●第56回 フジテレビ賞スプリングステークス(皐月賞トライアル)(G2)●
    (3着まで皐月賞優先権)

    3月18日中山11R 芝1800m、3歳、牡牝、混合、馬齢、指定

    3月17日更新
    変更点 なし
01 フライングアップル 56 横山典 02 サンツェッペリン  56 松岡
11 マイネルシーガル 56 後藤 -- --

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
51回 02年 1中8芝18、3歳牡牝、混、定、指 混合化、馬齢→定量   タニノギムレット
52回 03年 3中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指 馬単・3連複発売、定量→馬齢   ネオユニヴァース
53回 04年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指   6R⇔7R ブラックタイド
54回 05年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指 3連単発売、祝日施行
3着までの外国産馬優先権付与
9R→10R→12R ダンスインザモア
55回 06年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指     メイショウサムソン
56回 07年 2中8芝18、3歳牡牝、混、馬、指      

【 考察 】
 このレースが終わると、皐月賞出走馬の青写真が見えてくる。

 タテに見ると、重賞初出走で勝ったのは05年のダンスインザモア1頭、2着も02年のテレグノシス1頭だけと厳しい結果が出ている。
 02年は1回限りの「混合、定量」施行、05年は祝日施行となっているため、重賞出走歴のない馬でも来れたのではないだろうか。

 ちなみに、混合化後では、05年以外の勝ち馬にすべて3歳重賞での連対歴があった。
 02年 1着 タニノギムレット シンザン記念
 03年 1着 ネオユニヴァース きさらぎ賞
 04年 1着 ブラックタイド きさらぎ賞2着
 06年 1着 メイショウサムソン きさらぎ賞2着

 今回、3歳での重賞勝ちを唯一持つサンツェッペリン。

 弥生賞で連対した2頭(アドマイヤオーラ、ココナッツパンチ)とは違ったキャリアを歩んでいる。

 弥生賞1着 アドマイヤオーラ:  内国産新馬1着→中京2歳S2着→シンザン記念1着
 弥生賞2着 ココナッツパンチ:  新馬1着

 この2頭はデビュー戦を勝ち、500万をパスしている。
 サンツェッペリンは500万に出走しているが勝っていないという問題点もあるので、この馬は2番手まで。

 今回はフライングアップルを狙いたい。
 未勝利→きんもくせい特別を連勝し、東京スポーツ杯で2着入線後は朝日杯出走。
 夏季番組での初勝利歴もあり、この馬が中心となったレースになるのではないだろうか。

 歩んだ道がアドマイヤオーラに似ているとも受け取れるマイネルシーガルは、前走57K勝ちを評価して3番手として、この3頭で終わりたい。

【 買い目 】 馬連ボックス 計3点
 

【 結果 】
1着 ◎ 01 フライングアップル 2着 ▲ 11 マイネルシーガル 3着 -- エーシンピーシー
( 馬連 640円 )( 参考:馬単 1130円 ) 
( ○ 02 サンツェッペリン 8着 )

【 再考 】
 チューリップ賞とフィリーズレビューでコインの裏表となった結果を見せた桜花賞TR。
 今回もやはり弥生賞の裏を見せた。

 弥生賞連対馬になかったものが3つあった。
 「朝日杯出走歴」「夏季番組加算歴」「500万下出走歴」。

 この3つを見事に満たしていたフライングアップル。
 見事なまでに勝ち上がった。

 やはり、トライアルレースでは同じ結末を見せない。
 それを改めて実感したレースでもあった。
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