットスター 牡5、12頭   4→2 高松宮記念1着 メジロダーリング アイビスSD1着
02年 ビリーヴ 牝4、11頭

代替新潟、馬単発売

4→7 セントウルS1着 アドマイヤコジーン 安田記念1着
03年 デュランダル 牡4、15頭 3歳馬なし、9R⇔10R 5→6 ニューイヤーS1着 ビリーヴ セントウルS2着
07年 アストンマーチャン 牝3、16頭 当日番組変更あり 4→3 フィリーズ1着 サンアディユ セントウルS1着

 この4年間は2着馬を前走「指定戦」連対で揃えていることがわかる。

 今年の出走馬ではカノヤザクラ、シンボリグランのセントウルS連対馬とキーンランドC2着のビービーガルダンとなるが、連対馬に牝馬が必ず入っていることと、直前加算が「1着加算」ということから考えるとカノヤザクラが有利に見えてくる。

 おまけに、3歳馬が出走している01.02.07年は1着枠が4枠なのだが、その4枠にカノヤザクラが入った。
 馬鹿正直な見方ともなるが、素直にここから入りたい。
 
 相手には3歳馬の出走した01.02.07年はいずれも「指定」戦1着を直前加算に持っていることから、カノヤザクラ以外で該当する02ファイングレイン(高松宮記念)、04プレミアムボックス(オーシャンS)、12タニノマティーニ(キーンランドC)の3頭を上位としたかったのだが、ステップ戦1着馬同士での決着歴がないこともあって、プレミアム、タニノの評価は下げたい。

 そのステップ戦となっているキーンランドC勝ちのタニノマティーニだが、このレースは単勝&枠連万馬券決着だった。
 ということから、現物ではなくて同枠馬までの起用もあるだろうとみて、タニノの同枠に入ったスズカフェニックスに2着馬のビービーガルダンを押さえたい。

 あと、指定戦連対としたが、G1(Jpn1)連対歴とも解釈できるので、高松宮記念2着のキンシャサノキセキをあげるとともに、カノヤ以外で重賞を連勝(44回CBC賞、43回北九州記念)したスリープレスナイトもゾロ目開催絡みでの勝ち歴があるので、今回出番があってもおかしくないだろう。

【 買い目 】 単複07、馬連 7-2.11.13.14.15 計7点


【 結果 】
1着 × 14 スリープレスナイト
2着 × 15 キンシャサノキセキ
3着 △ 13 ビービーガルダン
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4着 ▲ 11 スズカフェニックス
7着 ◎ 07 カノヤザクラ
10着 ○ 02 ファイングレイン
( 参考 馬連 790円、馬単 1300円、3連複 1680円、3連単 5530円 )

【 再考 】
 ×スリープレスナイトがあっさりと5連勝を果たした。
 44回CBC賞、43回北九州記念勝ちをここに持ち込んでのものだろうが、同枠にいて、レースでも3着と力走したキーンランドC2着馬△ビービーガルダンの存在も大きかったのではないだろうか。

 2着には×キンシャサノキセキ。
 10日目に移った高松宮記念2着馬で、別定規定を変えた函館SSの勝ち馬。
 同枠には同じように外国馬がいなかった前年のスプリンターズS2着同枠馬タマモホットプレイがいたが、こちらもこの存在なしには語れないだろう。

 一方、◎カノヤザクラは7着。
 「外国馬不在→指定戦1着加算歴4枠連対中」から狙ったが、やはり一過性のレースとなるであろう「1日目施行22回セントウルS」のキャリアが邪魔をしたのだろうか……。

 そんなことを考えてしまいます。
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