●第13回 函館スプリントステークス(G3)● 7月2日函館11R 芝1200m、混合、別定、特指 7月1日更新 変更点 別定規定変更、当日6R⇔7R、8R⇔9R
【 過去4年経歴 】
【 考察 】 条件戦の変更にともなって、オープンの別定規定もこのレースから書き換えられることになった。
今年から「サマースプリントシリーズ」が導入されたこともあり、その開幕戦となったここはそれに見合った経歴を持つ馬が現れると考えていた。 しかし、今後へのサンプリングレースとなることを見込んでいたものの、登録馬の段階からそういった馬はほとんど見当たらず、さらには当日の古馬500万下の施行順序を入れ替えた(6R⇔7R、8R⇔9R)ことで、最終戦の焼き直しとなった。 そうなると、上表でもあげているように、取消戦となった一昨年、さらには「5000万ごと1K増」別定規定最終戦となった昨年の函館スプリントSを連覇したシーイズトウショウが、今回も勝ち3連覇を達成するという構図が見えてきたのではないだろうか。 参考 過去3年間 シーイズトウショウの前走と直前加算歴
また、フサイチホクトセイが持つ「1600万下2勝(昨年の飛騨S、新潟日報杯)歴」という、今後はそういった経歴を積みたくてもつめない馬がシーイズトウショウと同枠配置されていることから考えても、今回は人気だろうがここから狙いたい。 相手筆頭には、昨年まで施行されていた「12月の別定G2」CBC賞という、これも今後は参加したくても参加できないレースを勝ったシンボリグランをあげたい。 その他では、祝日施行のバレンタインSを勝ってオープン入りしたトールハンマー、リニューアルした阪急杯を2着同着という結果になった1600万六甲アイランドS勝ちから繋げたブルーショットガン、代替施行した1600万サンライズS勝ちでオープン入りしたマイネルアルビオン、シーイズトウショウと同枠配置されたフサイチホクトセイといった変更戦1600万下を勝った馬たちを相手にしたい。 【 買い目 】 馬連流し 計5点 【 結果 】 1着 -- 12 ビーナスライン 2着 ◎ 06 シーイズトウショウ 3着 × 11 ブルーショットガン ( -- 02 ダイワパッション 出走取消 ) ( 参考:枠連 1680円 ) 【 再考 】 1着馬ビーナスラインは1000万下を2勝している身で、今後は再現不可能になるキャリアを持った馬だった。 さらに、同枠のブルーショットガンがオープン入りしたのは、1600万六甲アイランドS勝ちだったが、これは本文中にも挙げたとおり、2着同着。 同着戦は「正解の馬券が2つある」という形になり、形を変えた変更不可戦で、当日の施行順変更戦と同様の扱いをレースにしているが、この2頭の組んだ7枠と、函館SS2勝歴のシーイズトウショウ、1600万下2勝歴のフサイチホクトセイが組んだ4枠が馬券になった。 ◎を入れたシーイズトウショウが1600万下未経験(パス)の身であり、1000万までしか勝ちのないビーナスを狙えないこともなかったが、「1600万下勝ちなし」を軸に据えた以上、相手には1600万下勝ちを求めてしまった。 人気になったシーイズトウショウの対極という見方もできただろうが、一気にそこまでは狙えずじまい。 ちなみに、2着に入ったシーイズトウショウに◎を入れた理由は本文中に述べているため、考察では割愛します。 |