●第42回 農林水産省賞典函館記念(G3)●
7月23日函館9R 芝2000m、混合、ハンデ、特指
7月22日更新
変更点 当日10R⇔11R
◎ |
07 マヤノライジン |
55 池添 |
○ |
03 エリモハリアー |
56 安藤 |
▲ |
01 タガノデンジャラス |
56 岩田 |
△ |
06 ストーミーカフェ |
56 武幸 |
× |
13 ニシノデュー |
54 四位 |
× |
14 マイソールサウンド |
58 角田 |
【 過去4年経歴 】
回数 |
年、日程、条件 |
変更点 |
当日変更 |
1着馬名 |
38回 |
02年 2函4芝20、混、H、特 |
6日→4日、馬単・3連複発売 |
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ヤマニンリスペクト |
39回 |
03年 2函4芝20、混、H、特 |
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エアエミネム |
40回 |
04年 2函4芝20、混、H、特 |
11R設計→9R設計、50周年記念 |
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クラフトワーク |
41回 |
05年 2函4芝20、混、H、特 |
3連単発売 |
取消、枠連ゾロ目 |
エリモハリアー |
42回 |
06年 2函4芝20、混、H、特 |
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10R⇔11R |
|
【 考察 】
まずは、今年から行われることになった「サマースプリントシリーズ」「サマー2000シリーズ」から振り返りたい。
函館スプリントS(別定規定変更、取消あり、当日6R⇔7R、8R⇔9R、3歳馬取消)
前年1着馬 → 2着
1着 ビーナスライン |
直近1年内1000万2勝 |
古馬OP歴なし |
全戦条件 |
同枠 ブルーショットガン |
2着同着六甲アイランドS1着歴あり |
変更戦阪急杯1着 |
|
2着 シーイズトウショウ |
前年入れ替え戦1着馬 |
変更戦CBC賞1着 |
通年OP |
同枠 フサイチホクトセイ |
1600万下2勝、8頭立新潟日報賞1着 |
古馬OP歴なし |
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アイビスSD(3回6日→2回2日、別定規定変更、指定→特指)
前年1着馬 → 着外
1着 サチノスイーティー |
前走定量化白河特別1着 |
古馬OP歴なし |
全戦条件 |
同枠 レイズアンドコール |
直近1年内1000万2勝 |
古馬OP歴なし |
全戦条件 |
2着 マリンフェスタ |
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(3歳馬) |
同枠 ステキシンスケクン |
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変更戦アーリントンC1着 |
(3歳馬) |
七夕賞(国際化、3歳馬出走なし)
前年1着馬 → 不出走
1着 メイショウカイドウ |
最終北九州記念、小倉記念、小倉大賞典1着 |
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通年OP |
同枠 ユキノサンロイヤル |
最終日経賞1着 |
|
通年OP |
2着 コンゴウリキシオー |
最終きさらぎ賞1着 |
変更戦金鯱賞1着 |
通年OP |
同枠 エクスプロイト |
直近1年内1000万2勝 |
|
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今年の函館記念は、番組表記載の10Rと11Rの施行順を入れ替えて競馬を施行する。
そうなると、「1000万下2勝馬と重賞勝ち馬」が組んだ枠から狙い打てば勝利となるはずなのだが、函館記念に出走する16頭に今年の重賞1着歴を持つ馬はいないうえに、その「1000万下2勝歴」を持つ馬たちには「1600万下の勝ち歴がない」。
しかし、今回も当日の施行順を変更する以上、再現不可能な経歴を持つ馬を狙いうつことは可能だろう。
そこで、前走の1600万下下鴨S勝ちがひっかかるのだが、「1000万下2勝歴」を直近1年内に有するマヤノライジンは狙いたい。
相手には、施行順を入れ替えた函館SSで前年1着馬が連対できていることから、前年1着馬のエリモハリアーが筆頭。
その後は、施行順入れ替え日のメインレース:オーストラリアTを勝ったタガノデンジャラスをあげたい。
また、七夕賞を勝ったメイショウカイドウは再現不可能な小倉3冠戦を勝っていることのみならず、連対した重賞ではすべて翌年何らかの変更を受けていることもわかる。
参考:メイショウカイドウの重賞連対歴
年、レース名、着順 |
当年変更点 |
翌年変更点 |
04年 北九州記念2着 |
|
10R施行、賞金減額 |
04年 小倉記念 1着 |
50周年記念、混合→無冠 |
10R施行、混合化 |
05年 小倉大賞典1着 |
8日→6日、混合化、賞金減額 |
6日→5日 |
05年 北九州記念1着 |
10R施行、賞金減額 |
2回2日1800別定→3回2日1200ハンデ |
05年 小倉記念 1着 |
10R施行、混合化、11R⇔12R |
3回2日→2回6日 |
06年 七夕賞 1着 |
国際化 |
|
七夕賞2着のコンゴウリキシオーにも3歳時に「1600万ごと1K増」という今年変更されたことで再現不可能な別定規定を持ったきさらぎ賞を昨年勝っている。
今回も再現不可能な別定重賞 共同通信杯を3歳時に、これまた58Kという再現不可能な重量(現在の3歳限定重賞は57Kまでのため)で勝ったストーミーカフェを押さえる。
あとは、ファストタテヤマの回避により、前走G1の馬がただ1頭となったこともあるが、前走有馬記念シンガリ負けという経歴が気になるマイソールサウンドと枠連万馬券決着となった晩春Sを勝ってオープン入りしたニシノデューの7枠両馬を穴で狙いたい。
【 買い目 】 枠連、馬単流し 計9点
【 結果 】
1着 ○ 03 エリモハリアー 2着 -- 04 エアシェイディ 3着 ◎ 07 マヤノライジン
( ▲ 01 タガノデンジャラス 9着 )
【 再考 】
当日の施行順変更ということもあったのだろう。
○エリモハリアーが連覇を達成した。
その結果、サマースプリントシリーズ、サマー2000シリーズに出走した前年1着馬はこのような結果になった。
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前年1着馬 |
本年着順 |
昨年変更 |
本年変更 |
函館SS |
シーイズトウショウ |
2着 |
施行順、賞金減 |
取消、施行順、別定規定 |
七夕賞 |
ダイワレイダース |
不出走 |
前年記念 |
国際化 |
アイビスSD |
テイエムチュラサン |
着外 |
午前施行順、国際化 |
日程、別定規定、指定→特指 |
函館記念 |
エリモハリアー |
1着 |
施行順、取消、枠ゾロ目 |
施行順、枠ゾロ目 |
当年の施行順を変更した混合戦のみ、前年1着馬に出番が来ている。
今回も、当日の施行順を入れ替えたことで、エリモハリアーに出番が来たのだろう。
ただし、1000万条件連勝馬がいたにもかかわらず、駄賃で1600万まで勝ってしまったマヤノライジンを連対馬にすることができなかったので、致し方なく、枠のゾロ目を2年連続で出すことで空白化を図ったのではないだろうか。
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