●第56回 東京新聞杯(G3)●
     1月28日東京11R 芝1600m、国際、別定

     1月27日更新
     変更点 2日→1日
03 インセンティブガイ 55 ペリエ 01 アルビレオ 55 四位
04 ペニーホイッスル 52 後藤 10 フジサイレンス 55 江田照
× 16 オレハマッテルゼ 56 柴田善 × 12 ウインラディウス 59 田中勝

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
52回 02年 2東2芝16、混、別     アドマイヤコジーン
53回 03年 2中2芝16、混、別 代替中山、馬単・3連複発売、別定規定変更   ボールドブライアン
54回 04年 1東2芝16、混、別 代替戻り、別定規定変更   ウインラディウス
55回 05年 1東2芝16、国、別 国際化、3連単発売、賞金減額(4300→4100) 取消 ハットトリック
56回 05年 1東1芝16、国、別 2日→1日    

【 考察 】

 今年から根岸Sと施行を入れ替えて1日目施行となった。

 水曜日(25日)には、「過去の否定と受け取りたい」と書き、フジサイレンスに1度は◎を入れたのだが、主催者JRAが発表した「平成18年度競馬番組等について」を見て、水曜日の予想が大間違いに近かったことを悟った。

 主催者発表の資料から推測できるのは、今年の東京新聞杯の別定規定(4歳52K、5歳以上53K、牝2K減、収得賞金4歳1100万、5歳1400万、6歳上1700万円ごと1K増)が、「来年変わるのではないか?」と考えられるから。

 今年の夏からは収得賞金の変更が行われ、条件馬が「勝って再度同条件出走」ということができなくなるように条件制度を変更して、現行の「3歳1000万、4歳上2000万円以下」という表記も「3歳以上1000万円以下」と変更される。

 それにあわせるかのごとく、今年の夏季競馬番組以降の賞金別定重賞(収得賞金の額で重量が定められるもの)の別定規定が全戦変更されている。

 となると、「夏→秋→春」の流れで動く競馬社会では夏以降に起きた出来事は翌年の春競馬にはすべて反映されるため、来年のこのレースの賞金別定規定も変更されるのではないかと推測されるのです。

 と、前置きは長くなってしまいましたが、本題です。


 今年のレースが「新生戦」ではなくて、「最終戦」となる時点で全てがひっくり返ります。

 来年ではなく、今年に「1日目施行」となったのは、この東京新聞杯が「1回限りのレース」となることの証明です。

 そういった過去の東京新聞杯を見ると、浮かんでくるのが03年(代替中山開催)、04年(混合最終)、05年(唯一の国際、2日目施行)ではないでしょうか。

 昨年は、取消が発生したので除外すると、03年、04年の1着馬であるボールドブライアン、ウインラディウスは重賞出走経験があり、かつ前走が1600万下条件で勝ってました。1600万特別を勝っていたのは昨年の勝ち馬ハットトリックも該当してます。

 今年の出走馬では03インセンティブガイ(前走初富士S1着)と13メイショウオウテ(前走寿S1着)が挙げられるが、マイル戦出走歴を持たないメイショウオウテよりかは同距離勝ちのインセンティブガイを上位とみて、こちらに◎。

 一方の2着馬は03年から05年まで共通して、過去1年内にG1出走経験はあるものの連対はオープンまでという馬がそろい踏み。
 今年の出走馬では、01アルビレオ、04ペニーホイッスル、10フジサイレンスの3頭。

 この3頭を相手にしますが、過去3年の2着馬にはいずれも同枠馬か自身に金杯出走歴があったので、それを有するアルビレオを筆頭として、その後はペニー、フジ。
 
 押さえの2頭に同条件東京マイルのOP特別キャピタルSを勝ったオレハマッテルゼと、2年前のこのレースの勝ち馬ウインラディウスを加えたい。
 
 馬券は配当次第だが、単勝と馬連を考えている。

【 買い目 】  単勝と馬連流し 計6点(単勝オッズ5.0以下なら馬連のみ)
 

【 結果 】
1着 △ 10 フジサイレンス 2着 × 16 オレハマッテルゼ 3着 ◎ 03 インセンティブガイ
( ○ 01 アルビレオ 4着、▲ 04 ペニーホイッスル 5着 )
( 参考:3連複27260円 3連単302380円 )

【 再考 】
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