●第13回 平安ステークス(G3)● 1月22日京都11R ダート1800m、国際、別定、指定 1月19日更新 変更点 国際化
【 過去4年経歴 】
【 考察 】 今年はこれまでの「混合」から「国際」と変更された。 新馬券発売や賞金の減額、それに当日の施行順変更や出走取消などが多々行われたこのレースだが、根本的な変更は2日目から8日目に変更された第7回(00年)ということになる。 その「8日目施行第1回」の平安Sは前年(出走取消あり)の覇者オースミジェットが勝った。 今年も前年(9R⇔10Rの施行順変更日)覇者のヒシアトラスが再度出走する。 ならば、今回こそは「ヒシアトラス流しでただ貰い!」と行きたいところだが、気になる点がある。 それは、8日目移行後のこのレースは「カク地(いわゆる公営馬)」の出走が0または1頭のときは、増量馬が勝てず、勝った馬は前走で同距離の別定OP特別を勝っているということ。
こうなると、今回は昨年に比べ1K増量され、さらに前走が勝ったとはいえハンデ戦化したベテルギウスS。 これだけならば、ヒシアトラスには苦しい戦いを強いられることになる。 しかし、今年の出走馬16頭を見ると、前走で別定のOP特別を勝った馬が出走していない。 また、このレースは直近1年間の京都のダート重賞(平安SとアンタレスSの年2レースでともに1800m)の1着馬にはそれなりのポジションを与えていることも伺える。 (資料は成績が手元に揃っている02年以降の4年間)
前年から何の変更も起きなかった04年でさえ3着同枠。 「国際化」という1つの大きな変更点を持つ今年ならば、連対は十分に可能であると受け取りたい。 そして、相手にはオープンの京都ダートでの連対歴を持つ3頭とベテルギウスSのコピーとなるアンドゥオールを付け加えた合計4頭としたい。 【 買い目 】 馬連流し 計4点 【 結果 】 1着 -- 02 タガノゲルニカ 2着 ▲ 10 ヴァーミリアン 3着 -- 08 ハードクリスタル ( ◎ 07 ヒシアトラス 5着、○ 14 ベラージオ 着 ) 【 再考 】 同日に関東で行われたAJCCと同じく、過去1年内の重賞未勝利馬が勝った。 ヨコに見ることだけで、取ろうと思えば取れたレースでもあったが、京都歴とタテの流れに拘ったこと、さらには前走ベテルギウスSが出走取消戦であり、さらには別定OP戦を勝った馬が不在の中ヒシアトラスに◎を入れたのはミス。 あと○ベラージオは出遅れて終了。 とはいえど、やはり7頭立で非枠連併売戦の師走Sを連対してきたことが邪魔だったんでしょう。 勝った--タガノゲルニカは京都歴がなかったことで評価をさげたが、同じ1600万下勝ちを前走に持つワイルドワンダーと違って当日の施行順変更のない日の勝ち馬。前走同じく据置戦の春待月Sを勝ったマイネルボウノットと同枠となった時点でこちらを素直に狙う手もあったし、直前戦に別定OP勝ち馬がいない時点で重賞を前走で勝っているヴァーミリアンを狙う手もあった。 そこまで見えていないのはまだまだ甘いということなんでしょう。 |