●第59回 朝日杯チューチュリティステークス(Jpn1)● 12月9日中山11R 芝1600m、2歳、牡牝、混合、馬齢、指定 12月8日更新 変更点 表記G1→Jpn1
【 過去6年経歴 】
【 考察 】 来年から6日目に日程が移行するため、「4日目施行、JpnT」としては最初で最後のレースとなる。 これは、先週の阪神JFと同じ。 先週もこの手で撃沈しているが、まずは同じことを考えてみたい。 現行名称「朝日杯FS」となったのは01年。その年と翌年の両方で何らかの変更があり、「1回限り」となった朝日杯FSは01年から03年までの3年間なのだが、まずはその3年間を振り返ってみたい。
一目瞭然だが、6頭とも前走連対。 さらには、OP勝ち歴も持っているうえに、2着馬は夏番組での重賞勝ち歴がある。 しかし、今年は夏番組で重賞を勝った馬の出走がなく、最高でもサブジェクトとミリオンウェーブの2着まで。 一方、逆の目で見れば、今年から「JpnT」化したということになる。 そういった形で変更初年を迎えたのは、名称変更以降では前述の3年に出走資格が牡牝となり、3連単馬券が発売された04年が加わる。 その04年の朝日杯FSも2着は夏重賞(札幌2歳S)を制したストーミーカフェが入った。 やはり、2歳戦の総決算となるこのレースでは当然の如く出てきていた夏季番組の重賞勝ち馬。 そういった馬が出てこない朝日杯というのは00年までさかのぼる。 その00年というのは「朝日杯3歳S」としては最後の競走。 今年も「4日目施行」としては最後の競走。 「あわせて来た」と受け取りたい。 2000年の朝日杯3歳Sを振り返ってみる。 2000年 第52回朝日杯3歳S
未勝利明けで突然出走してきたメジロベイリーが勝ったのだが、いろいろ見るべき点はある。 1着枠の2頭に共通 「1勝馬のみの枠」 → 今回、該当なし。 2着枠の2頭に共通 「500万下を勝っていない馬の枠」 → 4.7枠 1.2着枠の4頭に共通 「夏番組デビューで枠を構成」 → 2.3.4.6.8枠 最大の驚きは「初勝利がオープン特別」という荒業を見せたウインラディウスだが、もちろんそういった馬はいない。 これだけを見るなら4枠なのだろうか。 その4枠といえば、前走でデイリー杯を制したキャプテントゥーレと牝馬フォーチュンワード。 先週の阪神JFにも出れたが、登録すらせずにこちらに来た。 パートT国入りの初年となった今年。 JpnT最高峰の東京優駿で牝馬ウオッカが制したように、今回も牝馬炸裂となるかどうかは注目したいのだが、重賞未勝利ということもあり、今回はあくまでも同枠までと受け取りたい。 そこで、今回は◎キャプテントゥーレとした。 相手筆頭には500万を勝っていない馬でつくられたもう1つの枠となる7枠からアポロドルチェをあげる。 同枠スマートギャングとともに前走オープン連対の馬で組まれた枠というのもいい。 その後はキャプテンと同枠のフォーチュンワード、突如番組が変更されり、施行順が入れ替えられたりした日にデビュー勝ちを果たしたゴスホークケンとヤマニンキングリー、気になる5枠からは夏番組歴のあるスズジュピターをあげたい。 【 買い目 】 馬連 7-1.8.9.11.14 計5点 【 結果 】 1着 × 01 ゴスホークケン 2着 -- 03 レッツゴーキリシマ 3着 ◎ 07 キャプテントゥーレ ----- 6着 ▲ 08 フォーチュンワード 11着 ○ 14 アポロドルチェ 【 再考 】 番組表上の位置づけでは「2歳総決算」となるのに夏番組の重賞勝ち馬が出てこない。 おかしいな…とは思っていた。 00年のメジロベイリーをサンプルとしたことは半分は○。 しかし、この馬はクラス賞金400万で500万下にも出走できる。 そういった馬は勝ったゴスホークケンしかいなかった。 夏番組の重賞勝ち馬がいない時点でそういった見方をすれば、この馬の単複という買い方もできただろう。 他の出走馬がオープンを負けた後に重賞を勝ったり、夏番組の重賞で連対した後にJpn2.3をボロ負けするといった、これまでにない形の馬ばかりだったから、そんな馬を狙うならサンプルにない500万上がりを狙えということだったのでしょう。 |