●第11回 プロキオンステークス(G3)● 
    7月9日京都11R ダート1400m、国際、別定、指定

    7月7日更新
    変更点 代替京都、2日→8日、別定規定変更、当日9R⇔10R
14 シーキングザベスト 56 福永 09 サンライズキング 56 和田
11 リミットレスビッド 57 川田 16 シルヴァーゼット 56 池添
× 02 エンシェントヒル 54 生野 × 03 ロッキーアピール 57 山崎

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
7回 02年 3阪2ダ14、混、別、指 夏季番組移行 9R⇔10R スターリングローズ
8回 03年 3阪2ダ14、混、別、指 馬単・3連複発売   スターリングローズ
9回 04年 3阪2ダ14、混、別、指   9R⇔10R ニホンピロサート
10回 05年 3阪2ダ14、国、別、指 国際化、3連単発売   ブルーコンコルド
11回 06年 4京8ダ14、国、別、指 代替京都、2日→8日、別定規定変更 9R⇔10R  

【 考察 】
 京都での代替施行と日程変更、6月開催から7月開催に伴う3歳馬の基礎重量の変更が行われ、さらには当日の9Rと10Rを入れ替えて施行する日となった。

 ここまで来ると、新しく勝ち名乗りを受ける馬は、これまでの変更戦、最終戦加算歴を求めてくるのではないかと考えたくなる。

 そして、2日目から8日目に変わったことで、大なり小なり、夏季番組の洗礼を受けることも求めてくるのではないだろうか。

 そういった視点から馬を見ると気になるのが、シーキングザベスト。

 1000万を2勝しているが、ともに枠連ゾロ目決着のレース。
 その後、新設された千葉Sで2着。

 別定規定としては最終戦となるが、レース設計は昨年から据え置かれたコーラルSを4着と歩いた後、日程を変えた「別定1600万下」立夏Sで1着、そして「第10回」北海道SCで2着。

 ここを勝つのに何ら問題はないキャリアを積んでいる。

 同枠には、これも前走枠連ゾロ目で1600万下安達太良Sを勝ちあがったゼンノストライカーが配備された。

 チアズヒカリ、トシザヘネシーの回避で、この馬だけが夏季番組での賞金加算歴を持つ馬になったことにも注目して、シーキングから入りたい。

 相手馬だが、筆頭には前年2着馬サンライズキングをあげたい。

 この馬が昨年、賞金を加算したレースは、プロキオンS2着と北陸S1着。
 ともに、今年は変更され、この条件では行われていないことも考慮したい。

 ▲には第10回のガーネットSと当日の施行順を入れ替えた根岸Sを連勝したリミットレスビッド。

 その後は、祝日施行のすばるS、施行順変更日の欅Sで、いずれも2着に食い込んだシルヴァーゼットと枠連ゾロ目で仁川Sを勝ちあがったエンシェントヒル、元中央馬でかきつばた記念(名古屋)を勝ったロッキーアピールをあげたい。

【 買い目 】  馬連流し 計5点


【 結果 】
1着 -- 04 メイショウバトラー 2着 ◎ 14 シーキングザベスト 3着 ○ 09 サンライズキング
( ▲ 11 リミットレスビッド 6着 )

【 再考 】
 軸としたシーキングザベストが2着に食い込み、7枠の馬を軸としたことは正解。
 さらには○を打った3着馬サンライズキング(9番人気)もそれなりに走ってくれた。
 とはいえ、勝ったメイショウバトラーを無印。

 2年前の小倉大賞典(8日目、無冠最終戦)勝ち、同じく2年前の小倉記念(1回限りの無冠戦)、府中牝馬S、中日新聞杯、阪神牝馬S(いずれも賞金減額前最終戦)ですべて2着となった実績馬だが、何せ1年以上前のことであり、すべて却下していた。

 忘れたころに復活を遂げる。
 競馬界ではよくある話ですね……。
このページ最上段へ  トップページへ