●サマー2000シリーズ 第43回 農林水産省賞典函館記念(Jpn3)●
7月22日函館9R 芝2000m、混合、ハンデ、特指
7月21日更新
変更点 表記G3→Jpn3
◎ |
01 ナムラマース |
53 秋山 |
○ |
11 シルクネクサス |
56 四位 |
▲ |
06 サクラメガワンダー |
57 岩田 |
△ |
02 アドマイヤフジ |
57.5福永 |
× |
09 マチカネキララ |
56 藤田 |
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-- |
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【 過去5年経歴 】
回数 |
年、日程、条件 |
変更点 |
当日変更 |
1着馬名 |
38回 |
02年 2函4芝20、混、H、特 |
6日→4日、馬単・3連複発売 |
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ヤマニンリスペクト |
39回 |
03年 2函4芝20、混、H、特 |
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エアエミネム |
40回 |
04年 2函4芝20、混、H、特 |
11R設計→9R設計、50周年記念 |
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クラフトワーク |
41回 |
05年 2函4芝20、混、H、特 |
3連単発売 |
取消、枠連ゾロ目 |
エリモハリアー |
42回 |
06年 2函4芝20、混、H、特 |
サマーシリーズ組込 |
10R⇔11R、枠連ゾロ目 |
エリモハリアー |
43回 |
07年 2函4芝20、混、H、特 |
表記G3→Jpn3 |
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【 考察 】
「国際」設計とするには、検疫厩舎等の施設を設置できないため、G3からJpn3に表記が変更された。
その「Jpn3」化した古馬のレースはこれまでに6つ。
レース名(赤字ハンデ戦) |
変更点等 |
1着馬名 |
直前加算歴 |
小倉大賞典 |
取消 |
アサカディフィート(セン9) |
中山金杯2着 |
ダイヤモンドS(国際) |
祝日、取消 |
トウカイトリック(牡5) |
ステイヤーズS2着 |
オーシャンS(国際) |
外枠発走 |
アイルラヴァゲイン(牡5) |
サンライズS準1着 |
新潟大賞典(国際) |
祝日 |
ブライトトゥモロー(牡5) |
テレビ静岡賞準1着 |
函館スプリントS |
別定規定変更 |
アグネスラズベリ(牝6) |
阪神牝馬S2着 |
アイビスSD(国際) |
|
サンアディユ(牝5) |
貴船S準1着 |
「国際」冠ではないJpn3は小倉大賞典、函館スプリントS(以下、函館SS)の2つ。
いずれも重賞2着を直前加算とする馬が制しているのだが、今回、サイレントプライドが回避したため、該当馬はいない。
一方、9R設計となってからは3歳馬の出走がなかったが、今年はナムラマースが出走してきた。
そのナムラマース。
今年から北海道シリーズは「Jpn」化したが、同じくJpn化した「きさらぎ賞2着」「毎日杯1着」で賞金加算歴を持っていることもあり、ここから入ってみたい。
函館SSのアドマイヤホクト、アイビスSDのアイルラヴァゲイン。
両レースともにJpnV勝ち歴のある2頭に◎を打ったが撃沈した。
しかし、函館SS、アイビスSDはともにフルゲートの出走で3歳馬が2頭いたのに対し、函館記念はフルゲート割れの11頭立てで3歳馬は1頭のみ。
この出走頭数から何からの違いがもたらされるのではないか?と考え、再度JpnV勝ち馬のナムラマースを狙う。
ナムラマースが賞金を加算したきさらぎ賞は「祝日施行、8頭立(非枠連発売)」、毎日杯は「第54回、距離変更戦」だったこともあり、第43回でゾロ目を踏む前年のここでこそ通用するキャリアではないか?とも考えている。
一方の相手馬だが、大外枠のシルクネクサスを筆頭とする。
前走の巴賞1着枠の2頭がそのまま今回もトレースし、再度モノポールと同枠を組んだ。
函館記念ではこの2年間、巴賞最先着馬が勝っていることも押さえたい。
あとは、七夕賞2着のアドマイヤモナークと同じ「TR→天皇賞出走」となったマイソールサウンドの同枠馬サクラメガワンダー、古馬JpnV出走歴のある宝塚記念4着馬アドマイヤフジ、押さえに巴賞4着馬のマチカネキララを。
【 買い目 】 馬連 1-2.6.9.11 4点
【 結果 】
1着 -- 04 エリモハリアー 2着 -- 05 ロフティーエイム 3着 ▲ 06 サクラメガワンダー
( -- 08 コスモテナシャス 競走除外 )
( ◎ 01 ナムラマース 6着、○ 11 シルクネクサス 7着 )
【 再考 】
エリモハリアーの3連覇で幕を閉じた。
エリモハリアーが勝った一昨年、昨年はともに枠連ゾロ目決着。
今年もこの馬を起用し、枠連万馬券決着を見せることですべて1着馬を棚上げしてきたのだろう。
七夕賞のサンバレンティンと同じく、「同競馬場、同距離重賞勝ち」の馬を求めてきたことは注目したい。
一方、2着に食い込んだロフティーエイムだが、この馬だけが唯一の牝馬。
七夕賞は牝馬が出走しなかったが、函館SSのアグネスラズベリ、アイビスSDのサンアディユと連対は牝馬が来ていることも今後のために記憶にとどめておきたい。
ただし、スプリントシリーズと違って2着までだったことも押さえておく必要があるだろう。
◎を入れたナムラマース。
Jpn化したことで狙ってみたが、どうやらその狙いは全く違っていたようだ。 |