●第11回 シルクロードステークス(G3)●
     2月5日京都11R 芝1200m、国際、ハンデ

     2月4日更新
     変更点 国際化
06 キーンランドスワン 57.5四位 05 ディープサマー 55 岩田
04 ギャラントアロー 58 幸 09 カネツテンビー 53 津村
× 15 エイシンヘーベ 53 小牧      

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 2京4芝12、混、別 別定→ハンデ、指定→なし   ゲイリーフラッシュ
8回 03年 2京4芝12、混、H 馬単・3連複発売   テイエムサンデー
9回 04年 2京4芝12、混、H     キーンランドスワン
10回 05年 2京4芝12、混、H 3連単発売、賞金減額(4300→4100) 8R⇔9R プレシャスカフェ
11回 06年 2京4芝12、国、H 国際化    

【 考察 】

 ゾロ目開催を迎える今年から国際化されたわけだが、「ゾロ目開催の年に国際化初年を迎えた」重賞は、3連単発売後ではこれまで4レース。

 昨年の東京新聞杯とエプソムC、今年の京都、中山の両金杯が該当する。

レース名 備考 1着馬 直前加算 2着馬 直前加算
05年東京新聞杯 取消あり ハットトリック 京都金杯1着 キネティクス キャピタルS1着
05年エプソムC 枠連ゾロ目 スズノマーチ エイプリルS1着 グランリーオ フリーウェイS1着
06年京都金杯 施行順入替 ビッグプラネット アーリントンC1着 ニューベリー ファイナルS1着
06年中山金杯 発走除外 ヴィータローザ 金鯱賞2着 アサカディフィート 京阪杯2着

 サンプルレースの分析をすると、備考欄に書いたのだが、見事なまでに何らかの出来事を起こしているが、過去1年間に1度も賞金を加算できなかった馬は出番がないようだ。

 このレースがハンデ戦ということもあって、別定戦の昨年2戦よりかは今年の2戦を重視すべきではないだろうか。
 その今年の2戦は1着馬に「通年OP、同距離重賞連対あり、G1出走歴あり」、2着馬には「通年OP、OP特別勝ち」という共通点があった。

 そこで、出走16頭の加算歴を分析したい。
  馬名 条件加算 OP上加算 過去1年G1出走歴
01
ナゾ 鈴鹿10、タイランドS準    
02
ゲイリーファントム      
03
コパノフウジン 市川S準   NHK
04
ギャラントアロー   淀短距離S、シルクロードS2着 高松宮、スプリS
05
ディープサマー   クリスタルC NHK
06
キーンランドスワン   阪急杯、高松宮記念2着 高松宮、スプリS(他英国2戦)
07
ブルーショットガン 六甲アイランドS準    
08
アグネスウイング      
09
カネツテンビー 秋風S準 CBC賞2着  
10
ナイキアヘッド     高松宮
11
タマモホットプレイ     高松宮、スプリS
12
マイネルアルビオン サンライズ準、平場10 (古馬OP出走歴なし)  
13
ロイヤルキャンサー      
14
アイルラヴァゲイン   マーガレットS NHK
15
エイシンヘーベ 大濠10、八幡10 福島民友C  
16
タイキジリオン アクアラインS準    

 この中から、今回はキーンランドスワンに◎を入れたい。

 東西両金杯の1着馬の直前加算は重賞。これを満たすのは3枠両馬とカネツテンビーだが、G1での連対枠入りという実績もあった。
 この中ではG1で連対枠入りしたのは、キーンランドスワンのみなので、この実績を評価したい。

 相手筆頭は同枠のディープサマー。
 消滅重賞クリスタルCを最後に勝った実績がどこかで問われるときが来るだろう。

 3番手にはギャラントアロー。その後はカネツテンビーとエイシンヘーベのOP1200m勝ち歴のある馬を押さえたい。

【 買い目 】 馬連6-4.5.9.15、4-5と枠連3-5.8 の計7点 
 

【 結果 】
1着 -- 11 タマモホットプレイ 2着 -- 12 マイネルアルビオン 3着 -- 14 アイルラヴァゲイン
( ◎ 06 キーンランドスワン 11着、○ 05 ディープサマー 6着、▲ 04 ギャラントアロー 12着)

【 再考 】

 ハンデ戦ということで、東西金杯をサンプルレースとしたが、出走馬16頭がゲートをきちんと出た時点で7点買った馬券が1点以外紙くずになった。

 というのは、この予想が「出走取消、発走除外」を前提にして書いたものであり、そうでなければサンプルレースを見ていただければわかるように、「枠連ゾロ目決着」となることがおぼろげに見えたためです。

 そうなると、サンプルレースも今年の東西金杯ではなくて当然、同じゾロ目決着となった昨年のエプソムCになる。

 そのエプソムCの2着馬は前走で準OPフリーウェイSを勝ったグランリーオ。
 今年の出走馬で前走条件戦勝ちは6枠12番マイネルアルビオンただ1頭。

 となれば、ゾロ目の枠連6−6だけを買えばいいレースでもあった。
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