●第81回 中山記念(G2)● 
    2月25日中山11R 芝1800m、国際、別定

    2月24日更新
    変更点 別定規定変更
12 ダンスインザモア 57 蛯名 09 エアシェイディ 58 横山典
07 インティライミ 57 柴田善 05 メイショウオウテ 57 小牧
× 04 マルカシェンク 56 福永 × 16 ペールギュント 57 上村

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
76回 02年 1中2芝18、混、別     トウカイポイント
77回 03年 3中2芝18、混、別 馬単・3連複発売、別定規定変更   ローエングリン
78回 04年 2中2芝18、混、別 別定規定変更 取消、5R⇔6R サクラプレジデント
79回 05年 2中2芝18、国、別 国際化、3連単発売   バランスオブゲーム
80回 06年 2中2芝18、国、別     バランスオブゲーム
81回 07年 2中2芝18、国、別 別定規定変更    

【 考察 】
 このレースと同じ別定規定で行われるG2は、AJCC、京都記念とこのレースの3つ。

 それぞれの勝ち馬を見てみたい。
レース名 変更点 1着馬名 直前加算 2着馬名 直前加算
AJCC 8日→7日 マツリダゴッホ クリスマスC準1着 インテレット 毎日杯2着
京都記念 100回 アドマイヤムーン 香港C2着 ポップロック 有馬記念2着
(いずれも、別定規定変更はあり)

 マツリダゴッホが勝ったクリスマスCは祝日施行日のもの、アドマイヤムーンは前走が香港C2着で賞金加算をしているものの、日本国内だけで見ると、札幌記念1着(取消戦)が最終加算。

 JRAのHPに見られる出馬表では、地方交流戦や海外戦は記載されていないので、海外戦はどうでもいいということなのだろう。

 祝日加算や取消戦勝ちを直前加算に持つ馬は、07インティライミ(取消戦中日新聞杯2着)、09エアシェイディ(取消戦東京新聞杯2着)、12ダンスインザモア(取消戦ニューイヤーS1着)、16ペールギュント(施行順変更日オパールS1着)の4頭。

 マツリダゴッホ、アドマイヤムーンの直前加算は定量戦で前走は馬券対象となった。
 海外戦を排除して考えれば、両レースとも直前加算は1着加算。
 これを踏まえて、今回は前走ニューイヤーS1着のダンスインザモアから入りたい。

 中山記念には別定規定以外の変更が見られないため、AJCCや京都記念で見せた「定量戦」加算歴馬を狙う必要はないだろう。

 一方の相手馬は2着加算をしてきている馬がいるため、前述したエアシェイディとインティライミははずせない。
 
 また、他馬ではG2で連対同枠馬の地位に入るグレイトジャーニーと同枠配備されたメイショウオウテ、最後に「3回阪神」鳴尾記念という、当面ありそうにないレースで賞金を加算したマルカシェンクと前述したペールギュントを押さえたい。
 
【 買い目 】 馬連流し 計5点
 

【 結果 】
1着 -- 02 ローエングリン 2着 ○ 09 エアシェイディ 3着 ◎ 12 ダンスインザモア
( ▲ 07 インティライミ 16着 )

【 再考 】
 結果から書くと、2頭しかいなかった増量馬どうしでの決着。
 7日目に日程を変更したAJCCを対象外として考えれば、同じく別定規定だけを変更したG2京都記念と同じ流れを受け継いだ。

 そしてかなり昔の話だが、ローエングリンには海外出走歴(ムーラン・ド・ロンシャン賞2着)という結果があった。

 3年半も前の話なので、すっかり忘れていたが、海外歴を問うレースだったのかもしれない。

 一方、2着の○エアシェイディ。
 こちらは素直にいって正解。

 ◎を入れた3着のダンスインザモア。
 前走オープン特別ハンデ戦勝ちを軸にしたのは未熟だった。

 タテの流れを見れば、2日目施行になった00年以来、直前加算がハンデ戦なんていう馬は勝っていない。
 重賞ならまだしも、オープン特別を勝っただけの馬を狙い打つ必要はなかったということだろう。
 その点は×ペールギュントと同じで、同系2頭は並び立たずといったところか。
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