●第24回 ローレル競馬場賞 中山牝馬ステークス(G3)●
     3月12日中山11R 芝1800m、牝、国際、ハンデ

     3月11日更新
     変更点 5日→6日、国際化
04 ディアデラノビア 55 岩田 10 ヤマニンシュクル 56 四位
11 メジロトンキニーズ 52 吉田豊 15 コスモマーベラス 53 柴田善

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
20回 02年 1中5芝18、牝、混、H   外枠発走 ダイヤモンドビコー
21回 03年 3中5芝18、牝、混、H 馬単・3連複発売   レディパステル
22回 04年 2中5芝18、牝、混、H     オースミコスモ
23回 05年 2中5芝18、牝、混、H 3連単発売、賞金減額(4200→3900)   ウイングレット
24回 06年 2中6芝18、牝、国、H 5日→6日、国際化    

【 考察 】
 今年から国際化され、土曜日から日曜日に施行が変更となった。
 これが何を意味しているかの解釈が全てだろうが、過去の「5日目、混合」と一線を画すものとして受け取りたい。

 そこで、考えられることは大きく2つ。

 1つは、「同じ馬を起用して空洞化することで、新しい1着馬の存在を棚上げする
 もう1つは「今までの勝ち馬が通っていないような道を辿って中山牝馬Sにたどり着いた馬を探す」の2つ。

 言い方は失礼だが、前者に該当する馬は前年の1着馬ウイングレットに2着馬メイショウオスカル、3着馬チアフルスマイルと全馬揃って出走するし、他にも6月の愛知杯という2度とどの馬も経験できないところを経験したマイネソーサリスなど多数いる。

 また、これらの馬から絞り込むのも難儀だ。
 
 それならば、そういった消えてしまった古馬牝馬路線を通っていない馬がいたのならば?

 その馬に道をゆだねるというのも1つの手だろう。

 その代表格として、今回はディアデラノビアを狙い、相手にも古馬路線に入ってからは昼寝(?)を続けるヤマニンシュクルをあげたい。

 その後は、同距離のオープンしか出番がないのか?とでもいいたくなるようなコスモマーベラス、国際化されたダイヤモンドS2着でオープン歴を飾ったメジロトンキニーズの4頭でまとめたい。  

【 買い目 】 複勝11と馬連ボックス 計7点
 

【 結果 】
1着 ○ 10 ヤマニンシュクル 2着 ◎ 04 ディアデラノビア 3着 -- 13 ヤマニンアラバスタ
( 馬連 1350円 )
( ▲ 11 メジロトンキニーズ 8着 )

【 再考 】
 とりあえず馬連本線的中。
 6日目に日程が変わったということで、昨年までとは違う道を辿ってくることを求めてみたが、それはあっていたようだ。
 枠を見たときには強気に推せなかった。

 ◎を入れたディアデラノビアの同枠が、今年から賞金別定規定を変えるクイーンSを勝ったレクレドール。
 この馬は前走の京都牝馬Sでも2着同枠馬となっており、この馬が同枠馬配置されることが果たして適切なのかどうかということに迷ったのも事実。

 一方の勝った○ヤマニンシュクル。
 一昨年の秋華賞2着以来、連対していないため、古馬路線では事実上、フレッシュな経歴を持つ。
 この馬が新生した6日目中山牝馬Sを制したのは、旧制度馬の排除と考えるのならば納得はいく。

 そうでなければ、脚力上位であるこの馬が古馬路線で出番なしということはなかったはずだ。
 
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