●第8回 ジャパンカップダート(国際招待)(G1)● 
    11月24日東京11R ダート2100m、国際、定量、指定

    11月22日更新
    変更点 発表後番組変更あり、当日8R⇔9R
07 ヴァーミリアン 57 武豊 08 メイショウトウコン 57 武幸
12 ドラゴンファイヤー 55 田中勝 09 エイシンロンバード 57 福永
× 02 スチューデントカウンシル 57 ミグリオ × 11 フィールドルージュ 57 横山典
 注:ミグリオはミグリオーレ

【 過去6年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
2回 01年 5東7ダ21、国、定、指     クロフネ
3回 02年 4中7ダ18、国、定、指 馬単・3連複発売、代替中山ダ18 9R⇔10R イーグルカフェ
4回 03年 4東7ダ21、国、定、指 東京ダ21戻り 枠連ゾロ目 フリートストリートダンサー
5回 04年 5東8ダ21、国、定、指 3連単発売、7日11R→8日10R   タイムパラドックス
6回 05年 5東7ダ21、国、定、指 8日10R→7日11R   カネヒキリ
7回 06年 5東7ダ21、国、定、指 (外国招待馬なし)   アロンダイト
8回 07年 5東7ダ21、国、定、指 発表後番組変更あり 8R⇔9R  

【 考察 】
 来年から阪神に移るため、最後の東京施行となるジャパンカップダート。
 次の年に施行条件が変更されたJCDといえば、01年から04年までが考えられる。
変更点
01年→02年 東京ダ2100→中山ダ1800
02年→03年 (逆)
03年→04年 7日目11R→8日目10R
04年→05年 (逆)
07年→08年 5回東京7日ダ2100→5回阪神2日ダ1800

 勝ち馬は01年(クロフネ)、02年(イーグルカフェ)はともに芝G1(当時)の勝ち馬で過去1年以内の芝重賞を勝っていたという形で、前半2年は共通点があるが、後半2年はないうえに、前半2頭のような馬は今年の出走馬にはいない。

 しかし、2着馬は「前年のJCダートに出走し、過去1年以内にダートのG1を勝っている」という共通点がある。

 01年2着 ウイングアロー 前年1着、JCダート
 02年2着 リージェントブラフ 前年6着、川崎記念
 03年2着 アドマイヤドン 前年3着、南部杯、JBCクラシック
 04年2着 アドマイヤドン 前年2着、帝王賞、JBCクラシック

 今年の出走馬で該当するのは、前年4着のヴァーミリアン(川崎記念、JBCクラシック)、5着のサンライズバッカス(フェブラリーS)、9着のブルーコンコルド(かしわ記念、南部杯)の3頭になる。

 前述4頭がいずれも2000m以上のダート重賞を勝っていたこともあり、この3頭からではヴァーミリアンが大井施行のJBCクラシックを勝っていること、取消戦川崎記念勝ちも評価し、上位としたい。

 相手筆頭には同枠のメイショウトウコン。
 唯一の7日目施行となった今年の平安S勝ちはここで生きるのではないだろうか。

 3番手には当日の番組を変更した日のレースをきっちりと勝ちあがった3歳馬ドラゴンウェルズ。
 
 その後は、来年同一条件ではないレースを勝ちあがったエイシンロンバード、最後だからこそ起用する可能性のある外国馬としてスチューデントカウンシル、武蔵野Sで1着同枠馬となったフィールドルージュを押さえたい。

【 買い目 】 馬連 7-2.8.9.11.12、8-9 計6点


【 結果 】
1着 ◎ 07 ヴァーミリアン
2着 × 11 フィールドルージュ
3着 -- 01 サンライズバッカス
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4着 ○ 08 メイショウトウコン
6着 ▲ 12 ドラゴンファイヤー
( 馬連 1350円 )( 参考:馬単 1800円 )

【 再考 】
 過去1年間にJRAでの勝ちクラがないヴァーミリアンが制し、2着には武蔵野S1着同枠馬フィールドルージュ。
 これまで2着続きだった「前年のJCダートに出走し、過去1年以内にダートのG1を勝っている」馬は数多くいたもののヴァーミリアンを勝たせたのは、同距離戦川崎記念(取消戦)1着の影響が大きいと受け取りたい。

 一方、2着のフィールドルージュ。
 同枠のドラゴンルージュの存在や自身の枠連ゾロ目マリーンS勝ちを直前加算とし、唯一の「8日目施行」武蔵野Sで1着同枠に入ったことが、当日の番組を変更したここで求められたキャラクターということだったのだろう。
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