●第42回 農林水産省賞典 京都大賞典(G2)● 10月7日京都11R 芝2400m、国際、別定、指定 10月6日更新 変更点 なし
【 過去5年経歴 】
【 考察 】 スイープトウショウ、トウカイカムカムが回避し、メンバーは小粒になった感が否めないが予想を。 毎年、このレースを予想するときに書いているのだが、東の毎日王冠とは違い「農林水産省賞典」の冠がついている。 そういったこともあるのだろう。天皇賞出走馬を連対馬の片側に用意したレースとなっている。 京都大賞典連対馬、天皇賞春出走歴(京都大賞典が国際化された03年以降)
03年から昨年までの前述した5頭のうち、ナリタセンチュリーを除く4頭は「天皇賞春→宝塚記念出走歴」を持っていたことから見ると、両レース出走歴を求めているのだろうか?。 そうなると、両方持つのはファストタテヤマのみとなる。 ならば、ファストタテヤマからでいいのでは?と考えたくなるが、気になるのは今年の出馬構成。 登録の時点から「3歳馬がいて、4歳馬がいない」。 現4歳世代でチャンピオン路線を歩む馬がいないわけではない。 天皇賞秋へ直行するメイショウサムソン、ダーレーJに移籍したアドマイヤムーン……など、役者はいる。 でも、1頭も登録すらしてこなかった。 また、今年はG1勝ちによる2K増量馬、G2勝ちによる1K増量馬がともにいる。 いずれも枠連ゾロ目決着での連対というのが気になるが、連を外していない。 そこで今年だが、昨年までとは話が違うと考えたい。 今回59Kで出走するデルタブルース。 宝塚記念出走歴がないが、ポップロックが58Kで出走することもあり、2種類の増量馬が揃った。 今回、この馬に可能性があるとみて、ここから入りたい。 相手はメルボルンCのコピー決着となるポップロックを筆頭。 「混合」最終戦有馬記念と、「第100回」京都記念でいずれも2着、記念競走化した目黒記念勝ちと引っかかりそうなキャリアの持ち主だが、金鯱賞ではなく目黒記念に出走し、勝った事実を目黒記念と同じ「農林水産省賞典」戦のここで使ってくると考えたい。 その後は、前述したファストタテヤマを。 【 買い目 】 馬連 2-3.9 2点 【 結果 】 1着 -- 06 インティライミ 2着 ○ 03 ポップロック 3着 -- 05 アルナスライン ---------- 5着 ◎ 02 デルタブルース 6着 ▲ 09 ファストタテヤマ 【 再考 】 レース当日にポップロックの経歴を見て、嫌な予感がした。 この馬は天皇賞春の出走歴がないが、目黒記念勝ちで1K増となった。 「4歳馬がいない」→「過去の否定」という考え方を持ってもよかっただろう。 つまり、過去の否定となると、やはり「天皇賞出走を否定する(=不出走)」ことにつながる。 まして、今開催は前代未聞の「9日間」開催。 そういったところまで考えずに予想した自分を嘲笑うかのように、当日の番組変更を行った朝日CCを制したインティライミを勝たせ、2着には、天皇賞不出走の農林水産省賞典Jpn2勝ち馬ポップロックを持ってきた。 |