●第55回 北海道新聞杯クイーンステークス(Jpn3)●
     (札幌競馬場開設100周年記念競馬)
     8月12日札幌09R 芝1800m、牝、混合、別定、特指

     8月11日更新
     変更点 表記G3→Jpn3
05 アドマイヤキッス 55 川田 02 イクスキューズ 52 田中勝
10 デアリングハート 56 藤田 01 アサヒライジング 55 柴田善
× 08 フサイチパンドラ 55 福永 × 12 ロフティーエイム 55 柴山

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
50回 02年 1札2芝18、牝、混、別、特 4日→2日、冠名入り、馬単・3連複発売 9R⇔10R ミツワトップレディ
51回 03年 1札2芝18、牝、混、別、特     オースミハルカ
52回 04年 1札2芝18、牝、混、別、特 11R設計→9R設計、3連単発売   オースミハルカ
53回 05年 1札2芝18、牝、混、別、特 賞金減額(4200→3900)   レクレドール
54回 06年 1札2芝18、牝、混、別、特 別定規定変更   デアリングハート
55回 07年 1札2芝18、牝、混、別、特 表記G3→Jpn3、開設100周年記念競馬    

【 考察 】
 今年の札幌開催は、サブタイトルで「札幌競馬場開設100周年記念競馬」が付与されて全レースが施行されることもあり、JpnV化してリニューアルされるのは1年先送りになるのではないか?と受け取りたい。

 そうなると、「代替競馬」「記念競走」「出走取消戦」などでの賞金加算歴を持つ馬を狙ってみたい。

 はくぼ競馬の施行にともない、11R→9R化し、1回限りの「非全国発売」3連単馬券を発売した初年となった3年前はオースミハルカの連覇に終わった。
 
 今回もデアリングハートの連覇ということが起きてもいいだろう。
 直前の賞金加算が出走取消2頭の府中牝馬S勝ち。
 ゾロ目開催のここを制するに値するキャリアと考えられる。

 一方、人気となっているアドマイヤキッス。
 外回り使用前のチューリップ賞、代替中京でのローズS、44回愛知杯(当日施行順変更あり)勝ちと、翌年変更されたレースを制していることで、ここでは外すことはできない。

 他には、11回秋華賞2着、枠連ゾロ目万馬券戦ヴィクトリアマイル2着のアサヒライジング、降着G1エリザベス女王杯勝ちに取消戦エンプレス杯2着のフサイチパンドラ……枚挙にいとまがない。

 そこで今回だが、人気となっているアドマイヤキッスから入りたい。
 本来ならデアリングハートを狙いたいのだが、このレースでは最高賞金額馬が連対できないこともあり、▲まで。
 
 アドマイヤキッスが持つ44回愛知杯勝ちを評価したい。
 相手筆頭に唯一の3歳馬イクスキューズ。この馬もクイーンCをゾロ目1着で賞金を加算していることもあり、狙ってみたい。

 その後はデアリングハート、アサヒライジングといったゾロ目開催賞金加算歴やフサイチパンドラ、ロフティーエイムという取消戦加算歴を持つ馬をあげたい。

【 買い目 】 馬連 5-1.2.8.10.12 計5点


【 結果 】
1着 △ 01 アサヒライジング 2着 ○ 02 イクスキューズ 3着 -- 11 ディアチャンス
( ◎ 05 アドマイヤキッス 4着、▲ 10 デアリングハート 7着 )
( 参考 馬連 1980円、馬単 3850円 )

【 再考 】
 終わってからしか、わからないことがある。
 終わってからしか、気づかないことがある。

 それを実感。
 というのは、このレースは今年から「JpnV」化。
 これまでに「Jpn」化したレースで賞金を積み重ねた2頭でワンツーフィニッシュ。

 アサヒライジング 直前加算 ヴィクトリアマイル2着
 イクスキューズ 直前加算 クイーンC1着

 しかも直前加算を果たしたレースはともに「枠連ゾロ目決着」と意味深な形。

 2着のイクスキューズはこれまでに「国際」戦未出走。
 これも効いたのだろうか?
 
 また、サマーシリーズに「組み込まれていない」このレース。
 サマーシリーズで賞金を加算したロフティーエイムなどは不要ということもここで知ることになる。
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