●第14回 函館スプリントステークス(Jpn3)●
     7月1日函館11R 芝1200m、混合、別定、特指

     6月30日更新
     変更点 別定規定変更、表記G3→Jpn3
11 アドマイヤホクト 52 横山典 01 タマモホットプレイ 57 渡辺
09 ビーナスライン 54 秋山 16 ブラックバースピン 56 四位
× 04 サープラスシンガー 52 木幡 × -- --

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
9回 02年 1函6芝12、混、別、特 8日→6日、別定規定変更 9R⇔10R サニングデール
10回 03年 1函6芝12、混、別、特 馬単・3連複発売、別定規定変更   ビリーヴ
11回 04年 1函6芝12、混、別、特   取消 シーイズトウショウ
12回 05年 1函6芝12、混、別、特 3連単発売、賞金減額(4300→4100) 6R→7R→8R
9R→12R→10R
シーイズトウショウ
13回 06年 1函6芝12、混、別、特 別定規定変更 取消、6R⇔7R、8R⇔9R ビーナスライン
14回 07年 1函6芝12、混、別、特 別定規定変更、表記G3→Jpn3    

【 考察 】
 6日目の現行日程となってからは、毎年微妙に変更されているところが多く、狙いづらいレースでもある。
 この規定のまま、来年があるのか?というのが第一の疑問だが、来年は現行日程のままならカレンダーは7月に入る。

 今年の別定規定は「6月」なので「3歳52K」なのだが、来年は再度「3歳53K」の基礎規定を背負う。

 そうなると今回もまた1回限りのレースとなる。
 前回3歳52Kの規定で行われた函館スプリントSは02年。

 勝ったのは52Kの3歳馬サニングデールだった。

 今回出走する3歳馬は、サープラスシンガーとアドマイヤホクト。

 サニングデールには、橘S1着→ファルコンS1着歴を持つ、古馬とは初対戦。(当時のファルコンSは6月施行)
 また、そのときに同枠配置されたロッキーアピールは、1600万下を勝ったものの、オープンでは出番なし。

 そういう視点で見れば、「3歳馬+古馬オープン出番なし」の枠と受け取ることができる。

 サープラスシンガーの同枠、アンバージャックは京阪杯と福島民報杯で1着歴を持つ。
 一方、アドマイヤホクトの同枠、アズマサンダースは過去1年、全くといっていいほど出番なし。

 この点から見て、古馬対戦歴を持つ点は気になるが、同距離オープン特別1着→同距離重賞1着歴を持つアドマイヤホクトから入りたい。

 相手は唯一の増量馬となったタマモホットプレイを筆頭に、前年1着馬のビーナスライン、CBC賞から連勝を狙うブラックバースピン、前述したもう1頭の3歳馬サープラスシンガーを押さえる。

【 買い目 】 馬連 11-1.9.4.16 計4点


【 結果 】
1着 -- 02 アグネスラズベリ 2着 × 04 サープラスシンガー 3着 △ 16 ブラックバースピン
( ◎ 11 アドマイヤホクト 12着、○ 01 タマモホットプレイ 5着、▲ 09 ビーナスライン 14着 )

【 再考 】
 勝ったのがアグネスラズベリで同枠馬が唯一の増量馬タマモホットプレイ、2着に3歳馬×サープラスシンガーが入ったことで、サンプルを02年とし、3歳馬の枠と増量馬の枠を押さえたことはあっていた。

 しかし、そのあとはまずかったようだ。

 ◎アドマイヤホクトが持つ、祝日施行クリスマスローズS勝ちに、第21回ファルコンS勝ち、500万下勝ちも枠連ゾロ目。
 1回限りとなりそうなこのレースで来る要素は十分にある、おまけに同枠に賞金加算歴を持たないアズマサンダースなら通用すると見ていた。

 しかし、サンプルとした02年の1着馬サニングデール、今回の2着馬サープラスシンガーになく、アドマイヤホクトにはあったものが、「対古馬戦出走歴」 。

 古馬対戦歴を持たないピュアな経歴を求めていたのだろう。

 そして、その点から見ると、今年からサマーシリーズにはジョッキー部門が新設されたことも考慮すべきだったのだろう。

 2着同枠のアンバージャックにある「1200m移行元年京阪杯勝ち」。

 ここにつながるのではないだろうか。
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