●サマースプリントシリーズ 第7回 アイビスサマーダッシュ(Jpn3)●
     7月15日新潟11R 芝1000m、国際、別定、特指

     7月14日更新
     変更点 表記G3→Jpn3
18 アイルラヴァゲイン 56 吉田隼 03 クーヴェルチュール 51 後藤
16 ナカヤマパラダイス 56 木幡 01 モルトグランデ 53 蛯名
× 07 プレミアムボックス 56 石橋脩 × 09 サチノスイーティー 54 吉田豊
 (騎手変更 05 ロイヤルキャンサー 江田照 56→未定 56)

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
2回 02年 3新4芝10、混、別、指 馬単・3連複発売   カルストンライトオ
3回 03年 3新4芝10、混、別、指     イルバチオ
4回 04年 3新4芝10、混、別、指     カルストンライトオ
5回 05年 3新4芝10、国、別、指 国際化、3連単発売、賞金減額(4300→4100)   テイエムチュラサン
6回 06年 2新2芝10、国、別、特 3回4日→2回2日、指定→特指、別定規定変更   サチノスイーティー
7回 07年 2新2芝10、国、別、特 表記G3→Jpn3    

【 考察 】

 今回だが、先行実施されたサマーシリーズの2戦を振り返ることから始めたい。

 函館スプリントSのアグネスラズベリ、七夕賞のサンバレンティン。
 この2頭の1着馬には昨年のサマーシリーズの出走歴はなく、過去1年以内に重賞で賞金を加算していた。

 そういった馬は16ナカヤマパラダイス、18アイルラヴァゲインの2頭のみ。
 
 そこで、今回は素直に8枠から入りたい。

 アグネスラズベリ、サンバレンティンがともに「奇数開催日」施行のレースで賞金を加算しているので、同じ奇数開催日の加算歴を直前に持つアイルラヴァゲインを上位としたい。

 アグネスラズベリ  阪神牝馬S2着(2回阪神「5日目」)
 サンバレンティン 農林 福島記念1着(3回福島「7日目」)
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 ナカヤマパラダイス CBC賞2着(2回中京8日目)
 アイルラヴァゲイン オーシャンS1着(2回中山「3日目」)

 一方の相手馬。
 昨年、一昨年とこのレースは3歳馬が勝っているが、今回も2頭が回避したことで唯一の3歳牝馬となったクーヴェルチュール。

 サマーシリーズにジョッキー部門が創設されたことで、昨年までの2頭になかった対古馬勝ちを持っていることを評価したい。

 また、この2年間のアイビスSD2着馬は前走では古馬相手に負けていた。

 その逆は当然1着。

 古馬相手に1000万を勝ったプレミアムボックス、3歳限定の1000万を勝ったモルトグランデ。
 この両馬が2頭とも出てきたのには疑問があるが、出てきた以上は押さえたい。

 ついで、前述したナカヤマパラダイスと、唯一、前走地方から転戦してきた前年1着馬サチノスイーティーまで。

【 買い目 】  単勝 18、馬単 18-3 馬連 18-1.3.7.9.16 計7点


【 結果 】
1着 -- 13 サンアディユ 2着 ▲ 16 ナカヤマパラダイス 3着 ○ 03 クーヴェルチュール
( ◎ 18 アイルラヴァゲイン 4着(1着同枠))

【 再考 】
 気にはなっていたが、過去1年内で唯一同距離戦で賞金加算歴を持っていた▲ナカヤマパラダイス。

 こちらから入るべきだったか?

 しかし、いずれにしても7枠をカモと考えていた時点で負け。

 こればかりは再検討する余地があります。

 1000万条件を勝った2頭、モルトグランデにプレミアムボックス。
 「2頭とも出てきたのには疑問がある」 、と書いた以上、2頭とも切る手だったか。

 この夏からサマーシリーズにジョッキー部門が制定され、さらにはJpnV化。

 ちょっと難しく考えすぎているのかもしれない。

 しかし、安直に行っても結論は同じ。

 考えさせられますね。競馬は。
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