●第8回 ジャパンカップダート(国際招待)(G1)● 11月24日東京11R ダート2100m、国際、定量、指定 11月22日更新 変更点 発表後番組変更あり、当日8R⇔9R
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 来年から阪神に移るため、最後の東京施行となるジャパンカップダート。 次の年に施行条件が変更されたJCDといえば、01年から04年までが考えられる。
勝ち馬は01年(クロフネ)、02年(イーグルカフェ)はともに芝G1(当時)の勝ち馬で過去1年以内の芝重賞を勝っていたという形で、前半2年は共通点があるが、後半2年はないうえに、前半2頭のような馬は今年の出走馬にはいない。 しかし、2着馬は「前年のJCダートに出走し、過去1年以内にダートのG1を勝っている」という共通点がある。 01年2着 ウイングアロー 前年1着、JCダート 02年2着 リージェントブラフ 前年6着、川崎記念 03年2着 アドマイヤドン 前年3着、南部杯、JBCクラシック 04年2着 アドマイヤドン 前年2着、帝王賞、JBCクラシック 今年の出走馬で該当するのは、前年4着のヴァーミリアン(川崎記念、JBCクラシック)、5着のサンライズバッカス(フェブラリーS)、9着のブルーコンコルド(かしわ記念、南部杯)の3頭になる。 前述4頭がいずれも2000m以上のダート重賞を勝っていたこともあり、この3頭からではヴァーミリアンが大井施行のJBCクラシックを勝っていること、取消戦川崎記念勝ちも評価し、上位としたい。 相手筆頭には同枠のメイショウトウコン。 唯一の7日目施行となった今年の平安S勝ちはここで生きるのではないだろうか。 3番手には当日の番組を変更した日のレースをきっちりと勝ちあがった3歳馬ドラゴンウェルズ。 その後は、来年同一条件ではないレースを勝ちあがったエイシンロンバード、最後だからこそ起用する可能性のある外国馬としてスチューデントカウンシル、武蔵野Sで1着同枠馬となったフィールドルージュを押さえたい。 【 買い目 】 馬連 7-2.8.9.11.12、8-9 計6点 【 結果 】 1着 ◎ 07 ヴァーミリアン 2着 × 11 フィールドルージュ 3着 -- 01 サンライズバッカス ----- 4着 ○ 08 メイショウトウコン 6着 ▲ 12 ドラゴンファイヤー ( 馬連 1350円 )( 参考:馬単 1800円 ) 【 再考 】 過去1年間にJRAでの勝ちクラがないヴァーミリアンが制し、2着には武蔵野S1着同枠馬フィールドルージュ。 これまで2着続きだった「前年のJCダートに出走し、過去1年以内にダートのG1を勝っている」馬は数多くいたもののヴァーミリアンを勝たせたのは、同距離戦川崎記念(取消戦)1着の影響が大きいと受け取りたい。 一方、2着のフィールドルージュ。 同枠のドラゴンルージュの存在や自身の枠連ゾロ目マリーンS勝ちを直前加算とし、唯一の「8日目施行」武蔵野Sで1着同枠に入ったことが、当日の番組を変更したここで求められたキャラクターということだったのだろう。 |