●第24回 マイルチャンピオンシップ(G1)● 11月18日京都11R 芝1600m、国際、定量、指定 11月17日更新 変更点 なし
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 今年の出走馬を見て、気になる点がある。 それが、外国馬ベクラックス(米国)の出走。 マイルCSが国際競走となってから外国馬が出走したケースはこれまでに3回あり、結果は以下のとおりとなっている。
一目瞭然だが、気づく点は2つ 1.1着馬は前走G1連対 2.2着馬は牝馬、3歳時のG1(当時)勝ち歴あり 1に該当するのが、12アグネスアーク(天皇賞秋2着)だが、デュランダル、ダイワメジャーにあってアグネスアークにないのがG1の勝ちクラ。 そうなると、既にG1格を勝った馬となる。 こちらの該当は01コイウタ、08ダイワメジャー、11スズカフェニックス、14ピンクカメオの4頭。 一方、2に該当するのは、01コイウタ、14ピンクカメオ、15ジョリーダンスの3頭で、両方を満たす馬がいない以上、筆頭は今年のNHKマイルCを勝ったピンクカメオということになる。 ちなみに、今年の秋番組で行われた古馬重賞を見ると、1つ気づく点がある。
勝ち馬は全て最も若い世代から生まれている。 マイルCSには3歳馬が3頭出走(04マイネルシーガル、13ローレルゲレイロ、14ピンクカメオ)しているので、この3頭から勝ち馬が出るかもしれない。 G1勝ち馬の3頭には今年になってからの重賞勝ち歴、ならびに世代限定戦(2歳戦、3歳戦)での連対歴がある。 その点だけを見るならば、やはりNHKマイルCを制したピンクカメオが筆頭ということになるだろう。 一方の2着馬には「Jpn」化したレースでの賞金加算歴があるが、G表記されたレースでの賞金加算歴もあるので、そこから絞り込むと残りは4頭になる。
しかし、これまでの3レースには上記のように変更されている点がある。 今回は事実上据置施行のためこの枠組みから外れる可能性はあるが、今開催は当初の8日間から9日間に日程が増やされている。 これをどう扱うか、急遽日程を増加した開催というのはまず耳にしない。 そうなると、通常と同じ形ではなく、これまでの3レースを継承するということなのだろうか?これは判別に迷うところだ。 こういうときは、取消があると正直な所ありがたいのだが(爆)。 そういったことでぼやいてもどうしようもないので、そろそろ結論に入りたい。 ---------- 根拠は、上に書き綴ったので簡潔に。 今年のマイルCSはアグネスアークを◎とした。 唯一の前走G1連対馬(天皇賞秋2着)であり、かつJpn戦の加算歴(札幌記念2着)を持っていることを評価する。 相手には外国馬出走年のマイルCSでは牝馬が来ていることもあり、筆頭はコイウタ。 その後は3歳馬のマイネルシーガルとピンクカメオとG、Jpn両グレード制で賞金を加算したエイシンドーバーに加え、同距離G1勝ちのあるダイワメジャーをあげたい。 【 買い目 】 馬連 12-1.2.4.8.14、1-2.8 計7点 【 結果 】 1着 ▲ 08 ダイワメジャー 2着 -- 07 スーパーホーネット 3着 -- 11 スズカフェニックス ----- 4着 ◎ 12 アグネスアーク 14着 ○ 01 コイウタ 【 再考 】 一段階甘いかな?と思っていたが、そのとおりの結果となった。 というのは、◎を入れたアグネスアークに○のコイウタ。 アグネスは予想の段階で入れたが、G1は2着までで勝ちきっていないことが過去の馬と違っていたこと、コイウタはヴィクトリアマイルを勝ったがクラシックでは出番がなかったことを危惧した。 その通りの結果となり、勝ったのは▲ダイワメジャー。 すでにG1格を勝った馬でもあり、ここを制する資格があったということなのだろう。 そして、スワンS勝ち馬のスーパーホーネットと組んで枠連ゾロ目決着をもたらした。 「7日目」時代のスワンSには縁のなかったこのレースがスワンSが8日目になったとたん、指名してきたことも押さえておくべきだろう。 さらには、今開催が9日間開催と突如変更されたことで、来年につながるものがなくなった(いわゆる1回限り)というレースを示すために当日の芝コースを急遽変更した安田記念を勝ったダイワを用意して来たのではないだろうか。 |