●第40回 共同通信杯(トキノミノル記念)(G3)● 
    2月5日東京11R 芝1800m、3歳、混合、別定、特指
    2月4日更新
    変更点 別定規定変更
02 ショウナンタキオン 57 田中勝 01 アドマイヤムーン 57 武豊
06 フサイチリシャール 57 福永 09 ブラックバースピン 56 松岡
× 03 マッチレスバロー 56 後藤      

【 過去4年経歴 】
回数 年、日程、条件 変更点 当日変更 1着馬名
36回 02年 2東4芝18、3歳、混、別、特     チアズシュタルク
37回 03年 2中4芝18、3歳、混、別、特 代替中山、馬単・3連複発売、馬齢重量変更   ラントゥザフリーズ
38回 04年 1東4芝18、3歳、混、別、特 (代替戻り) 枠連ゾロ目 マイネルデュプレ
39回 05年 1東4芝18、3歳、混、別、特 3連単発売   ストーミーカフェ
40回 06年 1東4芝18、3歳、混、別、特 別定規定変更    

【 考察 】
 昨年の2歳チャンピオン、フサイチリシャールがここから始動する。
 
 同距離のきさらぎ賞(京都)が来週に行われるが、全く同じ個性の2頭がそれぞれのレースを制することは無いと見ている。
 そして3歳馬の最高峰、東京優駿から見ると、きさらぎ賞に比べてこのレースが1週遠い位置に置かれている。

 「ダービーから1週遠い」 とは何を意味するか。
 裏返せば、「2歳戦に近い」ということであり、2歳時の力関係を反映させるレースになるのではないかということだ。

 きさらぎ賞は、前走で3歳500万特別を勝ち上がった馬がここ4年間連続して制しているが、共同通信杯は3歳500万特別を走った馬は最高でも2着どまりという事実がそれを物語っているだろう。

 レースの歴史を見ると、一昔前の「共同通信杯4歳S」から、馬齢表記の変更に伴って現在の「共同通信杯」と名を変えたのは01年(35回)のこと。
 
 それ以降、何らかの変更があった年は、オープン在籍で必ず夏番組を経験した馬が勝っている。
回数 1着馬名 デビュー 備考 2着馬名 デビュー 備考
35回 ジャングルポケット 9月札幌 札幌3歳S1着、ラジオたんぱ2着 プレジオ 10月東京  
37回 ラントゥザフリーズ 6月函館   タカラシャーディー 4月道営  
39回 ストーミーカフェ 7月函館 札幌2歳1着、朝日FS2着 ダイワアプセット 10月東京  

 (36回は変更なし、38回は前年代替の戻りのため変更なしと扱う)

 今年はどうか。
 夏デビューを求めるのならば、大本命となるであろうフサイチリシャールが秋番組デビューのため消える。
 そして候補は2頭。
 
 昨年夏の新潟王者ショウナンタキオンと札幌王者アドマイヤムーン。
 このどちらかが勝つのではないだろうか
 
 それならば、2度と行われない「ラジオたんぱ杯2歳S」勝ちのアドマイヤよりかはショウナンを上位評価したい。  
 相手にはアドマイヤを筆頭。

 一本人気となりそうなフサイチリシャールだが、連に絡むのならば相手はアドマイヤとみて▲評価

 その後は、2勝馬のブラックバースピンとマッチレスバローを押さえたい。
 印は朝日杯前に2勝目をあげたブラックを上位とする。

 馬券的には◎から流しとアドマイヤ−フサイチを買いたい。

【 買い目 】 ◎の単勝と△、×への馬連、○−▲の馬連 計5点 


【 結果 】
1着 ○ 01 アドマイヤムーン 2着 ▲ 06 フサイチリシャール 3着 × 03 マッチレスバロー
( ◎ 02 ショウナンタキオン 4着 )
( 馬連 230円 )(参考:馬単、3連複、3連単)

【 再考 】
 「やはり」という結果だった。
 勝つのはショウナンかアドマイヤ、フサイチが来るなら相手はアドマイヤと本文中に触れたとおりの結果。

 低配当だが、きちんと読めたことが収穫だった。
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