●第20回 根岸ステークス(G3)● 
    1月29日東京11R ダート1400m、国際、別定、指定

    1月28日更新
    変更点 1日→2日、当日8R⇔9R
05 メイショウボーラー 59 福永 06 サンライズバッカス 56 佐藤哲
08 ニホンピロサート 57 小林徹 09 マイティスプリング 55 安藤
× 12 タイキエニグマ 56 柴田善      

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
16回 02年 2東1ダ14、混、別、指   9R⇔10R サウスヴィグラス
17回 03年 2中1ダ12、混、別、指 代替中山ダ12、馬単・3連複発売、別定規定変更 6R⇔7R サウスヴィグラス
18回 04年 1東1ダ14、混、別、指 代替戻り、別定規定変更 取消 シャドウスケイプ
19回 05年 1東1ダ14、国、別、指 国際化、3連単発売、賞金減額(4200→3900)   メイショウボーラー
20回 06年 1東2ダ14、国、別、指 1日→2日 8R⇔9R  

【 考察 】

 このレースの設計を見て気になったのは、日程変更と当日の施行順変更が同時に行われていること。

 昨年の夏以降、当日の施行順を入れ替えた日に行われた重賞は7レースあったのだが、前年の1着馬が出走したのはそのうち4レース(函館スプリントS、小倉記念、天皇賞秋、有馬記念)。

 有馬記念を除く3レースでは前年1着馬が連対した。

 では、有馬記念とその他のレースは何かというと、「本体に何らかの変更があるかないか」ということ。

 函館スプリントSは1着賞金の減額、小倉記念は混合化の1年目、天皇賞秋はいうまでもなく国際化が行われた。
 しかし、有馬記念は本体の変更は一切なかった。

 根岸Sは日程変更という本体の変更が行われる。
 そうなると、昨年の1着馬メイショウボーラーが出走する以上、連対は固いと見るのが妥当ではないだろうか。

 そのため、人気になるがこの馬を◎としたい。

 相手面は詳細は省力するが、ダート重賞を勝って増量馬となったサンライズバッカスとニホンピロサートを上位。
 押さえには取消戦ギャラクシーS勝ち馬のマイティスプリングと枠連未発売戦の師走Sを勝ったタイキエニグマを。

 全部人気馬のため、馬券は絞り込む必要があるかもしれません。

【 買い目 】 馬連流し 計4点
 

【 結果 】
1着 -- 07 リミットレスビッド 2着 × 12 タイキエニグマ 3着 -- 03 トウショウギア
( ◎ 05 メイショウボーラー 7着、○ 06 サンライズバッカス 6着、▲ 08 ニホンピロサート 8着 )

【 再考 】
 見事なまでに出番なし。
 勝ったリミットレスビッドは昨年のメイショウボーラーの辿った道を踏襲するかの如く、芝の最終戦が来年は同条件で施行されないレースの芝1200m戦でともに4着(メイショウはCBC賞、リミットはアンドロメダS)。そして年が明けてからダート路線に転身し、ガーネットSとここを2連勝。

 混合最終年のガーネットSと1日目最終の根岸Sを連勝したメイショウと、国際初年のガーネットSと2日目初年の根岸Sを連勝したリミットは裏表の関係なのだろうか。

 そうなると、施行条件が揃うフェブラリーSをどのように扱ってくるかが興味深い。

 一方の2着馬タイキエニグマ。
 この馬の力走はやはり、直前加算が非枠連併売戦となった7頭立の師走S1着歴がすべてではないだろうか。
このページ最上段へ  トップページへ