●第55回 トヨタ賞中京記念(G3)●
     3月4日中京11R 芝2000m、国際、ハンデ

     3月3日更新
     変更点 なし
02 トウショウパワーズ 54 池添 14 コンゴウリキシオー 58.5熊沢
10 トリリオンカット 56 和田 06 サンバレンティン 57 赤木
× 07 マチカネオーラ 56 柴山 × -- --

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
50回 02年 1名2芝20、H 混合→なし   ツルマルボーイ
51回 03年 1名2芝20、H 馬単・3連複発売   タガノマイバッハ
52回 04年 1名2芝20、H   単勝万馬券 メイショウキオウ
53回 05年 1名2芝20、国、H 国際化、3連単発売   メガスターダム
54回 06年 1名2芝20、国、H     マチカネオーラ
55回 07年 1名2芝20、国、H      

【 考察 】
 伝統のハンデ重賞も第55回を数えることになった。

 この3年間は、「1着同着」もしくは「2着同着」で準オープンを卒業した馬が連絡みしているが、今年はそういった馬はいない。
 そして、この3年間の連対馬は範囲が広いがワンパターンとなっている。

 それは、「ハンデ戦勝ちでオープン入りした馬 VS 通年オープン在籍で古馬戦加算歴なし」

 このパターンで決まるのならば、軸はおのずからトウショウパワーズで決まる。
 過去1年間にオープンで出走歴がないこともプラスに作用するのではないだろうか。

 オープン歴のないトウショウの相手には、オープン連対歴のある馬をあげたい。

 ちなみに、1着賞金4300万のゾロ目開催、かつ「国際」冠の重賞は昨年の東西金杯。
 2着馬はニューベリー(京都)、アサカディフィート(中山)だが、ともに、翌年は変更されるレースでの賞金加算歴が直前加算となっていた。

 ニューベリー 2005ファイナルS1着 ← このネーミングでは翌年はない。
 アサカディフィート 京阪杯2着 ← 翌年は1200m戦化

 代替開催で施行された秋の中京。そのポートアイランドSを直前加算としているコンゴウリキシオー、朝日CC勝ちを持つトリリオンカットははずせないだろう。
 
  その後は、サンバレンティン、マチカネオーラと等距離の重賞勝ちを持つ馬をあげる。

【 買い目 】 馬連流し 計4点
 

【 結果 】
1着 -- 01 ローゼンクロイツ 2着 -- 08 シルクネクサス 3着 -- 03 フォルテベリーニ
( ◎ 02 トウショウパワーズ 6着、○ 14 コンゴウリキシオー 12着、▲ 10 トリリオンカット 9着 )

【 再考 】
 そうは甘くない。
 枠連なら的中だが、完全なるハズレ。

 勝ったローゼンクロイツの加算歴は、前年のこのレース2着と金鯱賞2着。「通年オープン、加算歴は2着まで」となる。
 一方の2着馬シルクネクサスの直前加算は1600万下寿S1着。これは「祝日施行」の定量戦。

 ハンデ戦加算歴を上位に見立て、さらには昨年の東西金杯をサンプリングとしたため、逆の結果となったのだが、ゾロ目開催となる55回のここだからこそ、昨年までの「ハンデ戦勝ちで1600万卒業馬」からサヨナラすることが必要だったのだろうし、「古馬戦加算歴なし」などという馬を排除することも必要だったのだろう。

 こういった形で全くあさっての方向での決着となると、ある意味ですっきりする。
 180度違った方向を見た予想をしたのだから、仕方ない。
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