●第4回 福島牝馬ステークス(G3)●
     4月21日福島11R 芝1800m、牝、混合、別定、指定

     4月20日更新
     変更点 国際化、別定規定変更
16 ヤマニンメルベイユ 54 勝浦 07 ロフティーエイム 54 吉田隼
09 ニシノフジムスメ 54 中舘 -- --

【 過去3年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
1回 04年 1福8芝18、牝、混、別 新設 3着同着 オースミコスモ
2回 05年 1福8芝18、牝、混、別 3連単発売、賞金減額(4200→3900)   メイショウオスカル
3回 06年 1福7芝18、牝、混、別、指 8日→7日、指定競走化 6R⇔7R、9R⇔12R ロフティーエイム
4回 07年 1福7芝18、牝、国、別、指 国際化、別定規定変更    

【 考察 】

 昔は秋に行われていた父内国産限定のカブトヤマ記念が春に移転し、牝馬限定になったため、名称が変更された。
 昨年、新設されたヴィクトリアマイルへのステップレースとしても今後は機能するかもしれない。

 これまでは終わってみれば、毎回1回限りのレースだったのだが、今年のスペックを維持するかしないかでガラッと方向性は変わるのではないだろうか。

 というのも、これまで3年間の1着馬の直前加算はいずれも牝馬限定戦。
 しかし、今年の出走馬で直前加算が牝馬限定戦という馬は7頭、長期休養明けのアルーリングボイスを含めても過去1年賞金加算歴なしの馬が5頭。

 牝馬戦加算馬同士の枠は4枠になるが、前年1着馬のロフティーエイムと単勝万馬券戦を勝ったサンマルセイコー。
 今年からリニューアルされたレースとして受け取るには弱すぎる。

 その中で考えたいのが、昨年夏から始まった「古馬条件定量戦」。
 新たなキャリアを求めるのなら、昨年までの1着馬に見られた「直前連対がハンデ戦」というのではなく、新生された定量戦というのがふさわしいのではないだろうか。

 その中では3頭いる牝馬限定平場条件戦の1着馬や、去年のロフティーエイムのような前走1000万下では狙いづらい。

 1600万下出走歴という、これまでの3年間になかったキャリアを求め、過去1年以内に経験した馬が同居した7.8枠を上位視する。

 しかし、当日の施行順を変更した馬が同居した7枠よりは8枠を評価したい。

 その8枠。負けたサンレイジャスパーよりも、定量1600万天の川Sを勝ってオープン入りしたヤマニンメルベイユから入る。

 相手にはこれまでの2着馬では見られなかった通年オープン出走のロフティーエイム、ニシノフジムスメを。
 
【 買い目 】 単複16、馬連 16−7.9 計4点


【 結果 】
1着 -- 14 スプリングドリュー 2着 -- 10 フラッグシップ 3着 ◎ 16 ヤマニンメルベイユ
( ○ 07 ロフティーエイム 5着、▲ 09 ニシノフジムスメ 12着 )
( 複勝 230円 )

【 再考 】
 途中まではあっていた。
 1600万歴を求め、7.8枠までにターゲットを絞ったことは。
 ちなみに、8枠にした理由は文中に書いたように、7枠の2頭が持つ賞金加算歴を嫌ったこと。

 1着 スプリングドリュー ニューマーケットC準1着(当日8R⇔9R)
 同枠 コスモマーベラス ユートピアS準1着 → ターコイズS1着(枠連ゾロ目)→愛知杯2着(44回、当日8R→9R→10R)

 直前加算が施行順変更日というのを嫌ったものであり、◎ヤマニンメルベイユの同枠となったサンレイジャスパーも直前加算は2頭が出走取り消しとなった府中牝馬S2着。

 これも嫌って、ヤマニンを◎とした。

 ただ、結果論となってしまうが、「1600万勝ち馬での構成枠」という大局的な視点でいけば、7枠を軸にすることも出来ただろう。

 一方の2着馬フラッグシップ。
 前走で牝馬限定1000万を勝ったのがジョリーノエルと合わせて2頭いたうえに、「牝馬限定1000万平場、芝1800」と同じ条件なので、評価をさげた。

 ただ、同枠馬を含めてもオープン歴がない6枠よりかは、オープン出走歴のあるニシノフジムスメの入った5枠という手も取れたのだろう。
 
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