●第9回 農林水産省賞典 中山グランドジャンプ(JG1)● 
    4月14日中山11R 芝4250m(大障害)、国際、定量

    4月13日更新
    変更点 なし
04 メルシーエイタイム 63.5小坂 05 アグネスハット 63.5田中剛
09 カラジ 63.5スコット 13 リワードプレザン 63.5五十嵐

【 過去5年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
4回 02年 2中7芝大425、国、定   除外 セントスティーブン
5回 03年 4中7芝大425、国、定 馬単・3連複発売、定量→馬齢   ビッグテースト
6回 04年 3中7芝大425、国、定   6R→7R→8R ブランディス
7回 05年 3中7芝大425、国、定 3連単発売   カラジ
8回 06年 3中7芝大425、国、定   1R⇔3R、6R→9R→8R カラジ
9回 07年 3中7芝大425、国、定      

【 考察 】

 平地とは違い、年に2回しかないジャンプのG1。
 きっちりと実績を求めてきている。

 01年から、現行の4250mにて施行されているが、その間の連対馬には、過去1年以内に大障害コース連対歴か別定SSS戦3着以内歴を求めている。
 それを求めていなかったのが02年だが、この年は競走除外が発生している。
 この予想を書いている時点では取り消しはない以上、そういった馬の出番はないだろう。

 今年の出走馬の中で、その条件を満たす馬は、

 04メルシーエイタイム(ペガサスJS1着、中山大障害2着)
 05アグネスハット(ペガサスJS2着)
 09カラジ(ペガサスJS3着) の前哨戦ペガサスJSで1着から3着になった3頭しかいない。

 出走馬15頭を見て気づくことは、例年、ここで出番がやってくる春麗JSの1着馬がいないうえに、別定SSS戦連対歴を持つ馬もペガサスJSの連対馬2頭しかいないこと。

 この点を見る限り、この2頭でまとめてしまうと考えられるのではないだろうか。

 3連覇を目指すカラジ。
 過去2年は同枠馬か自身に直近1年以内の別定SSS戦連対歴を持っていた。

 これがない今回、前年の中山GJ1着歴だけで挑むことになり、3連覇への不安もある。
 
 そのため、カラジは▲まで。
 ペガサスJSのコピー戦とみて、メルシーエイタイムから入りたい。

 実績馬が出ていないことで逆に気になるのが上がり馬。
 重賞、別定SSS戦未経験の唯一のオープン勝ち馬リワードプレザンの一発を押さえとしたい。  

【 買い目 】 馬連流し 計3点


【 結果 】
1着 ▲ 09 カラジ 2着 △ 13 リワードプレザン 3着 ◎ 04 メルシーエイタイム
( ○ 05 アグネスハット 落馬 )
( 参考:馬連 1140円、馬単 1560円、3連複 1160円、3連単 5240円 )

【 再考 】
 例年のようにいるはずの春麗JS1着馬(コウエイトライ)が出てこず、別定SSS連対馬がペガサスJSの連対馬しかいなかった時点で怪しむ必要があった。

 そのため最後にこれまでに来たことがない「別定SSS、ハンデ戦とも未経験のオープン馬」としてリワードプレザンを押さえたのだが、馬券では4頭ボックスという手もあっただろう。

 (均等買いではトリガミになる組み合わせがあったので外したのだが)

 だが、考え方と印の入れ方に大きな間違いはなかっただけ救い。
 カラジのペガサスJS「3着」を疑ってかかったのが失敗ということなのだろう。

 ○アグネスハットは最後まで楽しませてくれるか、即、落ちるかどっちかだなぁ……。
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