●ジャパン・オータムインターナショナル 第9回 ジャパンカップダート（国際招待）（G1）● 12月7日阪神11R ダート1800m、国際、定量、指定 12月6日更新 変更点 5回東京7日ダ2100→5回阪神2日ダ1800、ジャパン・オータムインターナショナル組込
【 過去7年経歴 】
【 考察 】 今年から組まれたJAIだが、それまでの3戦を振り返りたい。
見事なまでに8枠が連対中。 そして、前年連対枠入りどころか前年出走馬が1頭も出走しなかった女王杯以外は前年の同レースで連対枠に入った馬は今年も連対している。（女王杯2着のカワカミプリンセスも一昨年の1着同枠馬） ならば、昨年の1着枠を組んだヴァーミリアンとメイショウトウコン。 それに、マイルCSが祝日、ジャパンCが取消戦ということで阪神元年となる今年のJCダートにどう影響を及ぼすかはこれからだが、前年の同レースに出走し連対枠入りできなかったサンライズバッカス、フリオーソ、ブルーコンコルド、ボンネビルレコード、ワイルドワンダー、ワンダースピードの6頭とあわせた8頭がどんな枠配置になるかは注目したい。 （12/1 更新） 一方、このレースは今年から大きく変更されるが、来年もこの条件で施行されることは既に発表されている。 そこで考えたいのが「今年、何かを前年から変えて、来年もそのまま継続されるレース」。 こうなると高松宮記念、マイルCSがはずれ、該当するのはセン馬にも開放した天皇賞秋と10R化した宝塚記念。
1着馬は前走GⅡ連対、2着馬は前年秋に再現不能のGⅠを制した馬となっている。 （メイショウサムソンの天皇賞秋は9日目施行、ダイワスカーレットの女王杯は取消戦） 前者に該当するのは回避濃厚なスマートファルコン、後者はヴァーミリアンとブルーコンコルドの2頭いるが、どちらというのならばビリ負けに終わったものの海外遠征歴を買ってヴァーミリアンを上とみたい。 （ 12/3 更新 ） さて、前年に1着枠を組んだヴァーミリアンとメイショウトウコンがどんな枠配置になるか期待したら、なんと何との同枠配置。 これで3枠が消せなくなったこと、さらには前述したように「東京のJCダート」という前年の再現不能なGⅠ勝ちを持つことも加味して、素直に◎ヴァーミリアン。 武蔵野S1着馬が不在の年はJBCクラシック最先着馬が連対しているのもプラスだろう。 武蔵野S1着馬不在年のJCダート
相手は前年に連対枠からもれた馬が入っていない4枠、5枠を上位としたい。 JBCクラシックのコピーとなる3歳馬サクセスブロッケンが筆頭で、次に3年前の同レース1着馬カネヒキリに加えて、前述した04年、06年の連対枠には3歳馬がいたので残る3歳馬カジノドライヴも拾う。 あとはJCダートにあわせて1週遅れた施行となった武蔵野S2着のサンライズバッカス、前年敗戦馬のみの枠というのが気になるが、JAIで連対を続ける8枠から10R初年となったプロキオンS2着歴のあるワイルドワンダーを押さえたい。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 ▲ 10 カネヒキリ 2着 -- 05 メイショウトウコン 3着 ◎ 06 ヴァーミリアン ----- 8着 ○ 07 サクセスブロッケン （ 出走取消 13 マストトラック ） （ 参考 枠連 860円 ） 【 再考 】 予想の基本的な考えはあっていたが、馬券の下手さで外したレース。 本文でも書いたが、JAIになってからの3レースを振り返って気づいた点が2つ。 ・ 「前年連対枠入り馬」が今年も連対枠入りしている。 ・ 逆に「前年連対枠入りできなかった」馬は出番なし。 これで考えると、前年1着枠の2頭が再度同枠を組んだ3枠以外では4枠と5枠しか残らない。 となれば、JAI最終戦ということでゾロ目ありと見ても枠連3-3.4.5の3点で終わったはず。 ちなみに、ヴァーミリアンがこけて、前年は1着同枠までのメイショウトウコンが2着に入ったのは、今年からの「施行場変更」が大きかったのではないかと。 さらには当日になっての取消。JAI最終戦ということで、これまでの流れをひっくり返す（1.2着を逆にする）結果を用意していたと考えてます。 そして、5枠に入った3年前の同レース勝ち馬カネヒキリが勝ったのだが、前年を休養していたことと、ダート戦初出走となるアドマイヤフジが同枠に入ったのが大きかったのではないでしょうか。 |