●第41回 報知杯フィリーズレビュー(G2)(桜花賞トライアル)● 3月11日阪神11R 芝1400m、3歳、牝、混合、馬齢、指定 3月10日更新 変更点 なし
【 過去5年経歴 】
【 考察 】 桜花賞の最終トライアルとなるフィリーズレビュー。 昨年までの結果を見ると、取消が発生した04年を除いてはオープン(重賞)勝ちを勝ち馬に求めている。
今年の出走馬でオープン加算歴のある馬は、11クーヴェルチュール(福島2歳S)、12アストンマーチャン(小倉2歳S、ファンタジーS、阪神JF2着)のわずか2頭。 しかもこの2頭が同枠配置された。 上位をどちらにするかだが、チューリップ賞で別定歴のある2頭で決まったことを考えると、今回はG2であり、同じ結果が起きるとは考えづらい。そのため、別定戦に出走歴のないアストンマーチャンから入りたい。 今回は2頭しかおらず、同枠配置された上級戦加算歴馬。枠連ゾロ目もあるとみて、同枠のクーヴェルチュールが対抗。 阪神JF連対馬が出走するのは、ヤマカツリリー以来。 そのヤマカツリリーが勝った年は2着にマル地モンパルナスが入ったのだが、この馬には紅梅S2着歴があった。 同じ牝馬限定オープンのエルフィンS2着歴を持つニシノマナムスメが3番手。 この馬に関しては、紅梅S2着歴を持つバクシンヒロインやマル地のヴィヴァチッシモ、ベリーベルナイスの回避で同系馬がいなくなったことも好材料として扱いたい。 おさえには、新馬1戦1勝馬ヒカルアモーレを。 【 買い目 】 馬連 12-3.8.11、8-11 計4点 【 結果 】 1着 ◎ 12 アストンマーチャン 2着 -- 15 アマノチェリーラン 3着 -- 04 ハギノルチェーレ ( ○ 11 クーヴェルチュール 5着、▲ 08 ニシノマナムスメ 8着 ) 【 再考 】 6枠が軸というのは読めていたが、何せ勝ったのが単勝110円の◎アストンマーチャン。 2着が読めていなければ何もないというレースになった。 その2着はアマノチェリーラン。 この2頭を見ると、先週のチューリップ賞を見事に裏返している。 チューリップ賞 1着 ウオッカ 500万出走2着まで → 阪神JF1着 → エルフィンS増量1着(別定戦歴あり) 2着 ダイワスカーレット 500万未出走 → 中京2歳S1着、シンザン記念2着(別定戦連対) (ともに秋番組デビュー) フィリーズレビュー 1着 アストンマーチャン 500万未出走、小倉2歳S1着、ファンタジーS1着 → 阪神JF2着(別定戦歴なし) 2着 アマノチェリーラン 500万特別1着 (ともに夏番組デビュー) 「夏番組デビュー→500万勝ち、かつ上位戦歴なし」というチューリップ賞連対馬の逆となる戦歴を持つ馬は、見事なまでにこの尼のチェリーランただ1頭。 こういうのを狙い打てるようになれるといいのですが、そこまでは頭が回らなかったですね。 |