●第45回 スポーツニッポン賞 京都金杯(G3)● 
    1月6日京都11R 芝1600m、国際、ハンデ

    1月5日更新
    変更点 なし
15 フサイチリシャール 57 鮫島 04 ホッコーソレソレー 55 藤岡
07 エイシンドーバー 55 蛯名 14 キンシャサノキセキ 55 安藤
× 02 スズカフェニックス 56 幸 × 05 マルカシェンク 56 赤木

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
40回 02年 1京1芝16、混、H     ダイタクリーヴァ
41回 03年 1京1芝16、混、H 馬単・3連複発売 枠連ゾロ目 サイドワインダー
42回 04年 1京1芝16、混、H     マイソールサウンド
43回 05年 1京1芝16、混、H 3連単発売   ハットトリック
44回 06年 1京1芝16、国、H 国際化 6R→7R→8R ビッグプラネット
45回 07年 1京1芝16、国、H      
 
【 考察 】
 新年の競馬を飾る金杯で今年も幕開けです。 本年もよろしくお願い申し上げます。

 さて、予想の開幕戦となる東西金杯だが、今年は難解。
 
 ご承知の通り、例年よりも1日遅れて「1月6日」の開幕。

 これは昭和60年以来ということらしいが、このときは「1回京都2日目」。
 (ちなみにこのころは、競馬とは無縁の少年時代を過ごしていた)

 今年は1回京都1日目と例年通りの開催日程でもあり、変更点はないものとして扱いたい。

 しかし、これだけは勘弁してほしいのだが、解釈1つで真逆の方向へ行ってしまうこともある世界。
 そうならば、素直にあきらめます。

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 本題に戻りたい。

 既報の通り、日本の競馬は今年から「パートT国」に昇格し、新しい競馬社会が始まる。

 昨年から始まった古馬条件定量戦のように、JRAが行う改革の大部分は世代交代の象徴となる「2歳新馬」が始まる夏競馬から。

 年の頭から始まったのは、平成12年からの「国際化5か年計画」、平成13年からの「新馬齢表記」が該当する。

 その平成12年、13年の京都金杯はキョウエイマーチ、ダイタクリーヴァがそれぞれ勝ち名乗りをあげた。

 それぞれの戦歴で簡単に把握できることは、

   「3歳限定戦を含めても、条件戦出走歴なし」
   「過去1年内に、同距離G1出走歴と重賞勝ちあり」 といったところだろう。

 これらの要素をあわせ持つ馬は10グレイトジャーニー、11キネティクス、12マイネルスケルツィ、15フサイチリシャールの4頭。
 ここからは、「別距離重賞勝ち歴」を持つフサイチリシャールを選ぶ。

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 相手には条件戦を勝ちあがり、オープンでも連対歴を持つホッコーソレソレー、エイシンドーバーを中心に、キンシャサノキセキ、スズカフェニックスといったところを狙いたい。

 最後の押さえは、前走から負担重量が減っていない馬どうしで組まれた3枠。
 ここからはG1出走歴のあるマルカシェンクを押さえたい。  

【 買い目 】 馬連流し 計5点
 

【 結果 】
1着 -- 12 マイネルスケルツィ 2着 ▲ 07 エイシンドーバー 3着 -- 09 サクラメガワンダー
( ◎ 15 フサイチリシャール 13着、○ 04 ホッコーソレソレー 8着 )

【 再考 】
 ほとんどあっていたのに、何で変えてしまったんでしょう?(汗)
 
 途中に「要素を併せ持つ馬は4頭」と書き、その中にはきっちりと勝ったマイネルスケルツィが入っていた。

 変えた理由は2つ。
 1つは、4頭の中でフサイチだけがマイル戦勝ちを過去1年間に持っていなかったこと。
 もう1つは、マイネルと同枠になったキネティクスの存在。

 この馬が過去1年間に連対枠入りした重賞は以下のとおり。

 京都金杯 1着同枠(当日施行順変更あり)
 東京新聞杯 2着同枠(翌年(つまり今年)別定規定変更)
 富士S 1着(翌年(つまり今年)以降、サブタイトル(サウジアラビアロイヤルC)付与)

 いずれも、当日に何らかの変更をしたか、次の年に変更が起きるレースだった。
 カレンダーを見る限り、来年の金杯は1月5日(土曜日)施行が確実。

 そうすると、「1月6日」開幕は1回限りという考え方ができたはず。
 それなら「2006WSJS」に組み込まれた「ゴールデンホイップT」1着馬エイシンドーバーと組み合わせることも可能だったはず。
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