●第55回 日刊スポーツ賞 中山金杯(G3)●
     1月5日中山11R 芝2000m、国際、ハンデ

     1月4日更新
     変更点 国際化
15 ワンモアチャッター 57 横山典 09 ダンスインザモア 55 田中勝
05 コンラッド 54 柴田善 13 カンファーベスト 57 中舘
× 11 ユキノサンロイヤル 57 小野 × 02 メジロマントル 56 吉田豊

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
51回 02年 1東1芝20、混、H 代替東京 取消 ビッグゴールド
52回 03年 1中1芝20、混、H 馬単・3連複発売、代替戻り   トーホウシデン
53回 04年 1中1芝20、混、H     アサカディフィート
54回 05年 1中1芝20、混、H 3連単発売   クラフトワーク
55回 06年 1中1芝20、国、H 国際化    
 
【 考察 】

 京都金杯とは違って、当日の施行順変更はなく行われる。
 「ゾロ目開催、国際化元年」というレースは3連単発売後はないので、「国際化されたハンデ戦」という視点でみてみたい。

 そこで、サンプルを探すと、昨年国際化された「国際、ハンデ」のG3は中京記念と新潟大賞典となるのだが、両レースの連対枠をまとめてみた。
中京記念 条件歴 オープン歴
1着 メガスターダム 松籟S準(1着同着) (G2のみ出走あり、連対なし)
同枠 カゼニフカレテ (出走あり連対なし) (G3のみ出走あり、連対なし)
2着 サンライズペガサス 出走歴なし (G2のみ出走あり、連対なし 京都記念2着同枠)
同枠 オトコノユウジョウ (出走あり連対なし) 出走歴なし
新潟大賞典    
1着 エアセレソン 寿S準、難波S準 (G2のみ出走あり、連対なし)
同枠 ツルマルヤカニセ サマーS準(8頭)、但馬S準 (OP特別のみ出走あり、連対なし)
2着 カンファーベスト 出走歴なし (OP特別のみ出走あり、連対なし)
同枠 エリモマキシム 大原S準(9R⇔10R)、宝塚市制10 カシオペアS

 共通していることは、1着馬には1600万下の出走、加算歴があり、同枠馬にも1600万下の出走歴があること。
 一方の2着馬には、条件戦の出走歴がなく、オープンしか出走していないが、連対はしていないということがあろう。

 ちなみに、2レースとも、連対枠はそれぞれ同じ年の馬で組まれていた。

 出走馬15頭で見ると、1600万条件で加算歴を過去1年内に持つ馬はシェイクマイハートのみで、同年齢の馬で組まれている枠は4枠(4歳)と8枠(6歳)。

 ただし、今回は5歳馬が出走しない。
 途中に空白世代のある(最下級生以外のある年齢の馬の出走がない)重賞は昨年9レース。

 その中の1つ、朝日CCを制したワンモアチャッターがここにも顔を出す。
 同年のブラックカフェと組んだことを評価して、この馬を◎としたい。
 
 一方の相手馬だが、サンプル2レースはオープンの加算歴を持っていなかったが、軸馬の考え方を変えている以上、こちらも帰る必要があるだろう。

 条件戦しか走っていない馬が出走馬にいないので、相手には条件、オープンともに加算ありの馬を狙いたい。

 両方とも加算歴を持つ馬は古馬では◎としたワンモアチャッターしかいないため、4歳馬ということになる。

 コスモオースティン、コンラッド、シルクネクサス、ダンスインザモアといったところだろうが、この中では古馬相手に賞金加算歴のあるダンスインザモアを最上位視することになる。
 昨年のこのレースで1着同枠配置されたカナハラドラゴンと同枠になったことも好材料だろう。

 あとは、今年から「ラジオNIKKEI賞」とかわる昨年のラジオたんぱ賞を制したコンラッドを再度狙いたい。

 他の古馬では少々弱いというところはあるが、狙うならサンプルレースであげた新潟大賞典2着のカンファーベスト、今年条件が変更される日経賞を昨年勝ったユキノサンロイヤルと、同じく鳴尾記念を勝ったメジロマントルを×候補としてあげたい。

【 買い目 】  単勝と馬連流し 計6点
 

【 結果 】
1着 -- 04 ヴィータローザ 2着 -- 12 アサカディフィート 3着 -- 08 カナハラドラゴン
( ◎ 15 ワンモアチャッター 発走除外、○ 09 ダンスインザモア 9着、▲ 05 コンラッド 4着)

【 再考 】
 ◎ワンモアチャッターが本場場入場後に放馬して発走除外となり、馬券は全返還。

 こうなると、狙ったことは全く起きないので、印をつけた馬が全馬出番なく、無印馬の力走というのもうなずける。
このページ最上段へ  トップページへ