●第55回 トヨタ賞中京記念(G3)● 3月4日中京11R 芝2000m、国際、ハンデ 3月3日更新 変更点 なし
【 過去5年経歴 】
【 考察 】 伝統のハンデ重賞も第55回を数えることになった。 この3年間は、「1着同着」もしくは「2着同着」で準オープンを卒業した馬が連絡みしているが、今年はそういった馬はいない。 そして、この3年間の連対馬は範囲が広いがワンパターンとなっている。 それは、「ハンデ戦勝ちでオープン入りした馬 VS 通年オープン在籍で古馬戦加算歴なし」 このパターンで決まるのならば、軸はおのずからトウショウパワーズで決まる。 過去1年間にオープンで出走歴がないこともプラスに作用するのではないだろうか。 オープン歴のないトウショウの相手には、オープン連対歴のある馬をあげたい。 ちなみに、1着賞金4300万のゾロ目開催、かつ「国際」冠の重賞は昨年の東西金杯。 2着馬はニューベリー(京都)、アサカディフィート(中山)だが、ともに、翌年は変更されるレースでの賞金加算歴が直前加算となっていた。 ニューベリー 2005ファイナルS1着 ← このネーミングでは翌年はない。 アサカディフィート 京阪杯2着 ← 翌年は1200m戦化 代替開催で施行された秋の中京。そのポートアイランドSを直前加算としているコンゴウリキシオー、朝日CC勝ちを持つトリリオンカットははずせないだろう。 その後は、サンバレンティン、マチカネオーラと等距離の重賞勝ちを持つ馬をあげる。 【 買い目 】 馬連流し 計4点 【 結果 】 1着 -- 01 ローゼンクロイツ 2着 -- 08 シルクネクサス 3着 -- 03 フォルテベリーニ ( ◎ 02 トウショウパワーズ 6着、○ 14 コンゴウリキシオー 12着、▲ 10 トリリオンカット 9着 ) 【 再考 】 そうは甘くない。 枠連なら的中だが、完全なるハズレ。 勝ったローゼンクロイツの加算歴は、前年のこのレース2着と金鯱賞2着。「通年オープン、加算歴は2着まで」となる。 一方の2着馬シルクネクサスの直前加算は1600万下寿S1着。これは「祝日施行」の定量戦。 ハンデ戦加算歴を上位に見立て、さらには昨年の東西金杯をサンプリングとしたため、逆の結果となったのだが、ゾロ目開催となる55回のここだからこそ、昨年までの「ハンデ戦勝ちで1600万卒業馬」からサヨナラすることが必要だったのだろうし、「古馬戦加算歴なし」などという馬を排除することも必要だったのだろう。 こういった形で全くあさっての方向での決着となると、ある意味ですっきりする。 180度違った方向を見た予想をしたのだから、仕方ない。 |