●第47回 きさらぎ賞(NHK賞)(G3)● 
    2月11日京都11R 芝1800m、3歳、混合、別定、特指

    2月10日更新
    変更点 祝日施行、8頭立
06 オーシャンエイプス 56 武豊 03 ナムラマース 57 ペリエ
07 アサクサキングス 56 四位
→ 武幸
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【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
42回 02年 2京6芝18、3歳、混、別、特     メジロマイヤー
43回 03年 2京6芝18、3歳、混、別、特 馬単・3連複発売 枠連ゾロ目 ネオユニヴァース
44回 04年 2京6芝18、3歳、混、別、特     マイネルブルック
45回 05年 2京6芝18、3歳、混、別、特 3連単発売   コンゴウリキシオー
46回 06年 2京6芝18、3歳、混、別、特 別定規定変更   ドリームパスポート
47回 07年 2京6芝18、3歳、混、別、特   祝日施行、8頭  

【 考察 】
 先週の共同通信杯と同条件で施行されるが、施行時期が1週間違う以上、当然のことながら両レースには違いがある。

 まず、勝ち馬からみてみたい。
 なお、現行馬齢表記となり、共同通信杯が現名称になった2001年からとする。
年 レース名 変更点等 上1着下2着馬名 賞金  直前加算 備考 重賞連対歴
01年 共同通信杯 名称変更 ジャングルポケット ---- ラジオたんぱ 2着 3歳未出走 2歳あり
    プレジオ ---- 葉牡丹賞 1着 3歳加算なし  
    きさらぎ賞   アグネスゴールド ---- 若駒S 1着    
    ダンツフレーム ---- 野路菊S 1着 3歳未出走  
02年 共同通信杯 2回東京施行 チアズシュタルク 1200 シンザン 2着   3歳2着
    サンヴァレー 2150 ジュニアC 1着    
    きさらぎ賞   メジロマイヤー 800 白梅賞 1着    
    アグネスソニック 2750 京王杯  2着 3歳未出走 2歳2着
馬単発売 馬齢重量55K→56K
03年 共同通信杯 代替中山
増量馬なし
ラントゥザフリーズ 800 つわぶき賞 1着 3歳加算なし  
    タカラシャーディー 800 くすの木賞 1着    
    きさらぎ賞 枠連ゾロ目 ネオユニヴァース 800 白梅賞 1着    
    サイレントディール 2800 シンザン 1着   3歳あり
04年 共同通信杯 枠連ゾロ目 マイネルデュプレ 800 ひいらぎ賞 1着 3歳未出走  
    アポインテッドデイ 1150 京王杯 2着 3歳未出走 2歳2着
    きさらぎ賞 44回 マイネルブルック 800 寒竹賞 1着    
    ブラックタイド 1350 若駒S 1着    
3連単発売
05年 共同通信杯   ストーミーカフェ 3200 朝日杯FS 2着 3歳未出走 2歳あり
    ダイワアプセット 800 若竹賞 1着    
    きさらぎ賞   コンゴウリキシオー 800 くすの木賞 1着    
    マキハタサーメット 1600 さざんかS 1着 3歳未出走  
06年 共同通信杯 別定規定 アドマイヤムーン 3450 ラジオたんぱ 2着 3歳未出走 2歳あり
    フサイチリシャール 5800 朝日杯FS 1着 3歳未出走 2歳あり
    きさらぎ賞 別定規定 ドリームパスポート 400 未勝利 1着 3歳未出走  
    メイショウサムソン 2650 中京2歳S 1着 3歳未出走 2歳2着
07年 共同通信杯   フサイチホウオー 3600 ラジオNIKKEI 1着 3歳未出走 2歳あり
    ダイレクトキャッチ 400 新馬 1着 3歳加算なし  
    きさらぎ賞 祝日、8頭 ?????      
           
 (備考:馬名赤字は増量馬)

 共同通信杯は2歳重賞の連対馬が出走すれば必ず連対枠に組み込んできている(不出走の02年除く)。
 その例にならうかのごとく、フサイチホウオーが今年の共同通信杯を勝ちあがった。

 昨年は「3歳未出走馬が連対」という共通事項が発生したが、両レースとも「3歳500万勝ち」馬がいなかった。

 しかし、今年はマルカラボンバが500万萌黄賞を勝った後、連闘で出走。
 これで、話は若干変わるだろう。

 出走頭数も当初は9頭だったが、オーソリティバイオの発売前取消で8頭立。
 おまけに今回は祝日施行ということで、共同通信杯とは組み合わせが変わることも考えられる。

 つまり、本来は違う流れになるはずだが、きさらぎ賞が変更することで、同じ方向に行くのではないか?ということ。
 フサイチホウオーと同系列といえば、同じ2歳重賞勝ち歴のある増量馬ナムラマース。

 単純に考えればこの馬だろうが、共同通信杯との違いが1つある。

 それが、「年明けデビュー」馬の存在。

 当日の施行順を入れ替えた日の新馬勝ち、ということもあり、唯一の年明けデビュー馬オーシャンエイプスを狙いたい。

 相手にはフサイチホウオーと同系の流れを持つナムラマース、2歳500万百日草特別を8頭立で勝ったアサクサキングスを押さえたい。  
 
  馬券は絞って、馬連3点で。 

【 買い目 】 馬連ボックス 計3点。
 

【 結果 】
1着 ▲ 07 アサクサキングス 2着 ○ 03 ナムラマース 3着 -- 05 サムライタイガース
( ◎ 06 オーシャンエイプス 4着 )
( 騎手変更 ▲ 07 アサクサキングス 四位→武幸 )
( 馬連 850円 )(参考:馬単 2230円 )

【 再考 】
 勝ったのが8頭立500万下百日草特別を勝ったアサクサキングス。

 共同通信杯には見られなかった500万下勝ちを直前加算に持つ馬(資格賞金900万)だった。

 そして2着が札幌2歳Sを勝って増量されたナムラマース。

 これまた共同通信杯にはない「特指」重賞1着歴のみをもって登場していることもあり、問題はない。

 素直にそれだけでよかったということなのだろうか。
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