●第12回 マーメイドステークス(G3)● 
    6月17日阪神11R 芝2000m、牝、国際、ハンデ、特指

    6月15日更新
    変更点 前年代替京都
07 ディアチャンス 53 武豊 11 コスモマーベラス 56 安藤勝
03 スプリングドリュー 55 柴山 -- --

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 3阪8芝20、牝、混、別、特 特指化、夏季番組移行   ヤマカツスズラン
8回 03年 3阪8芝20、牝、混、別、特 馬単・3連複発売   ローズバド
9回 04年 3阪8芝20、牝、混、別、特   9R⇔10R アドマイヤグルーヴ
10回 05年 3阪8芝20、牝、国、別、特 国際化、3連単発売、賞金減額(4200→3900) 取消 ダイワエルシエーロ
11回 06年 4京2芝20、牝、国、H、特 代替京都、8日→2日、別定→ハンデ   ソリッドプラチナム
12回 07年 3阪2芝20、牝、国、H、特 代替戻り    

【 考察 】
 今週から夏競馬。
 開幕週となるマーメイドSだが、歴史を見ると、今年が事実上の開幕戦といっていいだろう。

 というのも、昨年は「京都」施行、一昨年までは別定戦で、「阪神、2日目、ハンデ」で行われるのは初めて。

 そうなると、過去のものは通用しないと考えたい。
 
 さて、一見しただけで判別できるものがいくつかある。
 京都で施行された昨年の1着馬ソリッドプラチナムは唯一の3歳馬で対古馬戦未出走。

 そして、夏季番組に移行した02年から05年までの1着馬にはすべて直近1年以内のG1出走歴があった。

 それらを排除したい。

 つまり、今回は「勝ち馬は、古馬でG1出走歴を持っていない馬」になるのではないだろうか?

 これに該当する馬は、02ニホンピロブリュレ、07ディアチャンス、10コスモプラチナの3頭。
 1年以上前にG1出走歴がある08ショウナンパントルを入れても4頭。

 その中では、準オープンを唯一勝った(オープン在籍馬となった)ディアチャンスに期待したい。

 今回、直近1年以内にG1(Jpn1)に出走した馬と同枠配置されなかったことも、この馬への追い風として受け止めたい。
 
 馬券はこの馬の単複と、コスモマーベラス、スプリングドリューへの馬連を。

【 買い目 】  単複 07 、馬連 7-3.11 計4点


【 結果 】
1着 ◎ 07 ディアチャンス 2着 -- 09 サンレイジャスパー 3着 -- 04 ソリッドプラチナム
( ○ 11 コスモマーベラス 8着、▲ 03 スプリングドリュー 5着 )
( 単勝 440円、複勝 180円 )

【 再考 】
 やはり、これまでとは違った一面をこのレースでは見せた。
 夏番組移行後の勝ち馬には見られない、古馬G1格未出走馬の勝ち。

 これが読めたことが最大の収穫。

 連複馬券は自信がなく、単複で終わることも選択肢として考えた。
 2着のサンレイジャスパーにしても、過去1年間に自身に1着加算歴がなかったことと、同枠に古馬G1格未出走のコスモプラチナが入ったことが大きかったのだろう。
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