●第55回 阪神大賞典(G2)● 3月18日阪神11R 芝3000m、国際、別定、指定 3月17日更新 変更点 なし
【 過去5年経歴 】
【 考察 】 過去10年間で1番人気が8勝2着2回と連対率100%と本命向けのレースとなっている。 このレースは、こまごまとした変更がここ数年続いたが、久々に前年から何の変更もなくレースが施行される。 しかし、昨年は当日の9Rと10Rを入れ替えた日でもあり、同系どうしで決まる可能性は低いだろう。 そこで、前年に出番のなかったキャリアの馬に注目したい。 昨年のこのレースを勝ったのは、ディープインパクト。 クラシック3冠を制したが、有馬記念で2着と敗れたあとは休養し、ここへ来た。 一方の2着馬は今年も出走するトウカイトリック。 1600万比叡Sを勝ち、福島記念を2着と走ったあとは出番のない馬だった。 この2頭に共通することが1つある。 「古馬オープンでの勝ちクラがない」ということ。 実は1番人気が予想されるドリームパスポートも古馬オープンでは2着までで勝ちきるところまではいっていない。 その逆を今年は狙いたい。 そうなると、狙える馬は2頭。 ステイヤーズSを勝ったあと休養しているアイポッパー、ダイヤモンドSを勝った前年の2着馬トウカイトリック。 新規別定規定となったステイヤーズSを勝ったこともあり、アイポッパーを上位評価する。 本来ならこの馬から流し馬券といきたいが、同枠馬が非力すぎる。 そのため、3番手評価に古馬相手に勝っていないことが気になるが、ドリームパスポートを押さえ、この3頭で終わりたい。 【 買い目 】 馬連ボックス 3点 【 結果 】 1着 ◎ 10 アイポッパー 2着 ▲ 02 ドリームパスポート 3着 ○ 07 トウカイトリック ( 馬連 280円 )( 参考:馬単 940円、3連複 280円、3連単 2010円 ) 【 再考 】 前年の逆をついたが、見事にはまった。 登録馬の中ではただ1頭だけとなった「新別定G2勝ち」。これが大きかったのだろう。 ファストタテヤマやトウカイトリックで通用しなかったのは、やはり「2着加算まで」だったことが原因ではないだろうか。 2着のドリームパスポート。 前年1着馬、ディープインパクトの逆を突いたともいえるこの戦歴。
ディープインパクトが勝ったレースではドリームパスポートは負けている。 一方、ドリームパスポートが1着枠に入ったレースはディープインパクトが負けているか、出走していない。 神戸新聞杯を揃って勝っているではないか?というかもしれないが、ドリームパスポートの勝った神戸新聞杯は「中京施行」であり、ディープインパクトが勝った「阪神」の神戸新聞杯とは異なったレースでもある。 これで、今年のドリームパスポートの狙いどきが見えたかもしれない。 もし、あっていれば、春の天皇賞(祝日施行)と宝塚記念(前年代替京都)は、前年は違うレースとなり、ドリームパスポートが連勝する資格を持っていると考えられる。 |